BLG;2008-10-16--;
日曜もダメよ
いつもより遅れて目を覚まし、週に一度だけコーヒーを挽く。
東のオレンジ色の空から朝日が顔を出す頃には、朝食を済ませて、蟹股を左右にに揺らしながら公園脇を歩く。近所のじーちゃん・ばーちゃんが雨天以外は集うところだ。
モノグサなもんで、上着ポケットに入れた小型シェーバーを取り出し、歩きながら髭を剃る。空は限りなく澄んでおり、見上げるとケヤキの隙間からお月さまが見える。日々、角度が上昇し、満ち欠けを実感する。
オフィスに着いたら、もうラジオ体操の時間。北海道にいる愚息が中学の頃使っていたリュックを背から下ろして、ぎこちなく手足を動かす。以前は5キロのダンベルを持ちながら体操していたが、最近はとてもそんな元気は無い。
雑然としたデスクを整理して、ラジオのニュースを聞きながらメールチェックをする。一日でもサボるとうんざりするほどのゴミ箱行きが増える。
2008-10-19 07:16:13| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0)
未成年者喫煙禁止法?
先日のTVで気になったこと;
喫煙発覚で事務所から解雇になっていた加護亜依が、何だかわからないが復帰するらしい。
私みたなジジーでも知っているモーニング娘のメンバーだったというが、未成年者喫煙禁止法に触れての処分らしい。
以下、日曜日はさぼって、翌日加筆する。
さて、「未成年者喫煙禁止法」だが、Wikipediaなどで調べてみると面白い。
明治33年3月7日公布、同年4月1日施行と、由緒あるホーリツだ。
満20歳未満の者の喫煙を禁止する(1条)。また親権者やその他の監督者、煙草を販売・供与した者に罰則を科す。大正11年に制定された未成年者飲酒禁止法よりも早い1900年(明治33年)に制定され、1947年(昭和22年)に改正された後、長らく改正がなかった。
つまり、未成年の喫煙目的での販売のみを禁止しており、
注目すべきことに、未成年者が煙草を所有・所持することや喫煙以外の使用をすることを禁止していない。また、違反行為をした未成年者本人を処罰する規定はない。
じゃーどうするかというと、そこは抜け目なく、第3条 に書いてある;
未成年者の喫煙を知りつつも制止しなかった親権者やその代わりの監督者は、刑事罰である科料に処せられる
焦ったモー娘の事務所はいわばトーゼンの処置をした。
複数の情報をみると、この元メンバー自身の自覚欠如が大きいようだが、これは監督者たる保護者の責任である。
さらに面白いのは、このホーリツの実施に関して主務官庁は定まっていない点である。
所管庁は、一応経済産業省とされるものの、ご存知「縦割り行政」の関係かどーかしらないが、担当する内部部局が縦横無尽に存在しているらしい。
日本では、民法上、満20歳をもって成年とする(民法4条)ので、満20歳に達しない者は未成年者である。
2008-10-18 18:59:55| 健康とは、、 |コメント(0)|トラックバック(0)
Beauty is only skin deep
昨夜、TVで懐メロをボケーっと聞いていたら、気になったのがこのお方、
「人形の家」を歌っていた歌手。
いくらモーロクしたといえ、ビックらこいたソレガシ、隣のKGBと顔を見合わせた。
仮面をつけた顔が口パクで、肝心の声自体にも昔の面影はない。
マイケル・弱損も同類項なのか、表面的な「美」に何故こだわるのだろうか。
人様のブログにも出てました;http://blog.goo.ne.jp/hide110-kujira/e/908571f6d9a6467f2d03902ab55dabe4
ソレガシは"Beauty is only skin deep"という昔の言葉を思い出した。
そこで、出典を検索してみた;
http://www.phrases.org.uk/meanings/59200.html
Physical beauty is superficial.
Origin Proverb. First found in a work by Sir Thomas Overbury's, 1613:
"All the carnall beauty of my wife, Is but skin deep."
What his wife thought isn't recorded. There is a fanciful work attributed to Overbury called A true and historical relation of the poysoning of Sir Thomas Overbury, 1651. Perhaps she had him worried?
