バーベキュー 秋刀魚丸ごと 食いにけり、8月26日、日曜日

けふは27日の月曜日、
昨日の友人夫妻の送迎については、どこかに書いた。
ともかくも、3人だけだがバーベキュー、材料調達をと、駅前のモールに車を停める。広大な敷地と店内、出入口がいくつもあるので混乱する。オレンジ、ブルーン、レタスに戸惑うトマト、定番焼きそばには、これがウィンナ、モヤシに冷凍の開戦じゃなくて、海鮮セット。彼らは飲み物、知らず量がかさばり、手持ちの袋が間に合わず、奥さん持参のトートバッグが役に立つ。

ようやく、炎天下の駐車場から抜け出す。雄大なASM山が車窓前方に広がる道をはしり、バイパスに入る。2つ目のICで降りると、もうわが家近くで、公民館の広場に駐車。重い食糧品の袋を抱えて無事到着。早速BBQ台をセットして、火を起こす旦那と、野菜を洗ってサラダを準備する奥さんの両方の手助けが始まる。

炭に火が入る。
真っ先に食べたいもの、秋刀魚を並べる。味は塩だけ、
少し黒焦げとなるも、私は、頭と尻尾だけを残してワタと骨も食べる。

ガキの頃、古い土間で遠い親戚の人が焼いた秋刀魚を食べていた。
その人は,地下足袋を履き、頭に鉢巻をしていたが、多分祖父母が田圃の草取りか何かを頼んだのだと思う。
古い田舎の家では、お客さんは、畳の間に上げる人と、そうでない人の区別がはっきりしていて、このオジサンは後者だったと思う。

いつか時期は不明だが、お酒をやはり土間の板の間で飲みながら、スズメの丸焼きを食べるオジサンがいた。
「坊主、食うか?、これはオネショに効くぞ。」と私をからかった。
私は、オネショをした記憶は薄れているが、このオジサンが何となく好きだった。
そして、年月が流れ、私もあの手ぬぐいのオジサンと同じかそれを超えるトシになっている。
そして、秋刀魚を食べるときは、ワタごと全部食べている。

ワタにこそ、うまみと何とも言えぬほろ苦い味があり、遥か昔の記憶とともに楽しむようになっている。
と、卒爾ながら朗報。

突如、豊漁に沸くどこそことのニュースあり、
 あー、今度は 刺身で食べたい。
昔、北海道の浦河で食べたお刺身、懐かしい。

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