H29-7-17: 月曜、長野にてお寺、桜井、小諸

4時半過ぎに目を覚ます。昨夜の雨でひんやりとした空気がぼーっとした思考をやや引き締める。
布団の中でスマホを使って入力試みるも、うまくできず、22時、帰宅後にパソコンからこの一日を振り返る。

H29-7-17、月曜 田舎のM家、お寺、実家、そしてSへの帰宅

5時に髭剃り洗面を1階で済ませ、どうしようかと思案していると、下の妹Jが顔を出し家の外に出る。夜中に雨が降り、涼しげで過ごしやすい朝だった。北隣の駐車場と家庭菜園の前にて久しぶりの四方山話。田舎に戻ることなど、、、
6時過ぎに早めに朝ごはん、いつも元気なJの義母はこの日だけは食欲がないと言いながら実によく話す。Jは実に幸せだ。これも縁なのだろう。
6時半にお寺さんへ電話して、午前中のご都合を伺い9時半にと確認、その後M家の大家族が次々に顔を出し、賑やかな食卓を囲む。
荷物を纏めるため、2階に上る。ふとピアノを弾きたいという気持ちになり、数年前まで時々指を動かしていたのがが、音が拾えない。定番のモーツアルト、ポツンポツンと音を出し、転調したフレーズに入ると、思わず涙が零れて感傷j的になってしまう、ごまかして長調にもどり、人前で涙を出さないようじっと堪える。「よわねをはくな、くよくよするな、、、」
8時半に一晩お世話になったM家を発つ。直前に写真撮影。お寺にRYと3人で向かう。何回も通ったところなのに、40年以上も経つと道路が一変して混乱してしまう、そこで運転中のRはナビで目的地を設定し、それに従う。予定より20分早く本堂への通路で箒をもった若い女性に会う、多分方丈さんの跡取りのお嫁さんだろう、本堂応接室に案内され、そこで5-6分ほど雑談、82歳になられた方丈さんの病状を伺う。程なく電話で3-4回遣り取りした奥さんが現れ、そこで改めて挨拶、持参したお菓子を渡し、納骨のことも含めて寺の歴史などを話された。HPにも出ていて欧州にも数箇所座禅道場がある云々、、
現住職は32世岡本有光老師; http://www.npo-idn.com/rennsai-ide2.html

10時から法事があるというので、慌しい時間を割いていただいたことに感謝し9時半に本堂を辞す。娘二人と境内近辺を散策する、苔むした絵よりも美しい風景と中学時代に石段上り下りの科辛い訓練をしたことを懐かしく思い出す。
心を洗われた気分になり、1-2年ぶりに車を運転してみた。旧友の家の傍を通り、妹などが通った小学校も見ながら、遠回りになったがSの弟宅に伺う。
10時の5-6分前、腰を屈めて母の顔が見える。義妹らとお茶を飲んでM一家の来訪を待つが、予定10時を大きく過ぎて、元気のいい大声が玄関からする。M一家の子供2名を加えた5名が加わり、暫し談笑、旦那が術後ほかで動きにくいというA家に総勢8人で向かう。
 11時には隣のK市、A家に着く。玄関で旦那のRさんがやや細くなって顔を出す。つい数ヶ月前に左腎摘ほかの大手術をしたばかりで、気がかりだったが思いのほか元気な大声が帰ってくる。
妹Yと一人娘、生後3ヶ月の女児の顔を見る。
 30分ほどで、また8名は車2台で昼飯場所探し、Jが予定したところは1時間待ちとのことで東側のM田町に向かう。先行車で予約を入れてもらったので、着くと奥の大テーブルに通される。
 昼は一転洋食、イタリア料理のお店のようで、3人分のセットを夫々とる。うちは2種のハンバーグとY定番のスパゲッティボンゴレ、M家はピザやトマトソーススパゲッティ、先ずサラダが出て、スープ、お料理と続く。料理はとにかくボリュームに圧倒される。暑さなどに負けてはならじと必死で食べが、濃い目味は飽きやすく、他の皿から少しずつ食べたりする。最後にデザートと飲み物が出る。私だけホットコーヒー。満腹の腹をさすっている頃、さりげなく娘Rが席を立つ。こっそりとお勘定をすませてきたと私に事後報告。実務にもしっかり成長した頼もしい娘になった。これも亡き妻の遺産だろうか。
 そのまま車2台は母と義妹の待つ家に向かう。手短な挨拶後、墓地へお参りすることとなった。庭のお花が足りないので、義妹とその長男は自転車で旧宅の庭に向かう。私どもはお水やお線香を手に車で地区の墓地、納骨堂へ行く。もと小学校跡地に車を停め、お線香に火を点けて手を合わせる。来年、ここに妻の納骨ができるのだろう、独りではさみしいから、私の時まで待つといふ選択肢もある。すべては成り行きにまかせるべきなのだろうが、、、

16時に自宅のあるSへ向けて3人は出発する。玄関で写真を何度も撮ったが、名残は尽きることなし、腰が曲がり益々小さくなる母の姿、見えなくなるまで手を振る。

帰途は思いのほか車が少ない。N市を抜ける時だけ多少の渋滞あるだけ、ずっとRで運転で和紙の里までノンストップ。すでに19時過ぎ、夕飯にお蕎麦でも思うが、すでに閉店、隣接のスーパーで何か買おうとするが、  何を買ったのか記憶がない。(22日に追記しているので)
蒸し暑い空から、むせび泣くような小雨あり、県境の葛篭折の道を抜け、S市内に入る。
爽やかな信州から蒸し暑いS。Rのぶつぶつ小言を聞きながら、田舎で頂いた五目など食す。

ブログを書く余裕なし


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