意外に深刻、同級生の苦悩;8/2;木曜日、夜は灼熱の東京へ

木曜日、早暁のネドコでさてどうしようかと考える。明日からの出張といふか、オシゴトのこと。

4時少し前に庭に出る。タネから育てた向日葵の一番デカクなったのに花が咲いた。大きな一輪は、やはり東の太陽の方角に顔を向けている。

向日葵は何故太陽の方角に向くのだろうか。

https://www.hanamonogatari.com/blog/1050/   によると
>>>” ひまわりの茎にあるオーキシンという成長ホルモンは、太陽の光に大きく影響されます。
このオーキシンは光が当たらない側に多く集まり、濃度が高くなると茎が伸長成長します。
つまり、太陽の光が当たらない側の茎は、当たっている側の茎より伸びやすいということ。そして、光が当たっていない側の茎が伸長すると、自然にひまわりの花は太陽のある方角に曲がるのです。”   >>>>
意外なことに、花ではなく、茎の成長が関係すること、そして、さらに以外なのは「光が当たらない側」の成長ホルモンが多く集まるという事実だ。
実は、光の当たらないところで働く多くの人々がいる。この大事な事実は目立たないから忘れがちだ。鉄道線路の保線、道路や橋の保全、などなど。
話題一転、この日、何の前触れもなく同級生が訪ねてきた。先日開かれた50年ぶりの同級会で同席し、相談を受けた記憶がある。高校時代と全く変わらず、単刀直入に話を始める。尿閉・排尿困難にて某所から大量の薬が処方されているが、一向に改善の兆しないから改めて相談に来たという。手渡された薬剤資料を見て、改めて驚き確認するが、薬剤師さんも驚いただろう。臆病な私にはとても出せない内容だった。逆に疑問が出る、何故なのか。最近の血液データは血糖を含めて異常なし。腹部エコーでも異常はないとのこと。
 とにかく尿検査だけをするが、確かに異常はないけれど、残尿70mlくらいある。なんとかスキャンという器械、当て方角度で再現性に疑問あるけど、やらないよりはマシ。排尿曲線測定などと言うウロでは基本的な装置など、この田舎では置いていない。
 わけが分からずまた訊いてみると、かなり前から甲状腺の薬を飲んでいるという。でもそれだけでは説明でききない。そういえば、とかなり前に膀胱結石で東京の病院に紹介されて採石除去したという(ということは、かなり大きく2-3cmくらいか)。再度入院や手術のことを訊くと、以前ぎっくり腰をして入院注射を受けたというから、神経学的検査をするも異常ない。だが何か変だ。ふと仙骨部下端に数㎝の古い手術瘢痕を見つけて、質問したら、7年前に肛門部のしこりで某所に入院したという。そこで事務手続きを経て、オンラインで最近の画像データを閲覧した。3ヶ月前の一番最近の検査だ。彼と一緒に頸部から肛門部まで子細に観察した。横隔膜より上は甲状腺を含めて異常なし。腎も異常なし。腹部血管に変な石灰化像が見えてきた、ナンダコリャ。  彼はボソボソと話す。「肛門部の腫瘤を取る目的で検査したら、腹部大動脈瘤が見つかって、こちらを優先的治療すべくステントを入れた」と語る。そういえば、血圧の薬も飲まず、当然TPHAも陰性で、、、???益々判らなくなる。ひょっとすると、血管壁のコラーゲン異常かも??。大ビョーインは原因なんて気にしないらしい。ようやく膀胱壁と前立腺が見えてきた。確かに前立腺は大きくない。左下腹部にストマあるも腸管の異常もない、だが何かヘンだ。膀胱の後ろ側、Opで多分S状結腸以下肛門まで摘出されたスペースが大きく遠位に突出し、尿道後方の骨盤底筋がベローンと伸展、膀胱自体も縦長に変形して壁はペラペラ、ひとつだけ幸いなことにいまのところ結石の再発はない。ただし、このままだと、、、、。
私は、彼に言った。「今まで尿が出ていたのが不思議なくらい、薬で治そうなんて無理だと思う。」そして、付け加えた。「赤ちゃんでも小学生のガキでもしている簡単な方法がある。」 それは今手元にないけど、来週にでもサンプルを見せて教えるが、、、
さて彼はどうするだろうか。
夕方、所用あり上京す。時間が早く着いたので、駅近くの従姉妹の家を訪れたら、偶然ほかの二人にも再会、多分50年ぶり?。これまた「意外」であった。




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