BLG;2008-10-19--;

旅は股ズレ 余波情け 曇りガラスの空にお日様が顔を出す。 昨日久しぶりの会合で、お酒を飲みながらの情報交換で遅くなり、今朝は少し寝坊となった。 ラジオから流れるニュースは、残念ながら暗いものばかり; 静岡空港の立ち木問題http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000810080001  来年3月開港予定の静岡空港で、航空法の高さ制限(制限表面)を超える立ち木が存在していた問題で、県空港部と現地職員の間で問題の把握時期に半年程度ズレがあったことが、7日わかった。 まー、相も変わらないお役所仕事。 時間と、ゼー金がどんどん消えていく。 問題は、県の複雑な管理体制を把握していない幹部の責任であり、深刻な問題だ。  同部によると、立ち木がある場所は地滑り対策の整地をする必要があり、07年7月に立ち木の所有者に協力を求めた。だが、最終的に同意は得られず、その後の10、11月ごろに空港部が高さ制限の問題を認識したという。一方で、現場の空港建設事務所の作業員は07年初めの時点で「(高さ制限の問題を)危惧(きぐ)していた」とした。 さらに問題がある。県議会の企画空港委員会で、県議(自民)の質問に空港部が答えたのが、8日だから2週間も経過して新聞に公表されたこと。そして、この嫌疑、いや県議が質問するまで、知らん顔をしていた空港部、フツーなら間違いなく切腹モノだ。江戸時代は偉かった。 一方、この空港建設については反対意見も多く、それぞれがご高説を述べている。しかし物事には全て優先順位があり、権利ばかり主張して義務を失念す輩が多すぎる。  県の対応に不信感云々ではない、お役所を信じること自体が誤っている。 2008-10-22 07:35:05| 旅行 |コメント(0)|トラックバック(0) For whom the bell tolls; ダガーために鐘は鳴る 銃刀法改正案を閣議決定、ダガーナイフなど所持の規制強化 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081021AT1G2003121102008.html 先日も話題となった「ダガーナイフ」が、やっとこさ規制の対象となった。 ある人は、異例の速さで法令化できたと評価しているが、シロートのソレガシには不思議なことばかり。   東京・秋葉原無差別殺傷事件を受けて、政府は21日、犯行に使われた「ダガーナイフ」など殺傷力の高い両刃の刃物について、刃渡り5.5センチメートル以上を所持禁止とする銃刀法改正案を閣議決定した。長崎県佐世保市の散弾銃乱射事件を受けた銃砲の所持要件の厳格化とあわせた改正で、政府は今国会での成立を目指す。 物騒な世の中になった。 まー、こうして昼休みに鼻くそをほじりながらこんなことを書いているのだから、平和の真っ只中かもしれない。 けれども、予告なく災いは襲ってくるかもしれない。   改正法案は、ダガーナイフなどの両刃の刃物について、「危険性が高く、社会的有用性もない」として、現行法で刃渡り15センチ以上は所持が禁止されている「刀剣類」に指定。さらに、所持禁止の対象を、突き刺した場合に心臓に達し致命傷を与える5.5センチメートル以上に広げる。刀剣類の定義が見直されるのは1962年以来。 ちなみに、1962年(昭和37年)はどんな年であったかというと、堀江謙一さんが小型ヨットで太平洋単独横断し、かのマリリン・モンローが怪死、10月にはケネディ大統領がキューバ海上封鎖を表明した有名な「キューバ危機」があった年だ。 爾来46年、この法律はそのまま運用されていたことになる。 このホーリツは、ちょっと調べてみてもいろんな面白いことがわかるが、脱線するのでとどまる。 どうやら主たる目的は「やーさん」こと「暴力団関係者」の取り締まりに重点がおかれていたようだ。ソレガシの憧れの人物寅さんも含まれるかもしれない。 しかるに、「暴力団関係者」は銀行、デパート業界と同様に生き残りをかけて合併を繰り返し、こうした傘下とは無関係のハグレモノも多く生み出す結果となってきた。 かくしてアキバなど事件が散発し、セーフのお偉いさんはやっとこ、重い腰を動かした。   新たな規制がかかるダガーナイフなどの所持者は、改正法の施行から6カ月以内に、警察や廃棄のための設備を持つ業者に廃棄を依頼するなどの措置をとらなければならない。 (11:06) ”No man is an island, ”で始まる詩がある。 ヘミングウェイの小説が映画化されて有名となった。 ”For whom the bell tolls, It tolls for thee.” 2008-10-21 13:57:21| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0) 塞翁が馬 親馬鹿である。 先ほどKGBから入ったアホ娘のホットニュース。 実を言うと、ここ1週間ずっと気分が重かった。 先月、アホ娘が受けた日本の試験が、見事に失敗したからだ。 まー親に似て頭が悪いのは仕方がないと、諦めていたところ、 KGBが電話をしたらしい。 娘が新しいラボに推薦されたそこのボスは、日本の試験が落ちたと聞いてとても喜んでいたという。 人生塞翁が馬。