資本主義といふ悪魔
けちのすすめ 仏教が教える少欲知足.タイトルに惹かれて手にしたこの本。
著者は宗教学者で、以前2-3冊読んだことがある。
経済のことが、下手な専門書よりもわかりやすかったので、、
マザーテレサの嘆きをまず思い出す。
「日本に来てその繁栄ぶりに驚きました。日本人は物質的に本当に豊かな国です。しかし、町を歩いて気がついたのは、日本の多くの人は弱い人、貧しい人に 無関心です。物質的に貧しい人は他の貧しい人を助けます。精神的には大変豊か な人たちです。物質的に豊かな多くの人は他人に無関心です。精神的に貧しい人 たちです。愛の反対は憎しみとおもうかもしれませんが、実は無関心なのです。 憎む対象にすらならない無関心なのです。」
http://www.cbcj.catholic.jp/mother/shirayanagi.htm
この著者は、次のように書いている;
物質的豊かさは、「欲望の奴隷」となり、「良心の欠如」、「競争主義」へとなり
米国主導の「市場経済」へと追従する結果となった。
この「市場経済」は、「人間の価値」を商品として捕らえている
それゆえ、不要な人はポイ捨て、いわゆる派遣業が蔓延り、
してはいけないもの、「人」の存在価値をないがしろにした。
資本主義は、マックス・ウェーバーの書にある
「富の蓄積なくして、資本主義の発達はありえない」から解釈できるが、
ここで、カトリックとプロテスタントの違いが明確に描写される。
すなわち、前者では、悪徳は神父を介する懺悔によって「贅沢」にふけることができ、
後者は、その神父を排除した。
すると、無駄遣いしないお金が貯まり、それが最初の「資本」となった。
さらに後者は「仲間意識の台頭」で「労働者の幸せ」をあわせて資本主義の発展となる、
いわば、「けち」が資本主義を生み出したともいへる。
ところが、米国は違った。
労働者といふ名前を「消費者」にすり替えた。
かくして大量消費・大量生産といふ泥沼へと突き進み、ニホンをも巻き添えにした。
その片棒を担いだのは、、、、、。
悪魔の囁きが、マスコミが迎合し、ユーセイやイリョーをズタズタに破壊したことを忘れてはならない。
2013-06-24 08:28:18| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
TATAKI
たたき
昨日、都議選があった;
http://blogs.yahoo.co.jp/u_bon515/9681497.html
20時45分の選挙速報で、結果判明。
一番の気がかりは、投票率の低さ
先日、その存在意義の無さを自ら証明したサンギイン
そこでふんぞり返っていたムレには、いくら政治に無関心な都民も引導を渡したのだろう。
夕べのオカズは、どこかで買ってきたパック入りのこれ。
薬味とタレをたっぷりかけて、 なじませるためタタク。
新鮮な鰹のウロコを削ぎ落とし皮つきのまま調理するが、出刃が当然必要。
五枚におろした節を、皮目を中心に表面だけ軽く火が通るように炎で手早くあぶり、冷やす
と、そうは簡単にはいかないのは、すべてのことに通じる。
オロカニモ、カツオを一匹買ってきたことがあった。
頭を落として3枚におろすのは大したことはないが、難関は鱗落とし。
鯛と同様、周辺がトンデモナイコトニ。
大目玉を食らって、目からウロコ
2013-06-24 06:00:07| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Okinawa memorial day; 異例の日
68年目の「慰霊の日」を迎えたOkinawa.
