BLG:2012-7-3--;
Be thankful for innocence
一昨日、KGBにビールを取られたが、その訳がわかった。
昨日発売の「文春」を買ってこいと私にメールを打ったがナシの礫で、、、。モーロク親父が当てににならないことがわかったのか、KGBは自分でどこからか仕入れてきた。
私は、仕事の合間にこっそり読んでみた;
文春今月号のトップに評論家の立花氏の記事があった。
「ベトナムの真実」。知っているつもりで実は何も知らない。西側の情報だけで、北ベトナムは終始「見えない世界」だった。このことは、現在も同じ政治形態の地域で変わっていない。結論は、「兵站」の確保がすべてを決めたという事実と、用意周到で始められた戦争に、アマちゃんの西側が最悪の戦いを続けたということ。
日本帝国陸海軍は、「兵站」の思想が無かった。それが日本の自信を喪失させ、その後「北の戦略」が大国米国の精神的土台を打ち砕いたといえる。
そして、「卒業」。
作家の曽野綾子氏は、40年間代表を務めた民間援助グループを卒業し、新たなプロジェクトにとりかかっている。「世界中が泥棒だらけであること」、「世界最低の貧困の実態」を知ることによって、ますますファイトが湧き出る、不思議というかオーラすら感じる人物と思っている。
私の疑問は次の文章を読んで氷解した。「日本では直接に人の命を救う機会などはほとんどない、、、(中略)、しかしアフリカでは、その劇的な瞬間の片鱗に出会える。」
その他注目すべきは次の二つだけ、あとは期待外れ
「日本は甦る JAL V字回復の真実 」 稲盛和夫
「新世界地政学12」 船橋洋一
後者では、独仏の長期戦略の食い違いをズバリ指摘、なるほどと感心しきり。
特に稲盛さんは著書「ガキの自叙伝」でわかるそのまんまの人物で、再起不能といわれたJALを蘇らせた。「親方日の丸」の旧経営陣を「八百屋も経営できない」と評したのは3年前。かような放漫経営が野放しになっていたことに驚くよりも、まずトップの意識改革から始めたという。途中で先の大震災に遭遇するも、その頃には現場の意識も一新しており、一時的な赤字で直ぐ黒字に転じている。
ナントカショックだ円高だなどと言い逃れをしているお歴々には、ちょっと遅いが今からでも爪の垢をどうぞ。
夕飯はKGBの手抜きで、身近なパスタ屋さん。急に雨が降り出したので急遽そこに入った。KGBは機関銃の如く私に話しかけるが、私は適度に遮蔽物を探して火縄銃を構えるのがやっと。じっと傾聴するがナントカだと、ものの本に書いてあったが、何かすっきりしない。それはこの高湿度によるものか、あるいはダルちゃんの登場ないためか。それにしても、本場は甘くない。
巷のニュースはパンダがどうのこうの。そんなことに浮かれるマスコミは??
「コクミンがどうのこうの」という呆れたネーミングの政党が発足したという。顔ぶれを一瞥、むべなるかな。
もうひとつ、大津市中学の事件で警察が動く。
異例だと喚くオカタもいたが、「管理」していた教育関係者のこれまでの対応の方がよっぽど「異例」だった。
さあ気分転換を。
けふのラジオは、縮緬で有名な丹後生まれの桑村さん。料亭に嫁いできた頃、昭和39年、先代はバスの発着場近くで旅館の将来性に疑問を持つ。昭和43年に、後援会の援助で山地に移動する。その後、宴会や宿泊の減少や地理的に経営に先細り、ジリ貧を恐れて京都へ進出。料理に特徴を持たせるべく、工夫。いろり料理とカニを結びつけ、カニを焼く料理を初めて思いつく。昭和57年に、人口の多い都会への進出は、地元からの猛反発を受けながらも決行。丹後縮緬の衰退が見えていたからと語る。
言葉で云々よりも、実行することの重み、「それしかない」という思い、自分にプレッシャーをかけて、前に行くしかないと決心した。
飛び込み作戦。お金が無いので、貸してほしいと、頼むと偶然知り合いの知恵を借りて銀行などでお金を工面。無茶苦茶に頼み込んでお店を出す。
京料理に田舎の発想を取り入れ、季節感を重視、輸送で新鮮なカニを仕入れる。囲炉裏を作り、カニを焼く料理を始める。斬新なことに当時、コンピューター管理を始めた。それで顧客管理。二度と同じ料理を出さない、仕込みの段階で板場と話し合い部屋ごとに異なる料理を出す。お客のニーズ、桑村さんのニーズを押し付けるように、料理の中身を工夫した。
