The Bucket List

昨日、映画を観た。前回は5人しか入っていなかったが、今回は長蛇の列に驚いた。何でも1日は一律1000円というので、わんさか人が押し寄せた。
タイトルは「最高の人生の生き方」、オリジナルは「棺桶リスト?」
エベレストの急斜面をゆっくり登る男の描写から映画が始まる。実は下記実業家の司書であることが最後にわかるのだが。
 主人公は対照的な人生を送ってきた二人の初老男性。何回も結婚し今は独身で大金持ちで傲慢な実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)と、歴史の教授が夢であったが家族ができてしまった為、大学中退を余儀なくされ、自動車修理工として40年間、地道に働いてきた黒人のカーター(モーガン・フリーマン)。両者は、がんで入院し病室で相部屋となる。エドワードは自分の経営する病院で、即手術を受けるが、検査の結果、共に余命は半年から1年と宣告されショックを受ける。最悪の出会いから、物語は開始する。
ある日、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした「棺おけリスト」をくしゃくしゃに丸めて捨てた。それを見つけたエドワードは、「金は出すから2人で書いた項目を全てやり尽くそう」と持ちかける。
渋るカーターを説得して、この奇妙なコンビの冒険が始まる。
カーターの奥さんの心配をよそに、2人は病院を脱出し、飛行機で世界一周の冒険旅行に出かける。タージマハル、ピラミッド、ヒマラヤを周り、レーシングカーでの対決やスカイダイビングなどに挑戦し、フィナーレを豪勢に飾ろうとした時、カーターはもう帰ろうと言い出す。実は家族はいないと言っていたエドワードにも、最愛の娘がいた。
 たった3ケ月間で、かけがえのない友情を築いてゆく2人。そして、自分にとって一番大切なことは何か、を見つけ出せたのだった。
エンディングもエベレストの画面が流れる。安物のブリキ缶を骨壷として提案したカーターは、先に頂上のコンクリート製納骨堂に納められており、そこへエドワードのブリキ缶が並べられる。これこそが、最上の友情、エンディングタイトルが流れ、スタッフリストが延々と続く中、眼が霞んだ。

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