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130623/k10015512351000.html
平和への祈りとは異質な空気を感じた。
20年ほど前に一度だけ沖縄に行った。SFで会った有名Chairmanが来るといふので、のこのこ出かけた。
Meeting 後に、タクシーで旧海軍司令部壕を見学した記憶が未だ生々しい。
式典で、離任が近い駐米大使に対する不遜な態度をとる人物があった
最低限の礼もわきまえないとは、、、
2013-06-23 18:03:12| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Do never be obsequious;
さくら6-23
サッカー3連敗で、足取り重くF駅の改札を出た。
トボトボ階段を降りて、タクシー乗り場に向かうと運ちゃんが車外でタバコを吹かしていた。
天候は曇り、踵を返して非常勤勤務先まで歩くこととした。
私は心が狭いので、臭いプンプンの人と10秒以上同席できない(重病だあー)。
トレードマークのリュックを背負ってトコトコ歩き出した。
DCのアホ娘のプルマン時代は「亀」といふニックネームだったといふ。
起伏の激しいキャンパス内で、車も無いビンボー学生は本などをリュックに入れて歩くしかない。
歩くことは、昔から嫌いではない。5分もすれば、陰鬱な気分もどこかへ忘れ去る、
まあこれもボケの失認症状かもしれないが。
途中で、道端の花々を眺め、水田の苗の発育具合、畑のナス・カボチャ・トウモロコシなどの伸び具合も楽しめる。お尻のポケットから700円のデジカメを出し、途中で調子が悪くなったから別のサブ機できままに撮影する。
紫陽花は盛りを過ぎてアガパンさすにバトンタッチ。キキョウも咲き出して、タダで楽しめるからドケチ人間にはありがたい。
40分ほどで、ここ老健に着く。
建物手前に写るのは、墓石。90歳以上の人が増えてきて、毎月一人二人と泉下の客となる。
不肖私には、こんな立派な墓石は不要。
数年前から、故郷信州の納骨堂に登録し、年間管理料をいくばくか支払っている。
その共同納骨堂は、父方祖父が中心となって建造したもので、そこへいつか入るから。
一仕事して、中休み。ドケチのことで先日からポツンポツン読んだ本を思い出す。
さちひろや著の「けちのすすめ」。
私にぴったりのタイトルなので電車の行きかえりに読むと、生き返る?
改めて別記したいが、特に気になったコメントは次の文;
「卑屈に生きるより殴られたほうがいい」
世の中、風を巧みに読んでスイスイ進む人がいる。
エコだ、脱ゲンパツだーと、マスコミ扇動の世の中、敢えて逆風に進む人があってもいい。
私がシゴカレタ鬼の先輩は「小悧巧な奴」を嫌った。
近頃、学校やスポーツ界でタイバツがどうのこうのと云われているが、ピントがずれているとしか思えない。何が本物で、どれがニセモノかは体で覚えるしかないと思っている。
サッカーでは、メッシやカガワみたいな華麗なプレーよりも、昔のゴンナカヤマ、今のオカザキみたいな泥臭いプレーに共感を覚える。
各所から集中攻撃を受けたハシモトさんの頑固さに、思わずニヤリ。
手のひらをコロコロかえるような人、無責任な世論に迎合して発言する人の多いこと。
2013-06-23 09:44:40| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Three back; 中途半端のツケ
6-23Fuji
昨日のバカ騒ぎはナンノソノ
富士の裾野は長いけど
上を目指すは厳しさも
4時からサッカーの試合が始まった。
出足はまずまずだった、いつもの不可解な判定の幻のゴール。
またも嫌な予感がした。
ザッケローニは、攻撃重視の考えなのか2バックとした。
これも裏目に出た。
2点も取られた頃に、本来の3バックに戻すも時既に遅し。
徐々にメキシコペースとなり、日本はパスコースを全部塞がれてしまう。
特に、オカザキ、ホンダなどへのメキシコ選手のチェックは、一流のプロだと認めざるを得ない。
サイド攻撃は殆どなく、相手とは正反対のザックJ。
ナガトモも潰されて、、、ションボリ無念の交代。益々オトナとガキの試合となった。
後半40分、やっと一点を返すが、あと一押し。何かが足りない。
孤軍奮闘のGK。彼が活躍するようでは勝てるはずが無い。
世界はあまりにも遠い。
2013-06-23 05:51:47| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Widespread of Dementia; 一億2千万蒼白痴化
一億総白痴化といふ言葉が、昔あった。
テレビが思考力を失ふと、有名な評論家の言葉だったと記憶している。
だが、時代が進むといろんなことがあるようで、その娘さんが○○ハンターイと旗を振っているらしい。
今朝、久々に富士山を眺めた。
5時に徐々に茜色から淡い紺色へと変わる空と、ちょっぴり冠雪で、少し寝ぼけた感じのフジヤマ。
うわさによると、けふの夕方どこそこでナントカイサンに決まるらしい。
(なんと、解散てーなったらどなるだろうか)
そのどこかへ、イサンで出かけた某チジ。
ゼーキン使ってそこまで行くのは、私のボケ頭の理解力を超えている。
よほどお暇なのだろう、単なるパアフォー万巣としか見えない。
そんな人物に過去最大(?)とのトーヒョーした賢ミンがいた。
Hげんぱつ停止といふ、無責任前守小の置き土産に固執して、
根拠なきゴガンだかなんだか知らない工事だけを認可し、電力不足には知らん顔。
一体何を考えていたのだろうか。
マスコミの上っ面の報道も、無いよりはマシではあるが、
人様がそのように言ってたからと、判断を放棄し、自分で考えることをやめたら”Dementia”。
ニホンジンほど人様の影響に左右される国民は少ない。
マスコミが煽ってきたナントカ運動、減パツでカンコウ客減少に憂えたオヤクニンと業者の共通利益は、、、、、、。
富士山は、元来信仰の山であった。
そこに、登山をスポーツとして捉え、全く異質の価値観を持つ勢力が活動を始めた。
スポーツ用品、あるいは観光関連の企業が結託し、富士山の広大な裾野のように様々な関連業者が群がるだろう。
入山料がどうのこうので揉めていたが、今まで只だったとは信じられない?