新しい京都駅を見て、直感でここに進出を決心。切り口を変えて、一部の文句もあったが、
恥も外聞も無く人から聞く。ずうずうしさ。知らないことはありがたい。理念は「素直になれ」。情熱と熱意、素直、いずれも反語、自分の尻を叩くための理念だと語る。
Be thankful for innocence
けふの誕生花は、矢車草
花言葉は「優雅」、「幸福」
けふの一句;
「灯(ひ)の映る ものの多くて 夏料理」 鈴木たかお
2012-07-12 04:56:37| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Fish for the moon
「プロアナウンサーの伝える技術」(石川 顕著、PHP新書 - 2011)を読んでたら、「とちらないテクニック」として毎日練習していた早口言葉に「日韓問題懇談会」、「日韓」で「間」をとれば「日韓・問題懇談会」と一発でいえる、との記載あり。
9日夜のTVニュースで、在韓日本大使館にトラック突っ込む 事件あり、60歳の男が拘束されたという。竹島問題で抗議とのことだが、大使館前に反日団体が設置した日本統治時代の慰安婦を象徴する少女の像が問題らしい。
これは、常識では考えられないことで、流石に何にもしないセーフは抗議したらしい。まあ、かのお国は、感情をそのまま表現することに何ら抵抗の無い文化であるにしても、いくらなんでもと、私みたいなイイカゲンな人もフツーは感じるだろう。件の男性は、先月、その像にある日本人が「竹島は日本の領土」と書かれたくいを縛り付けたことに抗議したらしい。口先だけで全然動かない日本政府は今に始まったことではない。おそらく、その日本人は、当然の意思表明として行動したのだろう。
何事もオンビン第一のお偉いさん。さて、どのように対応するのでしょうか?
一昨日は「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」を読んだ。著者の若宮健氏は、2007年の6月、たまたま訪韓時に前年かの地でパチンコが禁止されたことを知った。
ソレガシも、偶然図書館で眼にしたのでわかったが、どうやら日本のマスコミでは報道されていないようだ。
何故だろうか。
日本の報道体制は、伝えないことが意外と多いことに気づくべきだろう。
先の大震災の大混乱でわかったように、肝心のとことは、どこかでフィルターをかけている。
ある評論家は「伝えラレナイ情報」にこそ、重大なポイントがあると書いていた。
さて、この本に書かれたポイントは、お決まりの「カネと利権」。
筆者は「数千人の利益のために、数百万人を泣かせる業界」と書いている。
私のお世話になっている地方都市で、一番目立つTVコマーシャルはパチンコ店。数多のお店が競い、何だかわからない企業がどうやらその業界とわかるなど、ナチスのゲッベルスも真っ青の宣伝だ。マスコミにとって、視聴率如何が全てであり、その金づるとなる企業の利益とは、当然tightな関係になる。したがって、マスコミにモラル・矜持を求めることは、
木に縁りて魚を求むと同じこと。
昨夕は、駅北のホテルで勉強会。半分は薬屋さんの宣伝だが、この日の演者はプレゼンテーションが上手い。肩書きは某大学の講師、ペーパーしかみていない教授クラスよりはずっといい。現場の盲点をズバリ指摘。久々の大満足で、ブラームスを聴きながらネグラヘ戻る。録音はサイトウ記念の小澤、(一方の小沢セイジはシントウ云々?)いつもチケット取れないとブツブツ。
でもカラヤンよりはずっといい。でー、アニハカラヤンや冷蔵庫を開けるとビールが無い!!
ルンルン気分は一挙に奈落の底へ。テキKGBに先を越された。
けふの誕生花は、ハイビスカス、仏桑花
花言葉は「常に新しい美」
そしてけふの一句;
「屋根ごとに 魔除獅子置き 仏桑花 」 轡田(くつわだ) 進
久しぶりのお日様が顔を出す;さて、大リーグのオールスターが始まる。
ダルちゃんの活躍を!
