苔が教えてくれること;R2年1月29日、水曜、雨
R2年1月29日、水曜、朝未明からしとしと降る雨、昨日よりも暖かくなる兆し
ラジオから
▽心に花を咲かせて
「苔は語る」
福井県立大学准教授…大石善隆
▽誕生日の花
身の回りにあるけれど、小さくて目立たたず、花も咲かない地味な存在の苔。
だが、驚くような仕組みで巧みに環境に適応している。
君が代にも苔が登場しおり、京都の苔寺・西芳寺に代表される美しい日本文化の担い手でもある。
大石教授は、環境の変化に敏感で、かつ生態系の基本システムである物質循環に大きな役割を果たしている苔に注目し、
高価な機材に依存することなく、身近にある多様な苔で「環境モニタリング」を取り組んでいる。
話題の地球温暖化問題にも結びつく、とても興味深い内容だと確信した。
まず、苔寺・西芳寺の苔について調べてみた;https://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb2002/eco/gt/ss_18.html
京都府のレッドデータブック、定番のわかりにくい文章で20年前のデータだが、無いよりはマシ。
>>約40年前に調査報告(Iwatsuki& Kodama 1961)が発表されているが、それと今回の 調査結果を比較すると、種数が29増えたことがわかる(40年前の報告では92種)。
といふことは、平成12年7月時点で、121種だといふことが判明。
>>絶滅寸前種、絶滅危惧種、準絶滅危惧 種に選定されている以下のような4種が生育している。
絶滅寸前種: イトゴケ( Barbella pendula)、絶滅危惧種: アラハシラガゴケ (Leucobryum bowringii)、キノクニオカムラゴケ(Okamuraea plicata)、準絶滅危 惧種:ヤマトムチゴケ(Bazzania japonica)。
なお、このうちイトゴケ、キノクニオカムラゴケは今回の調査で初めて、西芳寺に生育し ていることが確認されたものである。
ラジオの内容に戻る;
苔は大気汚染の指標となる、https://www.moss-ecology.jp/cont13/main.html
例えば、PM2.2。
何故ならば、苔はシンプルな構造ゆえ、環境の変化に敏感に反応するために優れた指標生物になるから。
ラジオから
▽心に花を咲かせて
「苔は語る」
福井県立大学准教授…大石善隆
▽誕生日の花
絶滅寸前種: イトゴケ( Barbella pendula)、絶滅危惧種: アラハシラガゴケ (Leucobryum bowringii)、キノクニオカムラゴケ(Okamuraea plicata)、準絶滅危 惧種:ヤマトムチゴケ(Bazzania japonica)。
なお、このうちイトゴケ、キノクニオカムラゴケは今回の調査で初めて、西芳寺に生育し ていることが確認されたものである。
苔は大気汚染の指標となる、https://www.moss-ecology.jp/cont13/main.html
例えば、PM2.2。
何故ならば、苔はシンプルな構造ゆえ、環境の変化に敏感に反応するために優れた指標生物になるから。
多環芳香族炭化水素(PAHs)による大気汚染を生物指標で評価
以前、公害による大気汚染が問題となった日本、今では殆ど綺麗になったけれども・・・
さらに、山林では鹿による食害が浮上している。
鹿は苔を食べないが、木の皮まで削り取るので立ち枯れ、、、つまり環境破壊となる。
そして、気温上昇に伴う地球温暖化問題・・・・・・・
かような変化が「苔」の観察から見えてくるのだ。
根拠となるデータよりも、スウェーデンの学生が派手な広告塔となっている「環境問題」に
今後、もっとメディアが取り上げていくべきスタディだと思ふ。
けふの誕生日の花は ハナアナナス
パイナップル科
花言葉は「蓄える」
花言葉は「蓄える」
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