4月12日、木曜、晴れ、A-Hpへ BLG「虫のいい」

4月12日、木曜、晴れ、A-Hpへ車で向かう。3Fにはソファーに寝転ぶ一人あり、パソコンでこの雨風BLGを入力。
4時頃に一旦目覚めるが腰痛で思案、未明から布団の中で今後の予定を考える。母屋の清掃作業、少なくとも下座敷の床をなんとかせねばならない。鹿児島か、あるいは、新潟の清野さんを介する業者に依頼するかと迷う。5時半過ぎに支度をして車に乗る。清野さんへLINEすると、8時半過ぎに返信あり、律儀な文章、面倒なので電話すると、月か木曜に一度来ていただけるらしい。助かるが、同時に、八幡Mの和箪笥のことも頭に浮かび、車で来るときに一石二鳥で運んでもらえないか、と虫のいいことも考える。(さらに八王子奥のピアノのことも、、)、虫のいい、とは、さて語源はなんだろう。>>意味は自分の都合だけを考え、身勝手であることや厚顔で押しが強く、図々しいこと。http://www.yuraimemo.com/2277/
「由来メモ」なるサイトあり、はじめてヒットしたが、これは面白いのでそのまま引用する。
>>「虫のいい」は遊里で出来た言葉なのだそう。
なるほどそうか!悪い虫という言葉を思い出します。私もたまに疼きます。
自分にはどうにもならない欲望を「虫」にたとえるわけです。
江戸時代の日本では、人間の体には九匹の虫がいたとされていました。
その虫たちが感情や意識を呼び起こし我々を操作すると信じられてきたわけ。
悪いことばかりではなく、危険を察知して知らせてくれれることを「虫が知らす」というように目には見えない不思議な現象も虫の仕業とされてきたのです。
だから「虫がいい」なら、感情や意識を呼び起こすと言われる「虫」が自分勝手やっている状況、欲望の都合のいいままと考えると納得がいくのではないでしょうか。
「虫が納まる」 「虫が嫌う」 「虫が好かない」考えてみれば心の中の虫でたとえる表現がたくさんあることが思い出されます。
自分ではコントロールできない感情は誰しもあるのではないでしょうか?
そんな虫のせいにしてしまう人間が一番虫のいいいきものですよね。>>>
  惜しむらくは、出典が書かれておらず、自力で調べなおすしかない。

でも、うーんと納得できる記述だ。こんな文章が書けるなんて、と羨望、妬み心も、あ、これ「虫」のせいか。
あ、それから先ほどのサイトへ”haraguroKoala”でコメント。これも「虫」がなせる仕業。

でも、気になって調べてみたら

>>>中国の道教では、人の体内には三匹の虫が住んでいると考えられていました。
上下、中戸、下戸という三匹で、(人間の頭と腹と足の中にいたそうです)いつも人の行動を監視しているとされました。

庚申の夜には、人の体を抜け出して、
その人が犯した犯罪を天帝に報告することという言い伝えもありました。
それほど、人間にとってはとても重要な虫だったのです。

日本でも「庚申待ち」と称して夜眠らない風習が行われていたそうですね。(天に虫を行かせないために)
この三匹には同類がいて、合わせて「三戸九虫」と呼ばれていたそうです。

その結果、江戸時代の日本では、人間の体には九匹の虫がいて、
これが感情や意識を呼び起こすと信じられていました。
そして、この虫が危険を察知して知らせる状況を「虫が知らす」といったそうです。 <<<
http://gata.blog.so-net.ne.jp/2010-05-19

Wikiで調べると
>>三尸(さんし)とは、道教に由来するとされる人間の体内にいると考えられていた虫。三虫(さんちゅう)三彭(さんほう)伏尸(ふくし)尸虫(しちゅう)尸鬼(しき)尸彭(しほう)ともいう。
60日に一度めぐってくる庚申(こうしん)の日に眠ると、この三尸が人間の体から抜け出し天帝にその宿主の罪悪を告げ、その人間の寿命を縮めると言い伝えられ、そこから、庚申の夜は眠らずに過ごすという風習が行われた。一人では夜あかしをして過ごすことは難しいことから、庚申待(こうしんまち)の行事がおこなわれる。
日本では平安時代貴族の間で始まり[1]、民間では江戸時代に入ってから地域で庚申(こうしんこう)とよばれる集まりをつくり、会場を決めて集団で庚申待をする風習がひろまった。

