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日々是?日 朝から冷たい雨がしとしと降る。 昨日、KGBがズルをしたのでいつものパンがない。 久々の玄米食とした。お米がごとごといっている間に野菜の下ごしらえをする。台所の端に転がっていたジャガイモと半分干からびた葱、そして冷蔵庫内を物色。底のほうがカビらしきものある鞘インゲン、半分しおれたカブ、そして、残り物の油揚げ。これで十分。新聞を読みながら待つこと暫し。野菜たっぷりの味噌汁、イイカゲンに作ったがこれは超美味。 隣の寝室でKGBから情報あり、アホ娘のインタビューが月曜日になったとのこと。ボスの都合で数日延期、待ちきれずに山奥から大都会へ出たようだが、、、。 親ができることは、声をかけてやること、そして祈ること。 さて、昨日の残務整理あり。 さあー開始。 2008-05-11 08:01:25| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0) シシュポス、日本死守Hospital 医療現場はふたつのモンスターにより崩壊寸前となっている。 ひとつは、現場に無知なお役人による医療費抑制政策、そしてさらに無理解な人々による司法介入を伴う訴訟裁判。 主たる原因は、あまりにも現場が忙しすぎることにある。 自分のことや家庭のことなどよりも、患者さんのことを先ず考えるよう教育されているから、ふと気がつくと身も心もズタズタになっていることは珍しくない。頭のいー人はこんなバカなことはしない。 職務に忠実であればあるほど、わが身の首を絞めている現実がそこにある。日々の仕事と学会準備に追われて、かような現実をアピールできる元気など残っていない。 訴訟社会の大先輩、米国はちゃーんと対策をとっている。医療を支えるスタッフの豊富さ、ため息が出るくらいである。こうしたベースがあるから、ドクターと患者家族はお互いに納得できるまで話し合うことができる。 当然、膨大な費用がかかる。米国は日本の約7倍ともいわれる医療費、これがさらに高騰するのは避けられない。 わが国ではどうだろうか。「ゆとり教育」で若者の学力気力を低下させ、「医療費抑制」で大混乱を招いている。 これまで崩壊しなかったのが不思議な状況にあっても、お役人は頑なだ。 日中は夜遅くまで勤務して、そして当直。夜中に急患だと起こされて行ってみると、昼間は混んでいるからといって夜来るようなのもある。一睡もできずに翌日も朝から仕事が待っている。定員が決められているし、ギリギリの人数なので、代替休暇なんてシャレたものはない。まー、死んだら誰かが来てくれるかもしれないが、ここ数年はそれも難しくなってきた。 飯は食えるときに食う、眠れるときに眠っておく、これが鉄則で、アメリカもボード(専門医資格)をとる前の連中も同じことをしている。 だが日本ではボードがあろうとなかろうと無関係、よって、老骨に鞭打って当直を強いられる。だから死にたくなかったら、転職か国外逃亡しかない。 いくら努力しても全く報われないことほど過酷なものはない。毎日重い岩を上に持ち上げ続けるシシュポスそのものである。 そして、このような記事も出る、これが空しい日本の現実か。 射水市民病院の延命中止、元外科部長を殺人容疑で書類送検へ (読売新聞)   富山県 射水 ( いみず ) 市の射水市民病院での延命治療中止問題で、富山県警は、人工呼吸器が外されて死亡した末期がん患者ら7人全員について、元外科部長の伊藤雅之医師(52)を早ければ月内にも殺人容疑で富山地検に書類送検する方針を固めた。 2008-05-10 12:33:09| お仕事 |コメント(0)|トラックバック(0) 「米百俵」はいずこ 教育支出「GDP5%」原案明記…財務省の反発必至 (読売新聞) 目先のことしか考えないお役人、自分のところしか考えないお役人。 20年30年後の近い将来もわかろうとしない。  今年度から5年間の教育政策の財政目標を定める「教育振興基本計画」の文部科学省の原案が9日、明らかになった。  焦点の教育支出額について、「今後10年間を通じて、OECD(経済協力開発機構)諸国の平均の国内総生産(GDP)比5・0%を上回る水準を目指すべきだ」と具体的な数値を明記した。 びょーどー、ゆとり云々の恐ろしさが、やっと分かりかけてきたのか、 と思いきや、足を引っ張る自称エリート集団か。   だが、日本の現在の教育支出額はGDP比3・5%で、1・5%の引き上げには、単純計算で新たに7・4兆円の予算が必要となる。財源の手当ての見通しがついていないため、財務省などの反発は必至で、最終的に計画に盛り込めるかどうか不透明だ。 