2012-07-11 05:01:07| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Fire works and education
曇天下の昨日夕刻、ネグラの窓外にズトーンと鈍い音がする。夕飯の準備などそっちのけでKGBは窓のレースカーテンを開けた。そういえば、キヨミズさんの日。無様にソファーでゴロ寝してナンプレをしていた私も、KGBの肩越しに打ちあがる花火を見る。
長女がお腹にいた夏の日。東京隅田川の花火が再開された。たまたま暇だったのか、横浜からノコノコ出かけた。両国橋の上は、夥しい人の列で、お巡りさんがスピカーで立ち止まらないよう喚いていたが、前が痞えていて足を踏まれそうだった。シュルシュルと音がして、ズンとハラに響く音がすると同時に光の輪が輝く。これが花火の醍醐味。体全体で感じる芸術・アートが花火だと思う。
その時お腹にいた娘は、嬉々としてキヨミズさんに出かけていった。残されたオイボレの二人は、夕飯も忘れてボーっと外を見ていた。かようにボケは進行するのだろうか。
ラジオは、昨日に引き続けて、教育を問い続ける94歳の田中さん。「教育はアートである」
戦後の積み残した遺産を清算しないことには、先へ勧めない。学校教師は「使役」動詞。上からこれこれさせる言葉の影響を考える。
英語では”Would you ,,,,,,?”など。
こどもはみんな違う。
両親から30億の遺伝子情報が混在して、刻印が全て違う。あえて同化して束ねることの愚かさを指摘。こどもたちは、自ら変わる可能性、他者とのかかわりで如何様にも変わっていく。お互いに尊重していく心構え、、、
「情報を吸って生きている」
教育なんて、人間の作り物、生物はすべて学習で生きてきた。主役はこども。どこでどう変わるかわからない、社会という複雑なしくみに晒される。
同化でなく、共に育つ教育とは「アート」である。違う存在が「響きあう」、そのような環境を演出するのが教育者。
命の大切さを、ありのままに自然を見せる大切さ、
モノや金ではない、いのちの大切さを感じ取ることの大切さ
夢に始まり、夢に終わる
と熱く語る94歳の太田たかしさんだった
誕生花はバラ科のシモツケソウ、花言葉は「整然とした愛」
「なだめても 首横に振る 扇風機」 中原みちお
「なだめても 頸たくましく KGB」 DadKoala
2012-07-10 04:39:01| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Miffy and Islam
MP3 Player Miffy が届いてた。
先日、人様のBLGに感化され試しに2個購入したもの。幸いKGBはお出かけ、羽を伸ばせる至福のひととき。
日曜日の鬼のいぬ間のなんとかで、片方だけ充電して曲をインプット。
Miffyはオランダ生まれのウサギ、ディック・ブルーナはユトレヒト生まれという。
受験勉強の頃、1713年スペイン王位継承戦争の講和条約というのがあった。当時の世界帝国スペインは、サッカーのヨーロッパリーグ連覇で浮かれている。
昔、学生時代に憧れたセゴビアのギター曲全集があった。昔のごっついiPodを探し出し,データを移した。
タルレガの「アラビア風奇想曲」、ハーモニックスの弾きかたを何度も繰り返して練習した懐かしいメロディー。
ジュリアン・ブリームやイエペスよりも、ちょっとイヤラシイ弾きかたをするセゴビアの太い左指遣いは、映画で見ていて気持ちが悪くなるほど柔らかだった。
定期演奏会の前日にはアンドレス・セゴビアの顔写真がある新しいギター絃に全て張り替えて、チューニングをした。 440Hzの音叉は必需品で、絃を張ってから音程が落ち着くまでスケール、アルペジオなどを弾き込んだ。
その昔、スペインはギターの聖地であった。
かのタルレガのもうひとつの名曲「アルハンブラ」(正しくは、、アルハンブラ宮殿の想い出)もイスラム文化が強烈に残っている。当時のイスラム文化は卓越していて、美しいドーム建築など未開(?)のキリスト教徒へ及ぼした影響は大きいと聞いている。この2大勢力は"collision"を繰りし "collapse"あるいは "collusion"(共謀;きょうぼー、凶暴ではないがいいずれも同じようなもの)など、生き延びるために知恵を巡らせている。
お人よし(早い話は△□)のわが国は、その魑魅魍魎に、最高のおぼっちゃま軍団で応じている。対等に張り合えるとは、とても思えない。かくて、血税は無駄に遺棄されていく。
今朝は新聞がない。TVニュースによると、「アフガン支援160億ドル超 東京宣言採択」があったらしい。
アフガンは、9.11がらみで米国の思い入れは尋常ではない。日本の立場は如何?あるいは遺憾?? イイカゲンな私は呆然と傍観するだけ。
したたかな「刈る財」。このイワクつき人物が何故西側との交渉代表者となったのだろうか。「暫定」政府でしかないはずが、月日は流れて居座っている。
かの一族は超有名な○△で、お金はどぶに捨てたほうがずっといいと思う。見ん主党政府は、こども手当てや拘束料金などバラマキを繰り返し、ついでに尻馬に乗って30億ドル(約2400億円)もの援助を表明している。
シタタカなるお方、この人物は東京へ来る途中、北京に立ち寄っている。目的は明らか、ミエミエ。
見栄と虚栄心の各国代表は、簡単に騙されている。
「カルザイのものはカルザイに、神のものは神に」?