今朝、鏡でわがブサイクな顔を眺めてみた。
昨日と同じフケタおっさんがそこにあった。
2008-10-18 07:59:17| おしゃれ |コメント(0)|トラックバック(0)
朝なぎに 来寄る白波
『朝なぎに 来寄る白波 見まく欲り 我はすれども 風こそ寄せね(朝なぎに寄せ来る波を見たいと思うのだが、風が吹いてくれない)』
最古の万葉歌木簡が、奈良・明日香村で出土した。
「あの人に逢いたいけれど、そのチャンスがなくて・・・・」という意味らしい、
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081017AT1G1703317102008.html
奈良県明日香村の石神遺跡で2003年度に出土した7世紀後半の木簡に、最古の歌集「万葉集」に収めてある和歌が刻まれていたことが、17日までに分かった。漢字一字に一音節をあてる万葉仮名で記してあった。万葉歌を記した木簡では最古で、8世紀後半の編さんより60―70年古い。謎の多い歌集成立の過程を解明する重要資料となりそうだ。
日本は、世界一の詩・歌の国だといわれている。
雑誌は勿論、一般紙にも必ず俳句、短歌、落首、その他が満ち溢れている。
驚きのひとつは、万葉集(うちのドジ娘はマンバシューと読んでいた)の編纂されたとされる8世紀後半よりも1世紀前の役所跡で発見されたこと。
そして、木簡が朽ち果てずに保存されていた点だ。
さらに、既成概念を排除した柔軟な解読法の必要性が考えられる。
木簡は通常、右の行から左に解読するため、2003年度に奈良文化財研究所が発掘した当時、意味が分からなかったという。
先人のロマンに思いをふくらませつつ、
2008-10-18 07:38:40| 日本を語る |コメント(0)|トラックバック(0)
「イエロー・サブマリン」とキャッチボール
米大リーグは、レッドソックス-レイズのア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が行われた。
松坂大輔投手は先発登板するも、5回途中5安打5失点で降板した。あっち向いてホイっと岡島秀樹投手がきちんと抑えて、7点差をひっくり返し8-7サヨナラで大逆転勝利した。
46歳の若さで急逝した山際淳司氏の「イエロー・サブマリン」を先日読み終えたばかりだ。
舞台は奇しくもボストン、レッドソックス。
高校を出たばかりの下手投げ投手、光が単身渡米し、マイナー・リーグから這い上がってメジャーを目指すというアメリカン・ドリームそのものを、爽やかに描いている。
そのボストン、レッドソックスの買収に画策する父親、幸一も重要なキー・パーソンだ。親子の野球に対する憧れと夢が交錯し、家族の葛藤も人生の機微もさりげなく描写した秀作、折を見てまた開いてみたくなるそんな本だ。
光が、初めてのメジャー・ゲームに登場する日、バラバラだった家族がスタンドに揃う。
「ビッグボーイ」5回に入ると監督が光の肩を叩いた。
「昨日投げたかね?」
「いえ、投げてません」
「OK。それじゃブルペンへ行ってくれ」
大歓声のなか、物語は終わる。
勇気をもらえる言葉を少し引用;
「チャンスはいくらでも、どこにでもあるものだ。あとはそれを自分の手で掴もうとするか、否か。それだけだ。」
「この国(アメリカ)はチャンスをものにした人間たちがつくりあげてきた。どんな人種であれ、努力すれば報われる。」
そして、しびれるような表現豊かな言葉が、随所にちりばめられている。
父親、幸一がホテルで光にメモを残す場面だ;
ホテルの封筒に手持ちの現金を入れ、レター用紙を広げた。何を書き残しておくべきなのか、考えがまとまらなかった。急用ができたことを書くと、ペンの動きが止まった。いいたいことは山ほどあったが、書いたのは一言だった。
今度会うときはキャッチボールをしよう。 幸一
2008-10-17 16:22:32| スポーツ |コメント(0)|トラックバック(0)
「アニメ」を支えるのは?
