世の中は不条理に満ちている、その2;31-4-23、水曜日、曇り

私の頭の天辺にフサフサの髪があり、コーガンのビショーネンと言われた頃、
もう50年ほども昔のこと。今では、厚顔の微小ネンキン・・・・・・。

柄にも無く、A・カミュの書、『異邦人』と『シーシュポスの神話』を読み、訳の分からない映画を観た記憶がある。

「不条理の哲学」とかいわれていたようだが、実社会に出て若さ(バカさ)にかまけて働いてきて、ふと気がつくのは、これ、「不条理」。

「あんたねー、そりゃ理屈ではそーかもしれないよ、でもねー」
と、何回も言われてきたが、そのうちアホらしくなって、「言っても無駄」と思ふようになる。

https://ameblo.jp/dadkoala/entry-12456460727.html

私は、元官僚なる人、恐らく輝かしい実績の好人物だろうと想像するが、
気になるのは、何故、被害者への言及すらしないのだろうか、といふこと。

起きてしまったことの判断は、お役人の判断にお任せし、普通なら、被害者へも配慮するのが当たり前だと思うけど、いかがなものだろうか。

人様に迷惑をかけるな、もし迷惑をかけたら直ぐに謝り、お世話になった人には感謝の気持ちを伝える。

カッペーの私ですら、知らず知らずに身についたこと。
私の世代の者なら、最低限のことだと思う。

かの、元オエライサンは、私よりもかなり年配らしい。ならばこそ、そういった一般認識に欠けることが問題だと思ふ。

根拠不明の報道によると、どこかに入院云々と。
まー、医者もサマザマ、医者ほど当てにならないものはない。
ヤブの隅っこにいるからこそ、多少は人様より情報は持っている。

日本は不思議な国だと、言われている。
ワンダーランド、謎に満ちていて、子どもにとってはファンタジーに溢れている。
いや、いた、と書いたほうが正確かもしれない。

ディズニーなんとかといったお仕着せのテーマパークなど多寡が知れている。
美しい自然と、それを支え維持してきた農耕社会は、民話の宝庫でもあり、漫画やアニメなど
夥しいソフトを想像してきた。
ハイテク、ハードだけではない、こうしたソフト産業の躍進は、江戸時代と同様にオカミとどのような距離を保っているのか、それは変わりつつある現代で、逞しく生き続けるだろう。

半世紀前の記憶に戻る。
カミュの作品は、結局初期のものしか読まないで、まさに70歳になんなんとしている。

46歳といふ若さでKGBにより暗殺されたとの噂を否定できないノーベル賞作家。
未完の遺作とされる、「最初の人間」。

さて、図書館へ探しに行こう。


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