常識を疑え;地球温暖化の原因は何か

情報は恐ろしい。常識はもっと恐ろしい。
CO2の増加が地球温暖化を招く--。世界中の気象学者で構成する「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)報告を金科玉条として、世界経済は大混乱をきたしている。
旱魃による穀物の減産とバイオ燃料転化、さらに米国のサブプライムローン問題にからむ剰余資金が矛先を変えて、原油は急速に高騰し、小麦など食料価格をも押し上げている。

いまや「常識」とされるCO2増加主犯説に対し、異論を唱える学者が複数いる。

まず、東京工業大学丸山教授は「5-10年すれば、IPCCの温暖化モデルが間違っていることが明らかになる。CO2削減は資源の有効活用の観点からは好ましいが、食糧価格を押し上げるバイオ燃料や、途上国にカネを払うだけの排出量取引は無意味」、と述べている。
さらに「気温が上昇するとCO2濃度が増える傾向が読み取れる」と強調。温暖化が先にあって、その影響で海洋に含まれていたCO2が大気中に放出された結果、CO2濃度が増えた可能性が大きいとみている。
丸山教授は温暖化の主な原因として、まず太陽活動を挙げる。太陽表面の黒点が増えると、太陽活動が活発になることは古くから知られている。 1600年代に少なかった黒点は1700年ごろから増え始め、現在は極大期にある。気温の上昇パターンもほぼ太陽活動に沿っているという。
 もう1つ注目されるのはデンマークの宇宙物理学者ヘンリク・スベンスマルク博士らが1997年に提唱した「宇宙線が雲をつくる」という理論だ。
高いエネルギーを持つ宇宙線が大気に入射すると、硫黄酸化物などのエアロゾルをイオン化して凝結核に変える。その凝結核が集まって雲ができるという。 80年代後半から90年代にかけて宇宙線が減少し、雲量が減ったとする観測データなどに基づく考え方だ。
  http://netplus.nikkei.co.jp/nikkei/original/science-life/science-life/sci080604.html

世の中は、猫も杓子も「CO2の削減」と唱えている。科学でわかることは、地球数十億年の流れの中のほんの一瞬のできごと、そのさらにごくわずかなことしかわかっていない。
科学の進歩は、誤謬の連続であった。それは歴史を読めば、誰でもわかること。今の科学を100%信じている「CO2削減一辺倒の対策」に疑問を投げかけ、その危険性に警鐘を鳴らすこと、これも必要なことだろう。

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