ややこしいが、カイザルはかのカエサルとは違うらしい。
さて、高校の世界史で習った記憶によると、紀元前4世紀には若きアレキサンダー大王がカイバル峠を越えてパンジャーブ地方に侵入している。紀元前4世紀には若きアレキサンダー大王がこの峠を渡っている。しかし、勇猛果敢で知られるパシュトゥーン人に打ち破られ、帰途マラリヤで没している。
かの「刈る財」は、このパシュトゥーン人の末裔らしい。
「本当のワルは、自分の手を汚さない」巧みな交渉術で援助を要請する歴々、どこにもゴロゴロいる。
さて、巷にあふれるドーホー、「ハゲに悪人はいない」という俗説の信憑性は??
何か変だと思いきや、けふは新聞がない。そこで、テキトーにチェックすると
http://topics.nytimes.com/top/news/international/countriesandterritories/japan/index.html
Who is to Blame for the Fukushima Nuclear Crisis?
誰も責任を取らず、足踏みを続けている不思議な国をレポートしている。自分の属する組織の走狗となった人々、肩書きだけで恫喝扇動する人物や、従順で"tamed lamb" の一般国民の側面をそれぞれ指摘している。
2012-07-09 05:54:34| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Tanabata and KABUKI
七夕の夜、普段の行いもニンソーも悪いのか お星様は雲の上。
笹の葉 サーラサラ、、、いつものハーラハラ、ドタバタが続く
夕飯は、KGBに連行されて、駅近くのハンバーグ店へ。語源不明のカタカナだかアルファベット名のそのビルは、土曜の夜は混んでいた。食事のできるお店が5階に幾つかあるお目当ての所へ直行。人気店らしく、すでに15-6名が並んでいる。予約担当のネーちゃんに聞くと30から40分待ちだという。私にとって、それは天文学的数字、ジッと待つことが出来ない私は、同じフロアの本屋さんへ。
入り口に検索端末が数台あり、タッチパネルで書籍をチェックできる仕組みになっている。テキトーに探すが、画面展開が遅いので、あまり役に立たない。ずらーっと並ぶ本棚の森に入る。文庫・新書のセクションをざっと見渡す。
電子書籍がどうのこうのと言われているけど、私にとって紙の本が、本屋に並ぶ諸々の中から選ぶ楽しみ、それを手にとって、ざっと中身を一瞥できるのは昔ながらの利点だと思っている。あるいは電子書籍についていけないヒガミかもしれない。
2冊ほど選んでたら、携帯が鳴って呼び戻された。カウンターでバイトのネーちゃんがカバーをモタツきながらかけるので、もう一冊は紙だけもらってKGBの待つお店に戻る。逆鱗に触れないよう買った本を差し出すと、一冊をボッシューされてしまった。私は岡本太郎の本、テキはおなじみ曽野綾子さんのエッセー。読み出して数分もしないうちに、新聞の記事の方がいいと文句を言われる。そこへビールじゃなくてジュースが来てとりあえず休戦。
けさのラジオは
松尾塾、25年前にこどもへ歌舞伎を教えるべく大阪で始めた松尾ひで子さん。
嬉々とした語りかけで、耳に優しく飛び込んでくる。
ご自身が親から教えられてきたので、立ち上げたとのこと。
入会費も月謝もない、財団のバックアップで
礼に始まり礼に終わる、縦社会のけじめや躾など、世間では当たり前のことを教えることから始まる。
85歳になって「こども歌舞伎」を始めた親、2年後に平成元年が第一回の公演。完成が豊かな時にこそ一流に接することが大切だと説く。
当時、東京に住んでいた現塾長は、母親の亡くなる前にスタッフから言われた;
親孝行を教えているから、追前公演をすべきと
こどもは真っ白な紙、教えることの怖さも自覚
一年一年成長していく様子をみる楽しみも
そのこその子で異なる性格を、見分けてどの役にするか、演目を選ぶなど楽しみもある。
25周年記念公演の「勧進帳」にかける意気込み
そして、塾生たちの成長振りを見る喜び
様々な子、「あなた不器用ねえー」と笑ってしまうような子など
教えることに倍のエネルギーを使うが、学ぶことの多い生活に生き生きとする79歳
http://www.kodomokabuki.jp/
2012-07-08 04:48:25| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Milky way and all stars
