お経と蘇東坡の「溪聲山色」;10/21、日曜

4時に眼が覚める。前日ファイルから出しておいた「曹洞宗のお経」をサイトからあれこれ見ているうちに
「溪聲山色」という言葉が目に付く。
これを調べてみると「谷川のせせらぎは仏の説法の声、山の佇まいは正常な仏の姿」という意味で、
出典は蘇東坡の詩、「溪聲便ち是れ広長舌、山色豈清浄身に非ざらんや」*より

*;https://zengo.sk46.com/data/keiseisu.html   蘇東坡「贈東林総長老
  http://www.kannon.org/01/howa18.html

蘇 軾(そ しょく、拼音Sū Shì景祐3年12月19日1037年1月8日) - 建中靖国元年7月28日1101年8月24日))は、中国北宋代の政治家詩人書家東坡居士したので、蘇東坡そとうばとも呼ばれる。子瞻しせん蘇洵の長子、弟は蘇轍であり、この3人に韓愈柳宗元欧陽脩曽鞏王安石を加えた8人を「古文」の唐宋八大家という。    https://www.weblio.jp/content/%E8%98%87%E8%BB%BE

蘇東坡については、以前どこかで書いたが、、、失念、、、一応探してみたら発見;
>> https://drkoala.blogspot.com/2017/11/intervrntion-h291117drwtb.html?m=0
もうひとつは >> 

溪声山色 

改めて、上記について「曹洞宗のお経」の法話は次のように述べている;
>>私たちはいつも真理の真ん中に生かされています。こうした事実の気ずくのを「悟り」といい、気づかないの「迷い」といいます。
 自然のたたずまいが、そのまま説法の声であり、真理の言葉であるとうなずけたとき、「不妄語」が何であるかを体得したと言えます。

 不妄語とは、「うそや、いらざることを口にしてはならない」と言う意だけではありません。谷川のせせらぎの音も、山の景色もそのままに真理を告げています。しかし、人間のように、自然はあえて言上げをしません。言上げしないままに、そのまま真実を語っているから不妄語と言えるのでしょう。

 溪聲山色、不妄語あるから「真言」であり、真言葉とも言えると思います。>>
尚、不妄語とは、「五戒」のひとつとある。
妄語、すなわち嘘とは何だろうか、
「仏教辞典」の「十悪;相手を傷つけ自分をも苦しめる行い」によると
http://bukkyouwakaru.com/dic/s70.html
7番目に「妄語」があり、4番目の「綺語」お世辞同様の解釈をされている。


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