BLG:2008-3-6-7:
見えない壁
The Evergreen Stateのアホ娘がまだゴホゴホしている。
頭と喉は親譲りだからどーしよーもない。
そういえば、ちょうど一年ほど前にゴアちゃんの「不都合な真実」がどういうわけか学校での上映禁止となったことがあった。どこにも自分だけの都合を押し付けるゴネ人間っているんですなあ。
そのゴアちゃんも、都合の悪いことは言わない、、、。
養老猛司さんのコラムで興味深いのを見つけた。
http://eco.nikkei.co.jp/interview/article.aspx?id=20070529i3002i3
石油文明は人間を訓練しない。だからマニュアル主義となる。根本的にはエネルギーが秩序を支えてくれる。人間は役に立たないという前提で、それでも社会が成り立つようにシステムができている。
昔、お偉方にマニュアルを書けって言われたので取り組んだ。ところが、いくら書いても私の表現力では無理難題な部分がある。手順だって、状況にしたがって変えざるをえないことも多い。第一、現場ではそんなもの見ているひまなどない。
つまり、マクドナルド式かスタバ式か。 少なくとも、サービス業の人はマニュアル通に行かないことの方が多いことは分かっていると思う。
その結果何が起きたか。人間の質が劣化したのだ。「なぜ日本人は劣化したか」という最近の本がある。面白いことにこれを読んでも「なぜ劣化したか」はひとことも書いない。劣化したのは、実は本来人間がやるべきことを石油にやらせているのが理由だったのだ。
昔は「努力・辛抱・根性」という言葉があった。よりよい生活をするためではなく、根本的には、社会秩序を維持するためにこそ「努力・辛抱・根性」は必要だった。それを消しちゃった。それでも秩序が保てるのは、エネルギーを大量に使っているからだ。
社会秩序、、、経済効率ばかりが優先され、モノとスキルが尊重されている。根底にあるべき「こころ」とWILLはデジタルで表示できないから後回しにされている。
しかしわかっていても、手を打てない。「死の壁」でも書いたように「あなたは死にますよ」と言われても、本気で死ぬことについて考えることは難しい。それぐらい、人間はバカで、そこに大きな壁があるのだ。
私は「見えない壁」がどこにでも、ころがっていると思う。
2008-03-07 06:37:36| 時事ーのたわごと |コメント(0)|トラックバック(0)
キャンディーズとイージス鑑
昨日は啓蟄とのこと。
二十四節季の一つ、 大地が暖まって、冬の間地中にいた虫が這い出てくる頃とある。
土の中で冬ごもりしている虫が春の気配を感じ、地上へ這い出してくるという意味だ
そうです。
昨年買った鉢植えの河津桜が満開となりました。
キャンディーズの「春一番」が禿げ頭に浮かんできます。
♪雪ーが溶けて 川ーになって 流れてゆきます つく-しの子がはず-かしげに 顔-を出します ... ♪
聞くところによると防衛大臣がカラオケで歌う十八番は「キャンディーズ」とのこと。
♪ 泣いてばかりいたって 幸せは来ないから
重いコート脱いで 出かけませんか ... ♪
♪ 一つ大人になって 忘れませんか
もうすぐ春ですねぇ ... ♪
2008-03-06 08:01:42| 時事ーのたわごと
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