BLG;2008-10-10--;
War of the rats
1942年夏、独ソ戦の最中に南ロシアのヴォルガ河西岸の重工業都市で両軍は激突した。
戦史上類をみない殺戮の記録は、総計110万9000以上ともいわれている。
後にヴォルゴグラードと呼ばれるここ、レニングラードには、当時60万人の市民が住んでいたが、戦後生き残った民間人は1500しかいなかった。
独軍歩兵たちは”ラッテン・クリーク(Der RattenKrieg)”と呼んだ。
昨日からDLロビンズの「鼠たちの戦争(War of the rats)」を読み始めた。
概略は人様のブログを無断で(すみません)拝借するとわかりやすいと思う。
http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/robbins.html
内容は両軍の天才的スナイパー(狙撃手)の視点から捉えた、ほとんど事実の記録である。
スナイパーは、敵の捕虜になると真っ先にリンチを受けて例外なく殺されるという。前線兵士からは悪魔のように憎まれた存在だ。
この本の冒頭にダンテの有名な「神曲」地獄篇の一部が添えられているが、
その他諸々の情報の宝庫が引き出せる。
手始めに、独軍トルヴァルト大佐の言葉が印象的だった。
「教訓はこうだ、無知な若者たちよ」
「馬の背であろうとなかろうと、英雄になるな。しっかり身を隠していることだ。」(p28)
時間を見つけて、つづきを、、、、
2008-10-13 06:39:24| 読書 |コメント(0)|トラックバック(0)
Jeffrey Archer taught us
ロス疑惑のゆーめいじんが「自殺」と報道された。
だが、額面通りに受け取る「お人好し」は少ないだろう。
情報は重要であればあるほど隠される。
マスコミの情報よりも、ボケてきた頭を働かせるほうがいいだろう。
親に似てアホでドジな娘までが話していた。
「絶対、マフィアかなんかに消されたんだ。」
暇に任せて、私の読み古したジェフリー・アーチャーの文庫本を読んだらしく
なかなか鋭い指摘をしている。
これは、"speculation"である。
show古 はうんざりするほどあるが、「証拠」はない。
EBM(Evidence-based medicine)という言葉がある。
よくわかんないが、根拠に基づいた医療という意味らしい。
このEBMを金科玉条として、それまでの”empiric therapy”を無視したお方がいらっしゃる。お偉いさんは曰わく;「エビデンスの裏打ちのない治療は、、、、」
だが現実は、示されたエビデンスのうち20%以上が2年以内に覆されている。
かように”Evidence”とは、おぼつかないモノだと認識できる。
さて、渦中の人物についてであるが、Wikipedia を参照する。
高裁では証拠不十分で逆転無罪となる。検察は最高裁に上告し、2003年3月5日に無罪となり、銃撃事件の日本における三浦の無罪が確定した。
私は、ボケているしアホだから法律のことはチンプンカンプンである。
そのためか、司法・法律の「専門家」がお揃いで下した判断がまるで理解できない。
と、こんなことで文句を言う時間はない。
自殺説にはいくつか疑問がある。
まず、この人物が自殺をする状況にあったのだろうか?。
論拠を略すが、これまでの行動から、はなはだ疑わしい。
ロスで証言台に立たれると、困る背景が自然に考えられる。
ご専門の司法関係者は知っていても、否認するであろう「闇」の世界があるはずだ。
オープンにされると、困る情報を持つ人物がいた。
では、どうするのだろうか。
報道によると、留置所のチェックは2時間おきだったという。
その手のプロにとっては、鼻歌交じりで「仕事」できる十分な時間である。
J・アーチャーご自身も留置所経験があるので、彼の作品はいつ読んでも興味深い。
2008-10-12 12:15:10| 時事ーのたわごと |コメント(0)|トラックバック(0)
Who did make Confusion? "action or auction"?
どーしてか知らないが、アメちゃんとこも連休らしい。
お休み前はメンドーくさいことを早めに済ませたいのは、我ら悲しい凡人の考えだ。
だが、これじゃーいくら何でも。
U.S. removes NKorea from blacklist
http://www.washingtontimes.com/news/2008/oct/11/officials-us-drop-nkorea-terror-blacklist/
そわそわヒルちゃんがどさくさ紛れにワシントンに戻って、週末にピアノを弾きたいと思っていたライス・あねごとひそひそ話。ヤブから火が付いてカチカチ山の狸さん状態のブッシュさんは、それどころじゃない。かくして、、、、。
WASHINGTON (AP) – After North Korea relented on nuclear inspection demands, the U.S. on Saturday erased from a terrorism blacklist the communist country President Bush once branded part of an "axis of evil."
The U.S. step, assailed by some conservatives who say it is sketchy and rewards North Korea's bad behavior, is aimed at salvaging a faltering disarmament accord before President Bush leaves office in January.