「キャプテン翼」について調べてたら、こんなことも分ってきた;
【TOKYOの時代】(4)キャラクター 世界席巻するヒーロー
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/071229/gam0712291059000-n1.htm
ネット時代の現在、南米や北欧の少女たちが漫画やアニメの最新情報をネットで集め、キャラクターの衣装を作って身にまとい、日本行きを夢見ている。
世界屈指のキャラクターの街、それがTOKYOだ。見上げれば、ビルの壁で巨大な女の子の顔が笑っている。見渡せば、怪獣の小さな顔が、カバンや携帯電話にぶらさがって揺れている。TOKYOほどキャラクターにあふれた街はない。そして、TOKYOほどキャラクターを産み出している街もない。
だが、問題は次の事柄だ;
順風満帆なわけではない。「このままでは日本のアニメはダメになる」と、「魔法のプリンセスミンキーモモ」などで魅力的なキャラクターを創造したアニメーターの芦田豊雄さんは、悲痛な声をあげる。クリエーターの報酬が低すぎて、若い人材が来ないのだ。「優秀な原画マンで時給540円、作画監督で800円」では、ファストフードやコンビニエンスストアの店員にも及ばない。
問題となっている「介護」の現場でも同様だ。
夢を抱いて飛び込んでも、あまりにも低すぎる賃金は、働く意欲を削(そ)いでいる。
評価されない努力ほど空しいものは無い。
ハイリスクを承知で投資だか投機だか知らないが、そんな輩とは次元が違う。
ただ、黙々と社会を支えて働く多くの人々がいることを、決して忘れてはならない。
2008-10-17 10:35:40| 日本を語る |コメント(0)|トラックバック(0)
「キャプテン翼」とイラク
サッカーファンならご存知と思うが、フランスのジダンやイタリアのトッティがサッカーを始めたきっかけは、懐かしの「キャプテン翼」だという。
漫画は日本発の素晴らしい文化であり、これを活用しない手は無い。
本日の産経新聞を開くと;
【すごいぞ日本】ファイルIX 「翼」大作戦(1)http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081017/trd0810170325001-n1.htm
いろんな見解がある日本の政府開発援助(ODA)だが、ここイラク・サマワはちょっと違う。
2005年春、外務省サマワ連絡事務所に勤務していた江端康行さん(39)=現・在米日本大使館2等書記官=がサマワで給水車を追いかけている子供たちを撮ったものだ。
うれしそうに見えるのは後ろの給水車に理由がある。日の丸とイラク国旗がみえる。日本の政府開発援助(ODA)による。ユーフラテス川の汚れた水を陸上自衛隊が浄水する。それを給水する仕組みを外務省が整えて、おいしい水を飲めるようになった。
ただ、給水車を追いかける理由は少し違う。
大好きな「キャプテン・マージド」のシールが張られているからだ。マージドとは、「砂漠のペレ」と呼ばれたサウジアラビアの伝説のプレーヤー、マージド・アブドウラー選手を指す。この名前を冠したテレビアニメ「キャプテン・マージド」は中東で爆発的な人気を得た。
古くは、「鉄腕アトム」、「ドラえもん」、「ドラゴンボール」など、いずれも彼らはそれが日本のアニメだとは気が付かない。不肖私も、6歳の時に初めて観たディズニーの「ダンボ」は強烈な印象を残した。(ブタもおだてりゃのソレガシ、後年「ダンボ」のセル画をウン十万で買う羽目となったが、、)
だが、その正体は日本の「キャプテン翼」である。27年前、週刊少年ジャンプで連載が始まったサッカー少年「大空翼」の成長物語だ。
私のへたくそな解説は不要だ。
江端氏はこう綴っている;
「どの笑顔も輝いていた。その姿にとても勇気付けられ、日本人として誇らしく感じた」
さて、タローちゃんはどんなプランを持っているのだろうか。
2008-10-17 09:49:27| 日本を語る |コメント(0)|トラックバック(0)
あかねさす、あ金さす、、、
と、気分一新、上を向き肩こりを治す。
年のせーか、夜明け前に目を覚ます。
窓外に点る街の灯りを頼りにルーチン化された朝食を摂りながら、ゆっくり展開する東の空を眺める。
空は広大なキャンバスだ。
東に低く連なる山並みのスカイライン上に、かすかな茜色が浮かび上がる。
それは時間の経過とともに、彩りが冴えてきて、視線を左に少しスパンさせると、富士の優雅な稜線を照らす。
お日様が顔を出す前の、厳粛な時間。
私のごとき不信心(不審人?)な者でも、雄大な自然の神を感じるひと時。
あかねさす 紫野行き 標野行き
野守は見ずや 君が袖振る
昔のロマンは今いずこ、 ゲルピン・コアラは かくうたう
あ金さす あちら行き こちら行き
ドリーム見ずや 君が袖振る
2008-10-17 07:22:57| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0)
Pitfall of Sytem 名避けない
昨日、非常勤勤務先でちょと嫌な事件があった。
先ず、背景を説明する。
いつ来るか誰にも分からない(一部のお方は莫大なお金が使えるので分かるだろ-とおっしゃるが??)地震に備えて、建築物の耐震化が叫ばれて久しい。
そこで、今私がカシャカシャとキーをキーを叩いている建物が建て直しとなった。
駐車場が最初に潰されて、土台が整備され、そこに新館がやっと先日完成した。
畳と何とかではないが、新築のスペースのアメニティなんとかは気分がいい。
そこは抜け目のないギョーシャ。新しいITのナントカシステムを売り込んだ。