豪州は、個人的には好きとはいえないが、自然環境保護には断固としたメソッドを貫いている。そこだけは、見習う必要があるだろう。
2013-06-22 08:27:06| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
damper; 余計な一言マゼカエシ
ゴーヤチャンプル
今朝のラジオから、誕生花は「シモツケ」、バラ科
花言葉は「いつかわかる真価」
夕べのオカズは、ナントカチャンプル。
帰宅が遅いのか、何が機嫌が悪いのか、KGBは異様なムゴン。
こういうときは、うっかり発言が「ハシモト状態」陥る。
ゴーヤの切り方で、うっかり口を滑らせた;
「ちょっと厚いねー」
顔中に汗をかいているKGBに、「暑さ」のことも匂わせての発言だったが、
途端にテキはビイルをグイーッとあおって、「・・・・・・・・・」
ウエーッ、 やベー、、「やぐっちゃん」と、ヘンな発想も出て
こちらも、「・・・・・・・」としばし、沈黙の時間。
私も、ハシモトさんも「ホンネ」を話した。
違う点は、私は単なるアホで、あちらさんは、頭が切れてベンゼツも巧み。
だが、TPOを間違えた。
アメちゃんは、メイフラワー号の子孫の精神的DNAがまだ息づいている。
最たるものが反ると麗句に中心をもつ人々で、私の好きなこおひいも飲めないらしい。
昔、SFの大学で出会ったドイツ系のSさんが教授に栄転した先がそのユタ州。
理論好きで、進歩的な治療法を開発したが5-6年でどちらも消息不明となり、どうしているのだろうか。
さて、アメちゃんの立場からみると、ハシモトさんの発言はどう映るだろうか。
土足で踏み込まれて、”余計な一言”(ホンネ)を言われたら、答えは決まっている。
そもそも、こうした発言は酒の席や、ロビーの談笑で「個人的に」話す内容。
それを「オープン」で話したからタマラナイ。
ニュースによると、けふはナントカ選挙。
ハシモトさんの「ホンネ」発言に、誰が敵で誰が味方か明確になりつつある。
「シモツケ」は、初夏に桃色または白色の集合花を咲かせ、秋には紅葉する。(Wiki)
紫陽花みたいな花の集まりで、同じ仲間にコデマリ、ユキヤナギがある。
再度書く、花言葉は「いつかわかる真価」
Gピアノのペダル、真ん中にあるダンパー。
この頃は、さらにメンドウくさくて、いちいち蓋を開けるのが億劫になっている。
ボケ防止に、すべきはこの「断ぱあー」。
2013-06-22 05:48:33| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
subsidy; ジョセイ金
不正受給27人で3600万円 第三者委が最終報告書
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130621/mrt13062119460001-n1.htm
柔道ジョセイ金問題が報道された。
私は、てっきり先日のジョシ選手に対するナントカ晴らす面とかと思っていたが、
留保金を管理してきた上村会長や吉村和郎前理事ら歴代の強化委員長に対し、「責任を負うべき」とした。また、全柔連が「順法精神に欠ける」と指摘された4月下旬の中間報告後、2回に渡って第三者委に反論の要望書が提出されたことも明らかにし
要するに、根本的な体質の問題がありそうだ。
ジョセイ金とは、原則返済不要のことらしい。ホジョ金も同じらしいが、
Noギョーも、ナントカ補助金も、保護すればするほど、、、、。
2013-06-21 20:25:51| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Mini-tomato;身に留め意図
みにとまと
モタモタして昼飯が遅くなった。おかずは、夕べの残り物とベランダで採れたミニトマト。
我が家のKGBは、水をほとんど遣らずに育てると、旨いトマトが生るとのこと。
トマトだけならいいけど、ニンゲンも過酷な環境には、、、、、。
かじってみると、皮がやや硬いが、しっかりとした味。
いつかの「ど根性トマト」には追いつかないが、これは季節の関係か。
朝のブログでAKB-48のことを書いたら、ロシアの有名な銃「AK-47」を思い出した。
折りしも別のブログでクラカメのことを書いたら、旧ソ連のカメラについてのコメントをいただいた。
http://blogs.yahoo.co.jp/u_bon515/9659588.html
「AK-47」について、Wikiを見て驚いた。
「カラシニコフ突撃銃」)の設計者は、93歳で健在らしい。
「どんなに乱暴に扱われても壊れない」同じ思想が、多分カメラにもあるのだろうか、
Fedや、Zorkiの無骨でがっしりした構造を連想する。
デジカメ全盛の時代だが、アナログでハラグロニンゲンには昔のカメラのほうが面白い。
2013-06-21 13:46:33| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
Where is the Winner?