State Department officials said the inspection agreement and the decision to take North Korea off the state sponsors of terrorism list were in the interests of national security and consistent with the "action for action" principle of the negotiations.
Bush approved the action on Friday and Secretary of State Condoleezza Rice followed suit Saturday.
「帽子を乗っける台」をそれなりに活用している”some conservatives ”は、当然噛みついている。
けれども任期(人気?)が来年1月までなので、”faltering disarmament ”、つまり「よろめき」の”dis”+”armament (軍備)”ときた。
"action for action"には笑ってしまった。私には”action or auction”なら理解できるが。
さて、タローちゃんは?
2008-10-12 08:49:00| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0)
場七大悦途(バナナ・ダイエット)
あなたが突然ライオン”に”襲われました。
さて、どーしましょうか。
そーです。ライオン”から”おそ(教)われました。
答えは、持っていた「バナナ」を一本ずつ投げながら逃げること。
7本あれば、危機の場を脱することが出来るでしょう。
何故、ライオンは人間を襲うのでしょうか。
スーパーに行っても売り切れていたとの証言があります。
チューゴク製の粉ミルクで育ったので、腎結石となり
水分をたくさん摂らねばならず、ついでにスナックも、、、、。
かくして、メタボとなったライオンは哀れな擬せー者なのです。
さてソレガシ、今朝は貴チョーなバナナ様をいただいてきました。
2008-10-12 07:43:13| ダイエット |コメント(0)|トラックバック(0)
Detrusor instability at Detroit
10年ほど前のこと、用事があってデトロイト近郊へ出かけた。
空港から乗った車は延々と走りつづけ、膀胱が爆発寸前に宿泊予定のホテルに到着した。以来Detrusor instability に時々悩まされる。
今回の歴史的な株安は米国自動車ビッグ3をも直撃した。
GM, Chrysler considering merger
http://www.washingtontimes.com/news/2008/oct/11/gm-chrysler-considering-merger/
そーいえば、けふは「十三夜」、こちらは「月餅」、あちらさんは「合併」
General Motors and Chrysler have held preliminary talks about a possible merger that would reduce Detroit's Big Three to the Big Two.
According to the Wall Street Journal, citing "people familiar with the matter," General Motors Corp. has recently been in discussions about acquiring Chrysler LLC from Cerberus Capital Management LLC.
2008-10-11 22:03:17| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0)
'Troopergate' Palin 叩き
ロス疑惑の中心人物が自殺との報を聞きながら、'Troopergate' という聞きなれない言葉を見つけた。
'Troopergate' inquiry finds Sarah Palin guilty
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/us_and_americas/us_elections/article4924041.ece
”Trooper”はどうやら州警官?で、”gate”は、"Watergate"みたいなものらしい。アラスカ州知事としての「強権発動」云々で、来月の選挙活動を”荒らすか”のか?。
どうせなら、イチローの「強肩を観たいのだが。
Sarah Palin, Jo」hn McCain’s running mate, unlawfully abused her power as Alaska’s governor by trying to have her former brother-in-law fired as a state trooper, according to an ethics investigation released last night. It deals a significant blow to an already embattled Republican ticket just over three weeks until Election Day.
The report, released after a two month investigation, found that Mrs Palin was motivated in part by a personal grudge when she fired Walt Monegan, the police chief, after he failed to dismiss her brother-in-law, who had been involved in an ugly divorce from her sister.
2008-10-11 19:02:01| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0)
ハラタツノー?
マスコミは金融破綻がどうのこうのと報道するが、ビンボー人にはピンとこない。