2008-05-09 15:55:06| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0) かの国の戦略、恐るべし 昨夜はぼろカメラを修理しながらTVを見てたら、「感動実録、3万キロの母子旅」という番組があった。2000年から2003年にかけてのことで、当時の中国ではTVで報道されかなり話題になったそうだ。 内容は、中国最北端からチベットに行きたいという100歳の母親を、74歳の息子が自転車でリヤカーに乗せて旅行するというもの。  <以下略> 私はミーハーだからつい涙が出てしまった。だが今朝になって気が付いた、何で今ごろ放映したのだろうか、そこで新聞のTV欄をみると、やはりFテレビ。これで納得。 どうでもいいけど、カメラのレバーをラジオペンチでいい加減にいじくっていたら、何とかマシになってきた。ソ連のカメラは、いい加減だけど、これがまた面白い。 さて、お隣さんのトップは昨日も大いに張り切っていた。何せ踏ん張りどころ、さすがにツボを抑えている。 卓球の愛ちゃん相手に何と伊達公子ばりの rising  shotを繰り返すではないか。ふーむ、名前が示す通り(華やかな「錦」と怒涛の「涛」)超攻撃的で愕然とする。一方、かのお人は、笑顔でごまかし、さらりとノタマウ。「とても戦略的で、手強い。心して、、、」 チクリと皮肉るが、および腰ではとてもとても。 最後にひと言。 この3人で一番の戦略家は誰か。 答えは、愛ちゃん。状況を的確に判断し、相手の意図すると所へ打ち返す。 負けるが勝ち。さすが、愛ちゃん。 2008-05-09 06:32:08| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0) 食料の無駄;下手な考えも無駄? 以前、コンビ二での期限切れ食品の廃棄についてコメントした。 私のような卑しい人間でなくても、食品を捨てるということに抵抗を感じる人は少なくはないと思う。 かといって、うちの冷蔵庫はどうかっていうと、期限切れの食品がゴロゴロしている。 ここだけの話だから、他言無用。バレるとKGBに何されるか分からない。 ところで、高級料亭「船場吉兆」で客が残した料理を使い回していた問題が発覚した。 「生ものでの使い回しはなかった」と説明していたが、新たに刺し身の使い回しが発覚したという。 世間様の常識と、なんとか衛生法のダブルパンチである。 わたしは、ドけち小五郎だから、お刺身の残りは「ズケ」にする。お酒とお醤油をテキトーにかけてラップしておくだけ。山葵が残っていたら、それもごちゃ混ぜにすると、これは美味なり。そもそも、江戸時代の寿司屋は、今で言うマックみたなもんだから、そのまま食べたとどこかで読んだことがある。 お金を貰って人様に出すのは、いくらなんでも抵抗があるけど、自分や従業員が食べるんだったらいくらでも無駄なく使える方法があると思う。 関連して法律にも首を傾げる。そのなんとか衛生法で、賞味期限に縛られている我が国の現状を、ほかの国の人はどのように見ているのだろうか。原油高騰し、バイオ燃料への振り分け、さらに異常気象で小麦粉もどんどん値上がり。 規則に縛られることの「異常」、それとも私が異常なのか、、 疲れたので、考えるのも「移譲」する。 2008-05-08 19:05:02| 時事ーのたわごと |コメント(0)|トラックバック(0) 歴史のおべんきょう 先日ふと思い立ち、「小説十八史略」陳瞬臣著を読み始めた。 お隣を知るには先ず歴史を調べるのが手っ取り早いだろうと思ったからだ。 オリンピックなんてどうでもいいことで、そんな些細なことは歴史の中ではほんの一瞬のことであろう。 4月からの週一回の電車通勤の車内でしか読めない(しゃーないナ)のでやっと1冊目があ終わったばかり、秦の始皇帝が誕生から死亡、そしてその後のドロドロした陰謀の連続。先日のアメちゃん映画よりさらにスケールの大きな読み物だと思う。 「十八史略」はむかーし漢文で読まされた記憶がある。当時もアホだったから、中身なんてわからず当然面白くない。だが、今ごろになってやっとその意味が少しわかるようになってきた。 うちのアホ娘が通っていた州立大学でも「アメリカ史」の講座がある。少し覗いてみると、凄まじい戦争の連続であった。英国、スペイン、メキシコとは勿論、カナダとも戦争をしている。さらにCivil Warまである。 今じゃ平和の象徴みたいなSwedenだって、昔はどうしてたか。 お隣のドイツやデンマークとしょっちゅう戦争を繰り返していた時期があった。 考えてみると、60年以上戦争がなかったというのは極めて稀なことといえる。 何故なのか。 今は見かけ上平和な日本。だが、いつ何がおこってもおかしくない。 「みなさーん、仲良くしましょうねえー」と言っているだけでは何の役にも立たなかった、それを歴史は教えてくれる。 2008-05-08 06:45:19| 時事ーのたわごと |コメント(0)|トラックバック(0) ピントずれ 連休が終わって、本日から仕事が始まる。 