モノの道理、歴史について考える:谷沢栄一著

新聞の図書広告から
「モノの道理」 谷沢栄一著が目に入った。
独りよがりの正義より、ものの道理が世の要とサブタイトルにある。建前だらけの空虚な世の中、タテマエの小泉、 ホンネの安倍、、、、。
谷沢氏の著作について少し調べてみた。
「人間通」とは、他人(ひと)の気持ちを的確に理解できる人のことをいう。深い人間観察を六百余字に凝縮した、現代人必読の金言九十六本。[本文より]
◆「親友」絶えざる気働き心尽くしの結果である◆「可愛気」これに代る長所は考えられない
◆「嫉妬」人の世を動かしている根元である◆「吝嗇」「臆病」絶対に矯正できない悪徳である
◆「自尊心」国民の文化水準が高まるにつれて強くなる……。
ついでに人様のBLGを覗くと、引用文あり、それをパクる:
「勉強して役に立つ分野があるとしたら歴史、それもあんまり詳しい細部に拘る必要はない。人間とはどういう風に行動する習性があるのか、その大筋を見定めるだけで十分。歴史について考えるときの決め手は、うんざりするほど沢山な過去の事象の中から、現代にもなお関連する生きた要件を探りあてる観察眼でしょう」  うーむ、蓋し名言であろう。

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