タナボタならぬ七夕を控え、世界一のプラネタリウムがオープンするという。1億4千万の星、特に「天の川」の無数の星ひとつひとつをLEDで表現できる装置が素晴らしい。
昔、渋谷に星を観に行ったことがある。
天の川の美しさに息を飲んだドームはいつのまにか消えて、歳月は流れ、私はアマノジャクになった。
星といえば一徹・飛雄馬。英才教育ドコンジョで一世を風靡いた。
ダルちゃんはどうだっかは知らないが、ちゃかちゃかしたSくんのいる日本チームを飛び出してテキサスを選択した。
殿堂入りの伝説の投手ライアンのチームが彼と契約したのは、実に印象的だ。
このトップは彼のSpirit 、真に野球を愛する気持ちを良く理解している。
"Spirit" といえば、ゼーカンでの質問にわが胸を叩いて誇らしげに語ったという日本人オッサンの言葉を思い起こす;
”Yes! I have Japanese spirits!”
ダルちゃんがノンベーかどうかは知らないが、彼の野球に対する気概は、誇り高きテキサス人にも十分伝わっている。
最後のオールスター選抜枠に彼が選ばれたのは、極めて自然なこと。
嬉しくなってひとりニヤニヤしてたら、KGBから「またオカシクナッタ?」といわれた。
日本みたいにダラダラ試合のある国とは違って、一回だけの将に「夢」のゲーム。
スーパースターが一堂に会するマウンドに立てるのは、最高の栄誉で、私は声援できないので、気持ちだけの応援を続けたい。
http://mainichi.jp/english/english/newsselect/news/20120706p2g00m0sp058000c.html.html
さて、巷のニュースは、大津市中学校の事件が象徴的。
わが国の教育界の縮図をそこに見る。
わたしがお世話になっている地域のキョーいん不祥事は日常茶飯事。
ナントカ委員会の顔ぶれを見ればトーゼンのこと。
モンスター揃いの親子やジンケン論者がノサバル世間に、事なかれ主義が浸透していった。
先の大人災にも指摘されていたが、かの地大津でも「加害者のジンケン保護」を謳っていた。
つまり被害者のジンケンは無視されたことになる。
聞くところによると、自殺した(させられた)中学生と家族は何度もSOSを出していた。同級生も担任にも無視され、父親は警察へ再三訴えるも却下されたという。
かような事例は、全国至る所で起こっていると思われるが、問題はその先。
キョーイク委員会の存在。
アホらしくなって、書く気も失せた。
わかったことは、「義務」を隠して「権利」のみ喚く輩が多いということ。
話を戻す 気分転換は羽生名人のキーワード。
けふの七夕、お星様が見えるかどうか、、、金子みすずの「星とたんぽぽ」より
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬけれどもあるんだよ。
2012-07-07 05:46:09| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Something forgotten
けふもまた曇天が続く。雨雲の上には燦燦と輝くお日様があるけれど。この高湿度には、さらにボケ頭が辛い。
知人と休み時間に「ピンホールカメラ」の話題で気分転換。穴の開け方、塗装方法や露光時間のことなど、時間がいくらあっても足りない。
今朝のラジオから、バッハの無伴奏チェロ組曲、「サラバンド」が聞こえる。バロックの無数にある「サラバンド」はゆったりとした流れで、神経の角をやさしく撫でてくれる。大学時代の先輩から演奏方法の心得えまで伝授されたが、それは遥か昔の話。
セロあるいはチェロというのか、宮沢賢治の作品、映画「おくりびと」が頭に浮かぶ。
後者では久石譲さんのオリジナル曲が実に効果的だった。腹の底まで響き渡るような演奏が印象的で、生の音を聞いてみたい。
けふの誕生花はイワタバコ。水のある岩場にしがみつくように生え、かわいらしいピンクの花が咲く。
花言葉は「涼しげ」
けふの一句;朝顔市 今つきし荷を 加えけり 山崎ひさを
昨日のニュースは、例の事故調より出された分厚い報告書。現場への過度の介入が招いた「人災」と結論付けた。むべなるかな。
公式文書として記録して、事実を明らかにすることが、やっと実に長い長い時間をかけて作成されたものと思われる。マスコミは、自己弁護に拘泥する浅ましき人々の発言が繰り返されている。
組織は、本来責任所在が明らかにされており、それは非常事態に「こそ」、真価が問われる。中国や欧州などすべての地域では、リーダーの力量がその集団の「生き残り」を左右してきた。