道教では人間に欲望を起こさせたり寿命を縮めさせるところから、仙人となる上で体内から排除すべき存在としてこれを挙げている。
>>上尸中尸下尸の3種類があり、人間が生れ落ちるときから体内にいるとされる。『太上三尸中経』の中では大きさはどれも2ばかりで、小児もしくは馬に似た形をしているとあるが、3種ともそれぞれ別の姿や特徴をしているとする文献も多い。
病気を起こしたり、庚申の日に体を抜け出して寿命を縮めさせたりする理由は、宿っている人間が死亡すると自由になれるからである。葛洪の記した道教の書『抱朴子』(4世紀頃)には、三尸は鬼神のたぐいで形はないが宿っている人間が死ねば三尸たちは自由に動くことができ又まつられたりする事も可能になるので常に人間の早死にを望んでいる、と記され、『雲笈七籤』におさめられている『太上三尸中経』にも、宿っている人間が死ねば三尸は自由に動き回れる鬼(き)になれるので人間の早死にを望んでいる、とある。
三尸を駆除することを消遣(しょうけん)という[3]
日本では、『大清経』を典拠とした三尸を避ける呪文が引かれており、『庚申縁起』などに採り入れられ広まった。その中に「彭侯子・彭常子・命児子」という語が見られる[4]。また、三尸が体から抜け出ないように唱えるまじない歌に、「しし虫」「しゃうけら」「しゃうきら」「そうきゃう」などの語が見られ、絵巻物などに描かれる妖怪の「しょうけら」と関係が深いと見られている
昨日の続き;

ドグマチール、ミラドール、アビリット(スルピリド)の作用機序:潰瘍、うつ病、統合失調症

https://kusuri-jouhou.com/medi/schizophrenia/sulpiride.html
うつ病や統合失調症などは、心の病気として知られています。これらは精神疾患であるため、病気が自然に治りにくいのと同じように、適切な治療が必要になります。そこで使用される薬がスルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)です。

スルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)には、他にも胃潰瘍や十二指腸潰瘍にも使用されます。胃・十二指腸潰瘍、うつ病、統合失調症という、一見すると全く異なる病気に対してスルピリドは治療効果を示します。

 スルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)の作用機序
ヒトの感情というのは、脳で感じます。つまり、心の病気というのは、脳の神経伝達物質に異常が起こっている状態であるともいえます。統合失調症の患者では、ドパミンと呼ばれる神経伝達物質が過剰になっています。

ドパミンは「脳の興奮や幻覚」に関わる物質として知られています。この物質が多くなり過ぎると、幻覚や幻聴などの症状が表れます。

そこで、統合失調症を発症している人では、ドパミンの働きを弱めれば良いことが分かります。過剰になり過ぎている物質の作用を弱めることで、正常な状態へと近づけようとするのです。

脳内で放出されたドパミンは、ドパミン受容体(D受容体)に結合することでその効果を発揮します。その中でも、精神症状にはD2受容体が大きく関与しています。そこで、D2受容体を阻害すれば、ドパミンの作用が弱まるために統合失調症による症状を軽減できます。
 スルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)の特徴
前述の通り、スルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)は胃・十二指腸潰瘍にも使用されます。これは、スルピリドを低用量で使用した場合の活用方法です。

高用量でスルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)を投与すると、脳にまで作用することで統合失調症を改善させます。ただ、低用量では脳にまで届かず、消化管に存在するD2受容体を遮断するに留まります。

消化管のD2受容体を阻害すると、アセチルコリンと呼ばれる「消化管の運動を活発にさせる物質」が放出されるようになります。これによって胃や小腸の動きが活発になります。その結果、消化管粘膜の血流改善や運動機能の活性化によって、胃・十二指腸の症状が改善されます。

また、うつ病にスルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)を使用することも既に述べました。ただ、スルピリドがなぜうつ病に効果を有するかまでは分かっていません。

うつ病患者では、脳内の神経伝達物質が少なくなっています。そこでうつ病を治療するとき、本来は脳内の神経伝達物質を増やすように作用しなければいけません。「ドパミンの働きを抑えるスルピリドがなぜうつ病に効果を有するのか」は完全に解明されていないのです。

なお、実際にスルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)を活用する時は、投与量によって治療すべき疾患を使い分けます。このときは、それぞれ以下のような投与量になります。

 胃・十二指腸潰瘍:1日150mg
 うつ病:1日150~300mg
 統合失調症:300~600mg

つまり、スルピリドの低用量は「胃・十二指腸潰瘍」、中容量は「うつ病」、高用量は「統合失調症」という具合に適応が変わっていきます。

このような特徴により、1日の投与量を変えることで、潰瘍を治療することがあれば、うつ病や統合失調症にも活用される薬がスルピリド(商品名:ドグマチール、ミラドール、アビリット)です。

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