人間のほうが恐ろしい;R2-7-9、(木)、曇り

早口で語る言葉に、寝ぼけ眼の私は 必死で耳を傾けた;

明日へのことば
「環境破壊が感染症を生んだ」
環境史家…石弘之

1970年ころから欧米で始まった「環境史」の研究。
感染症も、この一分野

欧州の人口が3分の1、4分の1に減少した「ペスト」
耕作地の減少は、炭酸ガスの変化で気温低下している。

今回のウィルスも、蝙蝠とそれを仲介するもの、センザンコウ
この甲羅が闇ルートで市場に流れ、ヒトに感染した

ウィルスは、変化する。ホストたるヒトが死んでしまうと「困る?」ので、
微妙なバランスを保つようになる。
エイズも、登場した40年前に比して、話題に上ることが少なくなった


石さんは1940年生まれ、植物学者・牧野富太郎に弟子入りし、動物学に進む
新聞社に入り、何か知らぬが薩摩揚げが嫌い?で云々、あちこち北海道や海外にも
NYやアフリカへも、国連の環境学顧問など、そして早期退職し、大学教授。

そして「環境破壊・環境問題」にかかわる、アフリカへ
ここには様々な昆虫、生物がいて病気介在、感染拡大にかかわる
まだワクチンが開発されていないマラリア など

今回の中国、雲南省にも出かけた。
ウンナン、、、、ここでウィルスをバラまいたんだ、、と海鮮市場などにも

ありとあらゆる生物は ウィルスから逃れることができない

いろんなウィルス、これらは中国が原産で、ヒトにも当然拡散する。
似たようなウィルス、コロナウィルスの仲間は、文献上50種ほど
 今後もパンデミックになる可能性、

十数年前にNYで流行ったウィルス病も、あっといふ間に広がっている

環境があるから 様々な拡散形態がある

彼ら(ウィルス)の本質的目的は「共存」
ヒトのブンカ、 彼らもブンカ,  分化?の意味か

ウィルスは、環境の一部、一員にしか過ぎない  と慌ただしい対談が終わった。

以下私見;
 米国のトラちゃんが否定する「環境問題」
 少なくとも、サイエンスを否定すると、どうなるのか
 今回のパンデミック、経済社会大混乱の元凶は、、
やはり、最も恐ろしい生き物たるヒトであり、「エゴ」であろう

BGMは、リストの「愛の夢」、
  皮肉なのだろうか、、、


▽誕生日の花
ギボウシ、花言葉は 「沈静」「静かな人」
   「鎮静剤」??

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