それよりも、サッカー・野球の結果が気になっている。
巨人、2年連続32度目のリーグ制覇 http://sports.nikkei.co.jp/index.aspx?n=AS1H1001Q%2010102008
プロ野球セ・リーグは10日、優勝へのマジックナンバーを2としていた巨人がヤクルトを3―1で下し、2位阪神が3―4で横浜に敗れたため、巨人の2年連続32度目(1リーグ時代を含めると41度目)のリーグ制覇が決まった。
先日の巨人vs阪神をTVで観戦した。
勝負には流れがある。勢いと流れを読んで、それに従い時には過酷な決断を下す。
13ゲーム差を乗り越えたチーム力、隠れGファンは元気を貰った。
2008-10-11 08:27:38| スポーツ |コメント(0)|トラックバック(0)
「一式陸攻」から山本五十六、そして、、
先日のブログで書いた「一式陸攻」は、米軍に暗号を解読されて山本五十六長官と共に米陸軍航空隊P-38戦闘機に撃墜された。山本長官は、エピソードに事欠かない超有名人であるが、それについては後日改めてコメントしたい。
昨日の昼休み、図書館で偶然目に留まった本があった。
「河井継之助」堂門冬二著である。
同じ長岡藩で一代家老に抜擢された河井継之助は、学生時代の不勉強で歴史に疎い私には未知の人物であった。
読み始めた。といっても、飯の時間と、スーパーかコンビニでKGBの買い物を待っている時間しかないが、これが面白い。いつもは、斜め読みで誤魔化すのだが、メモをしながらの作業で、まだ3分の1くらいである。
書きたいことは山ほどあるが、悲しいかなこのボケ頭。文章が出てこない。
記憶に残っている断片を、ポツンポツンと記す。
困ったときのWikipediaから情報を拝借する;
「生まれたときから指導者の資質を持っていた」
慶応4年(1868年) 4月に家老。閏4月に家老上席、軍事総督に任命。
5月、小千谷談判決裂。新政府軍と抗戦開始。
8月、戦闘中の傷がもとで死去。享年42。
何故、チョー生意気の継之助がリーダーと成り得たのか。
その答えは、彼の徹底した写本と、師匠・古賀茶渓そして備中岡山の山田方谷であると愚考する。
コピペ全盛の現代、何を好んで「写本」というかもしれない。
私のがくせー時代(不勉強だったのでとても学生とは書けない)、は青写真に毛の生えたような代物で、重要な資料は専ら手書きであった。
だが、自分でノートに書いていると、アホな私でもなんとなく分ってくるから不思議であった。
「河井継之助は、決して気が長かったとは思えない。相当短気な面があったはずだ。にも拘わらず、かれは名著に向かった時は、必ず書写する。これは、継之助の名著に対する謙虚な態度である。」
そして、藩の重鎮であった父親を説得というか、ゴネ得までして江戸に遊学し、さらにまたゴネて岡山まで出かけている。何故ならば、彼は生涯の師を見出したからである。
思想の根底になる陽明学は重要なキーワードだが、割愛する。
しかし、問題はあった。
上役にとっての”望ましい部下像”とは
「たとえ能力があっても、他に対して謙虚に生きるタイプ」だ。
河井継之助は、ズケズケと思うまま自分の信条を述べたので、今流行のモンスター真っ青のトラブルメーカー、当然煙たがられた。
「何を言っているのか」でなく「誰が言っているのか」それが問題となる日本。
歴史には現代につながるヒントが満載されている。
2008-10-11 08:02:15| 日本を語る |コメント(0)|トラックバック(0)
一筆啓上 教育汚染
昨夜も仕事が終わったら頭がすーぱあ、スーパーも開いていないから定番のコンビニ弁当となった。390円の焼きうどんをパクつきながらTVをボケーッと見てたら面白い言葉を見つけた。きょーいくおせん、明日行こうと思っていたが今日行こうと思っていた温泉?
「受験は教育汚染」 ノーベル賞2氏が文科相ら訪問
2008年10月10日12時25分;http://www.asahi.com/science/update/1010/TKY200810100140.html?ref=rss
今年のノーベル物理学賞に選ばれた小林誠さん(64)と益川敏英さん(68)は10日午前、塩谷文部科学相と野田科学技術担当相を相次いで表敬訪問。このあと東京都内で初の共同会見に臨んだ。
塩谷文科相に対し、益川さんは「本来みんなが持っている好奇心が選択式テストの受験体制ですさんでいる。『教育汚染』だ」「今の親は教育熱心でなく、『教育結果熱心』」などと持論を直言。塩谷文科相は「これからどんどんご指導いただきたい」と述べた。また、野田科学技術相は「物理学の大家に会え、雲の上の人が地上に降りてきたような感じ」と緊張の様子だった。
ヘソ曲がりの私は正直ガッカリした。いやしくも大臣たるお方、ご自身のことなんかより全国民に教育に関する根底意識を啓蒙できるようなシステムを整備すべきであった、へらへらしている場合ではないだろう。
一筆啓上 非の用心 オセン泣かすな ウマ肥やせ
2008-10-11 06:58:48| 学校・勉強 |コメント(0)|トラックバック(0)
Trick or treat
先日のWall Streatがらみのドサクサに紛れて、かの国へご機嫌伺いにいってたヒルちゃんがWashingtonさ戻っていた。
折からのハロウィーン、メラミンのたっぷり入ったお菓子を貰ったのだろう。
<北朝鮮>10日にもテロ国家指定解除 米紙報じる
10月10日11時52分配信 毎日新聞
【北米総局】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は9日、米政府に近い筋の話として、早ければ10日にも北朝鮮のテロ支援国家指定を解除すると報じた。また米FOXテレビは9日朝にライス国務長官らが解除について協議したと伝えた。6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は今月初めに北朝鮮を訪問し、核計画申告の検証について北朝鮮が自ら計画を作成し中国に提出することを提案。これを受けライス長官がブッシュ大統領と討議を重ねていた。
聞くところによると、外交面での業績にあせるライス長官が極楽トンボをまだ使っているらしい。新型ミサイルが新たに設置されているというのに、何故韓国も日本も呆然と立ち尽くしているのだろうか。
2008-10-10 13:43:35| 時事ニュース |コメント(0)|トラックバック(0)
コメント