かくして、慣れ親しんだのどかなオンラインITは追い出され、立ち上げにもパスワード、個人識別にもIDとパスワード(これは、以前からのを流用)、そして気の遠くなるような画面展開を繰り返して、やっとこ必要なところにたどり着く。
私みたいなロートルには地獄手前の煉獄に等しい。マウスであちこちそれらしきところをクリックしてたら、肝腎の記録すべき内容を忘れてしまう。
他の部署の、達人らしき人物に聞いたら、「ダ~レもわかっていないから、互いに隣を覗き込んで覚えていくしかない。まー、そのうち、なんとかコースの講習会をするみたい。」との返事。
かくして、冒頭の事件が起こった。仕事開始の場所に行ってみたら、もぬけの殻。
あーやっぱりボケたのかと時計をみるが、間違っていない。慌てて、同年輩の同部署トップに連絡すると、そんなバカなと、先週入力時のハードコピーを手に現れた。
私と違って普段から温厚そのものの彼は、さすがにムっとなって現場の責任者に問いただす。
テキもさるもの、顔色ひとつ変えずに事務的に反応し、程なく回答あり。
どうやら、そこの現場担当者が、場所を勝手に変たらしい。(何で変えたかモチロン説明なし)ツイデに何をチ迷ったのか開始時間まで変えてくれた。
かくして、貴重な時間が30分以上ロスした。
「よかったねー」、と別の知人がいう。「フツーなら一時間はロスするよ。」
こうしたドタバタは決して珍しいことではない。嫌味の雨をあびることはあっても、誰も謝らない。誰も責任なんかとらない。
これぞ、世界に冠たる(あー情けない)無責任体制大国、日本の現状だとは。
2008-10-17 06:43:29| お仕事 |コメント(0)|トラックバック(0)
The final debate
あちらさんでは来月4日の最終日に向けて、最後の激論が行われたらしい。
何故かnegative campaignの目立つことが気になっている。
TVマスコミに出てくるdebateを、アメちゃんはどうみているのだろうか。
ITを駆使したお金集めと、表面的なテクニックではO候補に軍配が上がるだろうが、
ちょっと泥臭いM候補に、古き良きアメリカの面影をダブらせているのはこのカッペイだけだろうか。
McCain unrelenting in final debate
Obama accused of class warfare
http://www.washingtontimes.com/news/2008/oct/15/mccain-unrelenting-final-debate/
さて"unrelenting"とは、慌てて辞書を引くと「容赦ない」とか「きびしい、残酷な」などとあるが、この場合は「断固とした」とか”inflexible”「不屈の」という意味らしい。
HEMPSTEAD, N.Y. -- Sen. John McCain defiantly declared his independence from President Bush in the final debate of the presidential campaign Wednesday as he fired off attack after attack on Democratic opponent Sen. Barack Obama's qualifications, his associations and his economic policies that he denounced as class warfare.
The Democratic nominee countered that Mr. McCain would jeopardize Americans' health insurance, provide "giveaways" to banks and continue the course set by President Bush.
"Senator Obama, I am not President Bush," snapped Mr. McCain, the clear underdog in polls, in one of many lively volleys. "If you wanted to run against President Bush, you should have run four years ago. "I'm going to give a new direction to this economy in this country."
ここで”jeopardize”について、ちょこっと調べてみました;
http://vortexword.blog5.fc2.com/blog-entry-355.html
jeopardize は jeopardise ともつづります。名詞 jeopardy に動詞を作る接尾辞 -ize がくっついたものです。
jeopardy の辞書初出は12世紀のこと。古フランス語jeu partiが語源です。これは「勝ち目が五分のゲーム」という意味です。jeu は game を意味し、parti は divide を意味する動詞 partir の過去分詞です。
本来は「計略」を意味する単語でした。これが「危険」を意味するようになったのは1374年のことです。
Fifty-fifty の"Game"を意味した言葉が、何故か生命などを危険にさらすという意味になっていったのか、考えてみると面白いかもしれないが、これ以上禿げが進むと困るので、、、。
2008-10-16 13:31:51| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0)
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