何がどう転ぶかわからない。 娘の人生、そして私の人生。 2008-10-21 09:28:27| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0) Go Iwamura, said Daisuke Okajimaの健闘空しく、ボストンは敗退した。 チーム名からデビルを取り除いたタンパベイ・レイズは球団創設初の地区優勝に加え、アメリカンリーグ優勝を成し遂げた。 Rays make World Series http://www.washingtontimes.com/news/2008/oct/20/bullpen-rises-to-occasion-puts-rays-in-world-serie/ ST. PETERSBURG, Fla. — It came down to the Tampa Bay bullpen. It was always going to come down to the Tampa Bay bullpen. There was no way the American League Championship Series wasn't going to be decided by the Rays' relief corps, whose epic collapse three nights earlier in Boston was the reason a deciding Game 7 was necessary at all. 注目のIwamuraも活躍した。地元・宇和島でも大喜びだという。 But when Akinori Iwamura led off the fourth with a single to left, the weight was lifted off the Rays' shoulders. 最後に先発Garzaの言葉、シメが実にいい。 “You know, we've proved doubters wrong this entire time.” 2008-10-21 07:43:50| スポーツ |コメント(0)|トラックバック(0) ??Et tu, Brute? 2週間後の運命の日を控えて、影の大物が動いた。 Obama gains $150 million, Powell's nod http://www.washingtontimes.com/news/2008/oct/20/obama-gains-150-million-powells-nod/ Sen. Barack Obama announced that he had raised more than $150 million for his campaign in September, collected the endorsement of former Secretary of State Colin L. Powell on Sunday and continued to see the kinds of signals that suggest he is positioned for a big night on Nov. 4. わが国の新聞ではちょっと考えれられないが、アメちゃんとこは各誌が堂々と支持声明を公表している。そこへ追い討ちをかけられたMr. McCain にとっては、「プルータス、お前もか」の心境だろう。 ” but the polling numbers have closed dramatically in the last few days." 2008-10-21 07:17:18| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0) 夫婦で挑んだ大岩壁 昨夜、何気なく点けたTV、NHKスペシャル。思わず見とれてしまった1時間であった。   夫婦で挑んだ 白夜の大岩壁 http://www.nhk.or.jp/special/onair/080107.html 誰も登っていない大岸壁に挑んだ登山家夫婦・山野井夫妻のドキュメンタリーである。 5年前(今朝、再放送であったことを知り、実際には6年前となる)ヒマラヤのギャチュンカン登山で、下山途中に雪崩に襲われた。氷点下30度の悪天下で滑落宙吊りとなり、奇跡の生還を果たしたが、凍傷で泰史さんは10本、妙子さんは18本もの手足の指を失い、クライマーとして致命的なダメージを負った。  私の大学の先輩は、その6-7年前に同じヒマラヤで雪崩にあって還らぬ人となった。パステルカラーの使い方で独特の画風をもつ、静かで優しい人であった。 TVのご夫妻は奥多摩で自給自足の生活、野菜を栽培してはさみを使いながらリハビリ生活し、自宅の8畳間を改造してクライミングの訓練を始めた。 何のために。 それは、、「再びふたりで登る」目標を持ったから。 1994年にヒマラヤ、チョー・オユー(8201メートル)の難ルートを無酸素単独で初登攀に成功、世界最強と称された山野井泰史さんは孤高のクライマー」だった。 その彼がただ一人選んだパートナー、文字通り生死をともに出来る人が、妙子さんだった。  2007年夏にグリーンランドにある、高さ1300mの未踏の大岩壁が具体的目標となった。