だが、日本だけは、非常に稀有な存在で、地理的気候的環境のため「ムラ社会」が形成された。過去の歴史をほんの一部垣間見るだけでわかるのは、未曾有の災害・国難時における対応は、「諦念」であり、人力の及ばない”Something great”ともいうべき存在を共有していた。
常時「外敵」にさらされている他の地域とはまるで異なる環境だから、思考パターンが諸外国とは当然異なってくる。
聞くところによると、かのお方は高学歴で原子力についてもかなりの専門知識をお持ちだったらしい。
中途半端な知識ほどヤッカイで危険なものはない。
テレビや新聞雑誌から情報を掻き集めて、サプリを馬も食べられないほど愛用している方もいる。アンチエイジングなんとかで、お肌にゴタゴタ塗りつけ、却って肌を悪化させる人もいる。こういうお方ほど、説明書など読まず、フクサヨーだとワメキ立てる。マスコミや弁護士さんは大喜び。
脱線修正
日本の特異なシステムも理解できないトップは、結果的には混乱を助長したことになる。
それなりの言い分はあるかもしれない。だが、「過度」の介入がもたらした現場の混乱は否定できないようだ。
緊急手術中の術者へ、部外者からあーしろ、こーしろなどと言うのと同じ。現場は混乱し、助かるものも駄目になる。
その昔、手術中に交通事故で、急患飛込みがあった。
スタッフは3人しかおらず、親分は瞬時に判断した。一番下の後輩に先ずレントゲンと血液の手配を指示した。後輩は検査直後の廊下で呼吸停止した患者に慌てて挿管し、そのまま空いていた手術室へ直行。麻酔医もひとりしかいないけど、そんなことを言ってられない。術中の管理を看護婦に任せて、即手術開始。そもそも、麻酔など不要の状態で、おなかを開けた頃に麻酔医が来た。隣の部屋でひとり手術を続ける親分のデカイ声を聞きながら、私と後輩は右腎臓を摘出、一命を取りとめた。
この時のトップの判断は素晴らしかった。生涯忘れることはない。
また脱線、話を戻す:
江戸時代なら、よくて謹慎蟄居、普通なら切腹もの。恫喝することしか知らないお方を選んだ人々を、私はコメントできない。
2012-07-06 05:57:37| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
“goddamn particle” to God one
すべての物質に重さ(質量)を与えている未知の素粒子「ヒッグス粒子」の最新の研究成果を日米欧の実験チームが4日、発表。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120703/scn12070321170003-n1.htm
「ヒッグス粒子」とは何か。
1964年にエディンバラ大学のピーター・ウェア・ヒッグスは、素粒子の質量獲得に関する理論の仮説を発表。爾来その存在証明されず47年経過し、昨年12月に「垣間見られた」粒子とのこと。
http://www.nature.com/news/detectors-home-in-on-higgs-boson-1.9632
当初“goddamn particle”(いまいましい粒子)と名付けられたが、どういうわけか”the God particle”と呼ばれるようになり、今回の報道となった。
http://www.guardian.co.uk/science/blog/2009/may/29/why-call-it-the-god-particle-higgs-boson-cern-lhc
理論物理学は昔からチンプンカンプンだった。
それなりに調べてみると、構成する17種のうち最後の粒子がやっと存在証明された確立が高いことのようだ。
けれども、この「ハッケン」(発見とはいえない)は単なる第一歩にしかすぎない。
宇宙を構成する物質のたった4%しかわかっていない。あるいは4%「も」解明されたというべきか。
アイザック・ニュートンの言葉を思い出す。細かいことは忘れたが、海岸で遊びながら貝殻を拾う子供に例え、これまで得られた知識は砂粒程度の僅かなものにすぎない、、、。
データは、ジュネーブ郊外の大型ハドロン衝突型加速器で行われている。これは全長27kmの円形であり、およそ10兆回に1回しか生成されないと言われている。
これに対し今朝のニュースでは、東北大学チームが直線30Kmのトンネルを作る計画があるという。
私みたいな素人目には、直線でぶつけたほうが、より確立アップすると思われる。
それにしても、テキサスのダルちゃん。このところ足踏みだが、本来の速球で直球勝負してほしい。
