Face to face;8/6,月曜日

30-8-6
月曜日、この日はアラーム作動せず、自転車ではなく、車を出す。
7時少し過ぎに、職場へ。
10時、市役所から介護認定の調査員が来る。時間丁度に行くと、先日お世話になった支援センターの所長さんも臨席し、およそ1時間かけてお話する。
気になったのは、車椅子に対する見解の相違。18年ほど前、父はいつのまにやら車椅子に乗せられて、認知症は急速に進行した。

関係者一同に会しての集まり、情報共有。各々、夫々の立場から、見解が出る。
まあ、それはそれでいいのだろうが、いわゆる専門家といわれる人のステレオタイプの考え方、事務的の処理しよう基本的な流れに、ヘソマガリの私は違和感を持つ。

イガッカイといふ集団があるらしい。かなり前からGL(ガイドライン)なるものがあり、それを金科玉条のごとく捉えている風潮が気になる。一方では、テイラーメイドなんとかといって、一見矛盾するかのように捉える人もいる。

組織とは恐ろしい。文書化されたもの、それはひとつの切り口であって、かなりの確率で有効と思われるメソッドが提示するらしい。GLとは、私みたいな頭も性格も悪い輩には、何度読んでも理解できないものだと、諦めている。

明確だと思われるのは、ソショー対策。誰が責任をとるのか曖昧な日本のシステムで、、
まー、誰もが自分がカワイイから、、、、。

アカシンゴー、ミンナデワタレバ コワクナイ。

アホらしくなって、早々に自宅に戻る。庭の草むしりをして、所用を思い出す。そこで、東隣の先輩、年は知らないが80代か、サンダル履きで訪問した。このお家は小川を挟んで広大な畑がある。今回初めてその畑に入った。ビニールハウスにはトマトがギッシリ生っており、大先輩はひょいっとかなり大きなトマトをひとつ捥(も)いで、それを手渡しながら、世間話をする。東京の叔父のことやら、肝心のことが最後になり、ああそれなら、隣の家に行くようにといわれて、そこを辞す。
トマトがデカ過ぎてポケットにも入らず、しかたがないから、隣の家のブロック塀の上に乗せて、ようやく、連絡事項を済ませた。夕方5時半頃、さて帰ろうと、狭い道路を横切ると、先ほど延々とナが話をしていたもう一軒のおばさんが円背でS(シルバー)カーを押しrなが声を掛けてきた。(名前と顔がまだ一致しない、ちょうど、軽トラで東隣のご主人が帰宅し、名前をかけたので、ああ、○△さんだとわかった)、どこできいたのか、うちの母の状態 を聞かれ、今度は、私はこれこれで、、、と相談とも愚痴ともつかぬお喋りが始まる。
ようやく話が一段落、したのでまた草むしりを再開。すると今度は、KMRのARG家夫婦が顔を出す。庭先の濡れ縁に腰を下ろして、缶コーヒーを飲みながら、またあれこれ話をす。要は、母の受け入れ先をどうするのか、、あれこれ話し込むと、あっという間に日がかげる、。

急いで、バケツの水を野菜などにかけて、夕飯の用意。そして、母屋の戸締り、と思ったが、実際に夜間泊まって見ることとした。

夕飯後、涼しい風が吹き、風鈴の清んだ音色が静寂の中に響く。開けたガラス窓からひんやりとした風が入り、むしろ寒いくらい。2Fから、電気すたんど、タオリケッとなどを下ろし、文庫本を読みながら就寝。



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