新聞がないので、メールチェックからスタート。 ボロカメラのオークションを物色していたら、あっという間に一時間。貴重な朝の時間が、勿体無い。 旅行に持参したロシアカメラの調子がおかしい。何か変だと思ったら、フォーカスが合わない。帰宅後レンズを換えてみたら、どうやら本体がイカレているようだ。この修理、果たしてできるのだろうか、、、。 休み明け ついにボケたか ピントずれ こピントウたい にせ(い)しゅしょう  DadKoala 2008-05-07 08:13:04| 日常 |コメント(0)|トラックバック(0) 心あてに 折らばや折らむ やっとこさ、自宅の長屋にたどり着く。意外や意外、東名は空いていた。透明ならいいけど、東迷?。 東京からの帰り道、日比谷公園ではチベットの人権団体のグループと旗が、そして霞ヶ関周辺の警備を車窓から見る。 お隣さんの訪日に講義する右翼団体の宣伝カーにも遭遇した。 日本は平和な国だとつくづく思う。警備の方々は大変だと思うが、互いに紳士的(?)に対応している。しかし残念ながら、彼らの声明はお偉方には届かない。特にノー天気なご仁には、世界の常識が通じないので、そりゃーとてもとても無理でしょう。 心あてに 折らばや折らむ 来日の おどろきまどはせ 初夏(諸家)の花                   DadKoala 羽田には昼少し前に着いたので、それとなく辺りを見回したが、目立った変化はない。連休最後に来るなんて、特に警護の方々はブツブツ言いたくなるでしょう。 さて、問題のかのご仁。まだ支持率が19%もあるので、言うべきことぐらいはお分かりでしょうね。 2008-05-06 19:03:25| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0) Whatever it takes. けふ、お隣さんから主席が来日する。 ひょっとしたら、羽田で鉢合わせ? 昨日の映画の余韻が残る。Senator は自信満々に云う、 "Whatever it takes"。 かの人も、全くおんなじことを考えているのだろう。 アフガンでタリバンに蜂の巣にされた二人の若者がわれわれに問いかけている。 けれども、お偉いさんは、まず絶対に理解しようとはしないだろう。 2008-05-06 06:19:10| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0) 「大いなる陰謀」を観る 連休で最後の札幌休日となった。 例のごとく、計画も戦略もなくホテルを出る。 薄曇りで強風が吹き寒いので、まず駅に行く。バスで小樽にでもと思ったが、バスの切符売り場のマップを見るとサッポロ・ファクトリーなるものがある。いつでもいけると思っていて一度も行ったことがないし、他に行くとこないからトコトコ出かける。 中に入ったら、長蛇の列あり。行列を見ると反射的に並びたがるKGBが、並んでいたおばさんに聞いた。映画を観るとのこと。目ざとく「大いなる陰謀」を見つけたKGBが一言、「これを見よう。」 「、、、、」これで力関係はお分かりでしょう。 大統領選出馬の野望を抱く上院議員アーヴィングに呼び出された、テレビ記者のロス。彼はアフガニスタンで進行している対テロ作戦の情報をリークする代わりに、好意的な報道をテレビで流すよう、ロスに持ちかけてくる。 ホワイトハウス、カリフォルニアの大学、アフガニスタンの空軍基地、これら3つの場所で緊迫した時間が流れていく。 悲劇の主人公となったのは、米国の栄光を信じた二人の元学生、黒人とメキシコ人、これもひとつのポイントとなる。彼らは大学院への進学を蹴って、米軍に志願し特殊部隊に編入された。 そして、その2人の兵士が学んだカリフォルニア大学。彼らの恩師であるマレー教授(ロバート・レッドフォード)が、自分の将来にさえも無関心になっているひとりの学生を呼び出した。彼に将来の夢について語り、人生の意味について話し始める。 この学生は自分の怠惰理由を国や政治家のせいにしていた。 キャンパス内でTVのバカ番組が流れる中、ニューステロップが流れる。そこには、自国の兵士が命を落とした現実が淡々と流れていく。 無関心でいいのか。 と、この映画は問い掛ける。 私のアホ娘は、クラスメイトの30歳過ぎのシングルマザーと仲良しになった。 彼女は4人もの子を抱えて、何故大学に来たのか。 その答えは、イラク帰りだからだ。軍に入ると実質ゼロで大学に進学できる。 幸い、彼女は生きて大学に入れた。 だが、彼女からの実戦での話は凄まじい。ある作戦で 2008-05-05 20:43:26| 映画 |コメント(0)|トラックバック(0)

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