「オルカ」と名付けられた絶壁を、3週間かけて登頂するというプランが練られ、そして行動は開始された。 ここで、助っ人として、同じく足の指を凍傷で失っている木本(この漢字でいいかどうかは未確認)さんが加わる。 以下、TVを観ながらタイプしたメモをそのままペーストする; 詳細に観察して登るルートを探す 垂直の壁「ヘッドウォール」 クラックに手を入れて少しずつ登る、転落に備えて幾つもカムをセットする 風化してもろく崩れやすくなった岩、 最後に立ちはだかる30mの壁をクリアして 8月16日午後10時37分 登頂に立つ 高さ1300mの頂上での大パノラマ 「ここが天辺だ、ここが天辺だ」と無邪気にはしゃぐ妙子さん、 そして、ダンナの白く輝く歯、控えめな木本さんが印象的だった。 常識は、覆されるためにある。 あこがれと、人間のすばらしさを実感させてくれた番組だった。 2008-10-21 06:40:03| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0) 夜の奇婦人 夕闇と灯りは、情報が制限されるためか人々に不思議な感動を与えてくれる。 ドリプラ併設のスーパーで諸苦労品を買い込んで車に押し込む頃には、日はとっぷりと暮れていた。 帰途、目に入ったのは照明でライトアップされた「日本丸」の姿。 荷物を車に放り込んで、そそくさと出かける。道すがら、同じ目的のやや年配夫婦の家族と一緒になる。 昼の入り口は閉鎖されたため、左方へ大きく回り道が必要となった。ビルの通用口を通って、近道をして桟橋に出た。  4本のマスト先端と船鼻船尾に白色電球が連なるロープが張られ、右舷側には桟橋に並行する倉庫ビルから投光機の光を浴びてオレンジがかった船体が浮かび上がる。息を呑むような光景に暫し時間が止まる。 (このつづきは、、) 2008-10-20 19:48:06| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0) 海青く 夢と現(うつつ)の 観覧車 「日本丸」の心地よい余韻を楽しみながら、目と鼻の先にあるドリプラ(ドリーム・プラザ)に向かう。 数ヶ月ほど前、ここに観覧車ができた。あんな子供だましみたいなものと、まっすぐ行こうとしたら、KGBが突如右にそれて、チケット自動販売機前で格闘している。券を購入せんと試みるが、千円札を2枚入れること数回、機械が反応してくれない。後ろにいた子供づれの若い夫婦が呆れたように見ていたが、もう一台ある隣接した自販機でそそくさと購入した。どれどれと機械を覗き込むと、一人6百円とある。こんなオモチャにかような浪費は身分不相応だと抗議するも、あっさり否定された。仕方なくKGBの動作を観察すると、お札を入れるや否やボタンを押している。これ以上シュータイを晒すのはまずいと判断し、同じ過ちをせんとするKGBの手を押さえて、ランプが全部点いてから二人分のボタンを押した。まー、何というか、店頭で点燈する前に転倒するような気分だった。  ゆったりと動くゴンドラが近づいた。係員のにーちゃんはドアを開けて、変てこなカップルがちゃんと座るのを確認してからドアをロックした。  観覧車はウン十年ぶりだった。円形のゴンドラは4人乗りで、Konishikiさんが来たら係員はどう対応するのかとちょっと心配になった。徐々に窓外の風景が小さくなっていく。前後のゴンドラは視野に入らないが、最高地点付近でやっとお見合いできる構造なので密室となる。体もハイ、こころもハイになる不思議な時空の中にいる。 テレクサ隠しに手にしたデジカメで数枚撮ると、電池切れに気がつく。いつも馬鹿にされている二眼レフを取り出して、テキを撮る。二眼レフの最大の利点は通常の視点より下からのアングルで、日常では見つけられない表情が映し出される。  遠方にはやや霞む富士、眼下に行き交う大小の船舶と繋留しているヨットなどを真上から楽しみながら12分ほどでゴンドラから這い出る。  海風の余韻を楽しみながら、雑踏を散策し、地上の日常に戻る。 「観覧車」,、ああ感乱射   海青く 夢と現(うつつ)の 観覧車  DadKoala 2008-10-20 07:10:47| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0) 「日本丸」「海の奇婦人」 限りなく晴れた空の下、日曜の午後は、KGBの指令で車を動かす。 日本最大の帆船で「海の貴婦人」、帆を広げた姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれている「日本丸」を観に行った。 全長110mの美しい船体が視野いっぱいに広がる。3本のマストが空に突き出しており、海面から50mの高さだという。コピーされたパンフレットをみると“Four Masted Barque”というので、よく見ると最後尾にやや短めのマストが見える。 本日は一般公開とのことで誰でも、もちろん無料で見学できる。デッキ上には見学者で溢れているので、しばし待たされていざ乗船。リュックを背負っていたが、荷物検査はないし、ニンソウが多少悪くても大丈夫だった。  練習生のにーちゃん、ねーちゃんが元気よく挨拶するなか、心地よい潮風を受けてタラップを上っていく。  数年前にも、帆船に見学乗船した。