代表取締役社長 三山 秀昭(経営者から学ぶ 学生によるインタビュー特集5)

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-uij/leader-interview-5.html

別のBLGでオバマ広島訪問の立役者と判明した、三山社長の情報が見つかった。
>>広島テレビ放送の三山秀昭社長。平均視聴率は在広局の中で4年連続でトップと好調。番組制作への思いや、働く原動力を聞いた。
―日々の仕事で気を付けていることは」
>>
常に意識していることが2つあります。
1つ目は「正確さ」と「信頼をなくさない」こと。どちらも大切にしています。
なぜなら、無理をして面白いものを作ろうとすると、誇張や捏造(ねつぞう)が生まれ、視聴者の信頼を失ってしまうからです。失った信頼はなかなか取り戻せません。両者はつながっていて、切り離すことはできません
 2つ目は「伝え方」。メディアは人に伝わって初めてメディアと言えます。伝わらないと意味がありません。だから、視聴者の関心を呼び、分かりやすい情報発信に工夫を凝らしています。
とにかく取材後にいったん咀嚼(そしゃく)して、伝わるように工夫しなければいけない。いつ・どこで・誰が・何を・どうした・どのようにという「5W1H」は、取材の基本です。
 私自身、新人時代に「100調べて、2つか3つを伝えろ」と教わりました。より多くを取材することで、内容に深みが増します。そして、重要な部分だけに絞ることで、あいまいな部分が省けて、より伝わりやすくなります。
「働く動悸について」は
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「好奇心」ですね。何でも知りたいと思い、興味・関心を持って調べることが大切。好奇心さえ持っていれば、取材して調べられないことはないし、何より仕事が面白くなるじゃないですか。
そして
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やってみなはれ精神」で、社員のアイデアを否定せずに「面白いね。一生懸命やってみなさい」と背中を押してやるように心掛けています。とにかく、やってみないことには成功は生まれないし、挑戦しないとスタートラインにすら立てません。結果がダメでも仕方がないのです。その場合は、また解決策を考えればいい。
「座右の銘については」
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3つあります。1つ目は「Frank is the best」。つまり、「率直に話す」こと。相手によって話す内容を変える人は嫌いですよね。私自身もお世辞を言うのが嫌いで、言われるのはもっと嫌いです。素直に議論することが一番ですね。そのことで言うと、当社の採用面接は「リクルートスーツで来ることを厳禁」にしています。取り繕った姿で来てもらっては困るし、型にはまったことばかり言う人間は面白くないです。率直であることが一番。
 2つ目は「挑む心」です。先ほども言った通り、まずはバッターボックスに立ってみる、バットをとにかく振ってみることにしています。3つ目は「内平外成(ないへいがいせい)」。つまり「内(社内)が平穏で初めて事を成すことができる」という意味で、元号「平成」の基になった言葉です。社内がまとまっていることが一番なので、環境づくりに努めています。
最後に「学生へのメッセージは」;
>>人生でこの時期ほど時間のゆとりがある時期はありません。今を逃すと、ゆとりのある時間は2度と来ません。学生の皆さんは「今しかできないこと」、「今までやり残していること」に時間を費やし、この時期を大事に、意義ある大学生活を送ってほしい。好奇心を持って、まずは一歩踏み出してほしい。
これは、学生さんだけでなく、全ての人にもいえることだと私は信じる。

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