「信じてはいけない、、」+プライマリーケア;R元年12月28日、土曜

12月13日発売の 月刊誌プレ自伝徒
デカデカと「信じてはいけない、健康診断」を眼にしたのは 二日ほど前、
市立図書館の雑誌ラックだった。

本日9時半のオープン、直後に本を数冊借りて、この雑誌を開いた;


>>健康な人を 病気にするのが医療の実態; 近藤 誠

高血圧; 1999年 WHO 判断基準のj引き下げ、160以上を140 
                      下、95以上 を90 に「引き下げ

  結果;新基準にあわせると、死亡者数の増加
      高圧剤の販売額は日米とも 5倍に

BMI; 最も低死亡率は 男性25-27   女性は 23-25
    欧米では 30
日本で癌発生の 4.4%は
    放射能検査での被爆、特にバリウム検査

超音波検査;膵臓癌や卵巣癌を見つけることは 「不可能」

「和食は栄養のバランスがいい??」
ーー> 塩分と糖質の量は世界一 (韓国と並び)
  ご飯と味噌汁は おかわりしてはいけない

云々と、 フムフム、なるほど、、、極めてリーズナブルな内容。

もっと注目したいのは 次の記事;

>>病院消滅の夕張で
 心疾患と肺炎の死亡率が低下       p60 森田洋之 もりた・ひろゆき;南日本ヘルスリサーチラボ代表
     理由;
        プライマリーケア中心の医療に シフトできたから

プライマリーケア とは、大病院での専門医療に対して
     地域のかかりつけ医による 予防から在宅見取りまでを含む 総合的な医療のこと
   日本はプライマリーケア後進国

  総合病院の消滅で プライマリーケアに移行せざるをえなかった

ふるいわけして プライマリーケアを徹底することで
  入院治療が必要なひとは、実は非常に少ないことがわかった

プライマリーケア浸透により 「老衰」の増加

救急車出動回数の半減、    
  救急医と患者さんの間には「信頼関係はない」 から、人ではなく「病気」をみる医療にしかならない。

プライマリーケアとは、ひとりひとりの人生に向き合い、
  その人にとっての最善の医療を行うこと

国の医療費は抑制されるが、問題は次のこと;

「医療提供する側の経営悪化」
  現行制度では、 医療提供すればするほど収益につながるから

対策として;
「指定管理者制度」
  これは、地方自治体所管の施設運営を ノウハウを持った民間業者などが担い、効率化を図ること。

民間の管理運営で 自治体国保の財政が改善するから、Win-win の関係になれる。

現代の日本医療の問題点;
  医療が日本で一番強大な宗教と化してしまった、、、

 医療施設としては、職員、設備など含めて収益をあげることが大前提となっている、、、
 過剰診療に、どうしてもならざるをえない現状

 こうした問題を医師自身が深く理解できる「教育」が急務

プライマリーケア; 
  「人の幸福を最大化する」


眼から鱗とは、このこと、
こうした「プライマリーケア」については、項を改めて書きたい。




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