この船だったか、あるいはもうひとつの「海王丸」だか、覚えていない。両者の簡単な見分け方は、白い船体を走る青い線。「日本丸」は濃いブルーが一本、後者はライトブルーが2本だという。さらに船首像も少し違うというが、他に観るところが多くて、忘れてしまった。 狭い階段を下りて船室に入る。 私の書庫とは正反対に整頓された書棚が並んでいた。船の横揺れにも十分対処できるよう、本の背がガラス戸面に付けられた横木にぴたっと張り付くように整頓されている。 隣の教室では、十数名の練習生が英語の授業をしていた。 今回の練習生は97名だという。女の子もいたので、さらに質問してみると13名、さすがに卒業後に船に残る女性はまだ少ないようだ。 さて、オー昔にジョ学生だったはずのKGB.再び甲板に出て、気持ちよさそうにあちこち覗き込んでいる。無線室にはちょっと旧式のファクス電話があり、さらに旧式のKGBが質問している。 爽やかな潮風に送られて、タラップを降りた。 (夕闇に浮かび上がる船体については、別の機会に) 2008-10-20 06:54:11| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0) ラジオから 朝のラジオから、いろんな情報が入ってくる。 その1;北海道のスーパーに強盗が入った。  ありふれたニュースだが、気になったのは次の2点、捕まった犯人は高3男子で被害が300万円だという。 高3生がこんなことをした背景は知らないが、今の世相を考えると実に寂しい。ちょうど、懐メロフォーク「継子(ままこ)」が流れて複雑な気分になった。 この曲は初めて聴いたが、イントロのコード進行の心地よさに驚いた。そして歌詞がいい; http://www.geocities.jp/ing9702/mamako.htm 定時制高校生をうたった歌とのことだが、そんな昔の綺麗事が通用しない世の中なのだろうか、現在は。 それにしても、300万円ものお金、多分一日の売り上げだろうが、そんな大金(きのちーさい私なんぞは手が震えてしまう)をたった一人で管理するシステムに首をかしげる。(ついでに)ラジオ体操ができるから、まーいいか。 先日、「タスポ効果」で売上げ好調なコンビニのことを書いた; http://blog.alc.co.jp/blog/DadKoala/128881 そこで、べつのサイトを見ると、コンビニ各店舗の1日の売上は約54万円とある。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2008/09/200881053-3aaa.html 1日約900人のお客さまが来店し、約600円のお買いものをしていただき なるほど、私のお気に入りの390円焼きそばだけじゃ、現在の需給バランスに影響していないことがわかる。 その2;サッカーくじの売り上げが過去最高となって、660億円になった。 なんでも最高6億円だというから、一攫千金を狙う心理を巧みに利用したものだろうか。 ソレガシは、賭けマージャンは勿論、なんとかジャンボなどとは無縁のドケチ石頭だが、 その660億円をどう使うのだろうかと気になった。 「独立行政法人日本スポーツ振興センター」なるものがあるという。 なにしおう(何しおーと勝手?)「独立行政法人」が付いている、ご存じ文部科学省関連の○○である。 2001年に始めたのが「スポーツ振興くじ(toto)」。http://www.unisys.co.jp/dotnet/toto/01.html これを導入するにあたって、システムや機器類の設置など初期投資にかかった350億円を 、5年かけて償還する計画があったらしい。 しかし、毎年の返済分70億円が捻出できずに次年度に繰り越ししているのだから、たかだか660億円といっても、ようと不明瞭な人件費などで消えてしまうだろう。 名目は、なんとか振興で、一部にはそれらしき実績も誇示しているが、問題はこうした組織をばらまく構造そのものだろう。 夕べは、車を久しぶりに転がしてハンバーグ店に入った。 店内は家族連れで満員、サッカーの地元チームが「2-0」で勝ったので、みんな上機嫌。 そして、目の前で欠食ジドーのようにパクつくKGB。 「うれしさも チューぐらいなり 半婆ー愚」 2008-10-19 07:53:07| 日常 |コメント(2)|トラックバック(0) コメント Dad Koalaさん、こんにちは。 同じです! >300万円ものお金 シャワリも300万円にえっ? となりました。 多額の払い込みでもあったんでしょうかね。 それにしても最近は54万円ですか? シャワリの認識では1日72万円でした!(←ずいぶん前) 頭ん中の金額訂正しておきます。 ありがとうございました。 それにしてもダガーナイフ怖いですね。 投稿者:シャワリ - 2008-10-19 20:22:26 おはようございます、 ああ、やはりそーでしたか、ダガーナイフ。ちょこっと聞いた耳学問だけじゃ不十分でした。 コメントありがとうございます。 それにしても、こんな物騒なもの売っているなんて恐ろしいですね。 タガーゆるみ? 投稿者:Dad Koala - 2008-10-20 07:20:44

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