けふの誕生花はキク科のベニバナ;昔は口紅や染料として、さらには実を搾ると食用油にもなるという。花はオレンジ色から紅色になるというが、まだ見たことはない。山形にはまだ行ったことがないので、、、。
けふの一句;
眉掃きを 面影にして 紅の花 芭蕉
追記;ボケていて独立記念日のことを忘れてた。ついでに停電のことが気になってDCに電話した。いつもの惚けた声がして、停電は2日くらいで済んだらしい。けれども、大学のラボは仕事にならず、ボスの住むナントカという所は未だに停電のマンマ。新聞にも出てたペプコとかいう会社に100%依存していたみたいだ。どーせ仕事が出来ないならと、Yellow stoneへ家族で出かけたとのこと、これにはビックリ。
もっと面白い情報は、今度のStormで木々が倒れて、車もかなりぺしゃんこになったが、その殆どはメルセデスやBMWとのこと??
Godのオイタか
2012-07-05 05:53:39| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Brain Freeze
いつものことでうっかりしていたが、DCの暴風雨のことを今頃になって知った。
KGBは恐ろしい、すでにどこからか情報を得て電話したらしい。
DCは現地時間の金曜日から停電で、娘のいる地区だけでも8人が亡くなったとのこと。停電が続くので、友人宅に緊急避難しているから、メールどころの騒ぎではない。http://www.washingtontimes.com/news/2012/jul/2/outages-put-pepco-on-multiple-hot-seats/
"outages" とは停電のことらしいが、手持ちの辞書には何故か載ってない。エアコンも効かないので"hot-seat" と思いきや、 "hot seat"は「不安な立場、責任の重い地位」で、下手すると、、”get the hot seat”(電気椅子に座る)?
それにしてもライフラインは、それが絶たれた時初めてありがたさがわかる。電気、水道などがあって当たり前の生活に慣れている現代人は、非常時に対する備えを、どのように考えておくべきなのだろうか。
ニュースによると、ゲンパツ再稼動に対し賛否両論ある。私の素朴な疑問は、何でもハンターイの方々は、電気のなかった昔の時代を甘受できるのだろうか。それと、既存の施設を安全に維持するためも電力が必要で、稼動してもしなくても災害非常時のリスクは変わらず、必要な管理体制維持は今後も継続して必要だということを、どのように理解しているのだろうか。
私みたいなオイボレには先進技術なるものがよくわからない。第一に実用的であるのか否かということと、今後どうなるのかという見通しであるが、シゼンエネルギー利用にかかるコストと将来を考えると、首を傾げたくなる。
次にこれまで蓄積されたノウハウをどうするか、という問題もある。
グリーンピース活動をよく見ればわかる。
牛、豚などは食べてもいいが、鯨は何故か対象外という彼らの「正義」を強要したSS。日本とノルウェーは何故怪しげなIWCから脱退しないのだろうか。
国際ナントカとい組織は、すべての組織と同様に完全なパワーバランスで成り立つ。先述のNGOが環境問題、クジラで大騒ぎをするのは、それが儲かるからであって、決定権は一部のトップに握られている。
かような組織の尻馬に乗っていいのだろうか、ボケロージンにはわからないことが多すぎる。
感情論が先行する世の中歴史を、これまでたくさん見てきた。専門家であろうと、一般人であろうと「思考の壁」というか「バカの壁」ともいえる「停止状態」が恐ろしい。
今朝のラジオは「餃子と人情は私の宝」八木功さん。
日中国交正常化40周年の今年、中国残留孤児として来日した当時の話から聴いた。まだどこかたどたどしい
日本語で語る声からにじみ出る誠実さを感じる。
http://www.nihao.co.jp/user_data/master.php
ユリ科のノカンゾウ、薬草、食用にもなるオレンジ色が鮮やかな花、よく似たヤブカンゾウが八重なのに対し、これは一重。ニッコウキスゲは横に向くのに対し、これらはやや上に向く。
花言葉は「苦しみからの解放」
けふの一句は
カンゾウが 咲いてきれいな 風が吹く 大宮あきら
2012-07-04 05:59:16| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
An ice breaker
TVで なでしこジャパンの大野忍選手が話題となっていた。
"mood maker" とは和製英語で、調べてみたら”Ice breaker”?
