H29-7-31; 月曜、晴れ時々苦藻離
H29-7-31;月曜日、晴れ時々苦藻離 断片的な睡眠で、4時頃からうとうとし、5時離床。甚平姿のまま散歩を兼ねて旧マンションに向かう。新聞はまだ来ていない。部屋に入ると、戸棚に本箱に昔の手紙があった。家内の友人からのもので、写真が同封されていた。13年ほど前のもので、ほかのどうでもいい資料破棄、娘Yの卒業額も持参して自宅に戻る。片道10分程度。 5時半には、先ずお花の水換え、痛みの残る腰をかかえてモタモタ時間がかかる。部屋の隅に古いパソコンが出てきたので動かしてみるも立ち上げ不可。そうこうするうちに6時半、ラジオ体操。合間にお湯を沸かす。ダンベルを仕舞う頃に、娘がようやく顔を出す。私はもうサラダの準備。 卵が残り少ないので、10個入りの卵ケースを取り出す。ふとモーロク頭がひらめく。この空きケースを使って、苗作りをしようと。 朝飯は7時15分頃に済むが、目下わが家のアルジ娘Rは悠然と果物にヨーグルトをかけて、新聞を読んでいる。 部屋の整理をしていると、ドン娘Rから指令あり、なんとか銀行のカードが受け付けないから、本人が来てくれないと困る。どこそこに10時に待ち合わせしたい、とこちらに有無を言わせず、切られてしまった。腕時計をみると、あと20分もない。ズボン、靴下、シャツはどこかと探して、氷入りの保冷水筒を準備するのに5分。 外は灼熱地獄。せかせかと蟹股を交互させて指定の2分前に着く。 ところが、娘Rは姿なし。LINEでもう着いた旨伝えるが、なしの礫(つぶて)。2分ほど遅れて買い物袋を抱えたRが姿を見せる。侘びのひとつもない、、、 娘はATM脇にいた係員立会いでカードを入れたら、すんなりと出来たとのこと。 買い物袋は、ずっしりと重い。また炎天下、私が持たされたことはいふまでもない。早い話、苦難にあえぐ老人に、さらなる過酷な重圧を押し付けたことになる。 人生は矛盾と理不尽に満ち溢れている。晴れる日ばかりではない、曇りもあれば雨もある。 だが、別の視点から考えると、強いて私に苦行を押し付けることで、家内のことなど考えなくなるだろうとでもいふべき、深謀遠慮があるのだろうか。口は悪いが根は優しい、ちょっと家内に似た娘Rに、一応感謝すべきだろう。 暑中見舞い