ブログ引越し「取り舵、面舵」;2014年4月24日

「取り舵、面舵」;2014年4月24日

大惨事から8日目、今頃になってお粗末な報道が流れた。
>> 操船していた操舵手が、左にかじを取るよう命じた航海士の指示を聞き間違えて、右にかじを切った可能性があると報じた
それによると、航海士は当時、左舷方向にかじを取ることを意味する「ポート」の指示を出したが、操舵手は「反対の意味に捉えた」と供述したという。
 
舵をとる右・左は英語で指示を出すのだろうか。
 
日本では面舵・取り舵といふが、何故かような言葉になったのだろうか。
航海士は当時、左舷方向にかじを取ることを意味する「ポート」の指示を出したが、江戸時代の方角、時刻について書かれたサイトを探したら;
北は、子(ね)の刻の「子」南が午前午後の「午」、
東がウサギの「卯」、西は酉の市の「酉」。
Wikiによると、船が港に着くときは、昔の船では舵が右舷側に設けられており、舵のない左舷を港側にして接岸することが多かったためであるとのこと。
したがって、港を出るときは舳先を右へ向けることを「卯」の方向、それがなまって面舵、左、港(ポート)へ向けることを「酉」、すなわち取り舵となったらしい。

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