辞書をひくと「砕氷船」、凍てついた氷のような雰囲気を壊してきっかけを作る人をさすらしい。
大野選手については評価様々あるようだが、私はずーずーしいくらいの明るさが気に入っている。なんでも、小学校時代は過度の人見知りで、イジメにもあったとのこと。中高になって、暖かく受け入れてくれた友人仲間に出会ってから、自分を変えたという。
私の高校時代のことを思い出す。クラブの一年後輩に「えっちゃん」と呼んでた女の子がいた。いつもニコニコして、笑顔と明るい声がトレードマークだった。ある日気が付いたら、学校に来なくなったのでどうしたのかなと思っていたら、友人が教えてくれた。家庭のゴタゴタがあって、、、、
不思議な雰囲気の子で、プロメテウスの火について滔々と語っていたことが忘れられない。
Now, let’s take a break!
今朝ラジオをつけると「故郷を離るる歌」が流れていた。
合唱指揮者を目指していた宇野功さんがゲスト。
人生を変えたブルーノ・ワルターとの出会いは、必死で書いた一本の手紙から
宇野功さん、音楽評論家で指揮者の、声を初めて聞く。やや鼻にかかって、ぞんざいな語り方は評論家に特有のものか。
幼少時から父親のレコードを聞いて、それがB/ワルターのベートーベン・バイオリン協奏曲だった知り、以降ワルターのSPレコードばかり聴いていた中高等学校時代。体を壊して入院する前に、ドイツ語が達者な友人、教授にドイツ語に訳してもらって手紙を書いた。肺の手術をして10数日して、返事が来た。まさか返事が来るなど思いもよらず、術後経過は順調。以降、手紙の交流が続く。1954年には、子供に語りかけるような声の便りが届く。ドイツなまりの英語で、訥々と喋る声にワルターの誠実さが感じられる。
この声を聞いて、彼の指揮したベートーベンの第5番が、何故物足りなく感じたのか分かった。
ワルターは日本で特に有名だった。
私も中学入学時、田舎のレコード店で偶然「新世界」を購入し、その一枚でファンになった。ナチスに追われてウィーンからスイス、パリを経てたどり着いた米国。ドボルザークの曲に自分の思いを重ねた録音で、後でCDも聴いたが、音の深みがまるで違うのがっかりした。以降、お決まりのベートーベンシリーズに夢中となり、LPレコードを集めた懐かしい思い出。
ワルターは当時のビッグ3、フルトヴェンブラー、トスカニーニとともに超有名で、ちょうどレコードを買った数ヶ月前に85歳で亡くなっていた。
ユダヤ系で出生地のベルリンを追われ、ウィーンでオーストリア国籍を得るも、ナチスによる併合(ヒトラーはオーストリア生まれだから当然なのに)で米国へ亡命している。
宇野さんは、歯に衣着せぬ評論で有名とのこと。
ご本人の声を聞くと、なるほどと思う。
宇野さんは、学校の音楽教育について語る;
クラシック音楽はアタマで聞いても駄目。遅くとも18歳までにいい音楽に接しなければクラシック好きになれないし、5-6歳までの音楽環境と適切な指導がなければプロになれない。音大の声楽科入学してきた学生に失望したというのは、自分の専門しか聴かないということ。一般教養としてバイオリンやシンフォニーも聴いていないことに愕然とした。音楽は技術云々よりも、感動させるか否かが重要。いい音楽教師を育てる基礎が必要と。
けふの誕生花は、ユリ科のアガパンサス。
花言葉は「恋の訪れ」「愛の便り」
けふの一句は
「縦横に 富士のびたる 夏の花」 桂ももこ
2012-07-03 05:34:52| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
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