winner-6-20
昨日は朝からショーコー(古すぎる?)状態の小雨。
まさかといふか、やはりといふべきかの逆転負けにションボリして、ネグラに戻る。
夕飯は、デカイフライパンでコロコロさせたウィンナ。
油がにじみ出たころにズッキーニの輪切りをぶち込み、頃合を見計らって茹でたジャガイモを入れて焦げ目を少しつける。これが我が家の、ドケチ・手抜き料理。
20年以上も昔、ドイツ・ハノーファーの街角で屋台のニーちゃんから勧められて食べた味。
”Rote od weisse?(red or white)”と訊かれて、わからなかったのでいつものテキトーさで "Bitte beide(both)"。
これは、以前どこかで書いたが、シンシューダンジならば、立ち食いなんて、モッテノホカ。けれども、KGBは平気で食べてるし、周りの現地人も食べながら歩いている。
私は、エトランゼだからと恥を忍んで同調した。石畳の商店街には、当時クルドからの難民らしき人々が、ポツンポツンと立ち異彩を放っていた、、、。
さらに数年後、シドニーの有名なナントカ動物園(他論が?)に行ったとき、同じような屋台があったので、買ってみた。同行していたのは、現在DCにいるアホ娘。(KGBは愚息の病気でピンチヒッター、当時は12歳くらいか。勿論学校はズル休み。)
彼女に店員がウィンナとパンを渡した直後、突然黒い物体が襲いかかり、見事にウィンナだけかすめ取っていった。
カラスはさすが賢い、誰が一番狙いやすいかじっと見ていた。爾来「アホ娘」となった。
さて、本日のニュースは;
CDシングル売り上げ3年連続1,2位独占;AKB
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130621-OYT1T00214.htm?from=main6
先の総選挙、アキモトさんの戦略にはいつも感心する。
一転、けふはLPレコードが発売された日だといふ。
1948年、昭和23年のこと。私の生まれる前で、”Occupied Japan”の時代。
2013-06-21 07:57:44| カテゴリなし |コメント(0)|トラックバック(0)
けふは何の日、昨年カドノエイコさん受賞;31-3-26、火曜、7時
今朝は、比較的暖かで、氷点下4℃、室内避難のお花を早めに外に出す。 ラジオは、けふは何の日で、昨年国際アンデルセン賞受賞のカドノエイコさん。 遥か昔、私が最初に欧州に行ったのは、コペンハーゲンの空港。 そこから列車でオーフスに行く途中のオデンサ(ウデンサ?)にこの世界的有名な作家の生まれた家と、博物館があった。 私は片言エーゴで聞くが、なかなか通じない。アンデルセンとはドイツ語みたいで、エー語なら、アンダーソン、現地では、「アナスン」と言っているようだった。 生誕の家は、小さな平屋だった。管理人のオバサンはさすがにエーゴが通じたが、かの国の言葉は世界一発音が難しく、正確な発音の出来るデンマーク人は1人もいないと、ガイドさんがジョークをいふくらいだった。 あの粗末な小屋で生まれ育ったであろう、かの大作家。ガキの頃、グリム童話と共に、何度と読んだことか。 さて、角野栄子さん、名前はどこかで聞いたことがあるようなないような、、、 調べてみたら、「魔女の宅急便」シリーズが有名らしいけど、おばけのあっちこっちそっちシリーズ、ミッフィーちゃんシリーズの翻訳と、大人が読んでも、楽しいものばかり。。 https://www.fukuinkan.co.jp/oshirase/detail.php?id=119 これで納得。日本人は3人目とのこと。 さて、このナントカ賞1953年創設とのことだが、 私は、浜田広助(1973年没)が受賞していなかったことに、ちょっと違和感を持つ。 N文学賞みたいに、まあ、あちらさんの選考基準はブラックボックスだから。
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