神は細部に宿る : 25-8-24,Sun.

 日曜の夜は、不思議な時間。明日に向けての準備か、それとも?

MCIの私は、忘れないようにとメモを取るが、そのメモ用紙も行方不明が屡々(しばしば)。

国内外のニュースは地方紙だけでは不十分、でもネットニュースはどうでもいい誤シップやら何やら、オールドメディアの衰退は、人心の衰退に並走するのだろうか。

まあ、お茶かコーヒーでもゆっくり飲むのが正解かもしれない。

ネットで目にしたのは;

カナダの反撃で米国経済にダメージ:トランプ政権が不満を漏らす

カナダは1度?あれ2回だっけ、行ったが、モントリオール以外では英語が使えるから不自由なく、特にトロントは面白い所だった。モントリールはフランス語のメニューに悩まされたが、流石にアメリカみたいなガサツな味ではなく、ある意味で米国以上の自由と独立精神が感じられた。ベトナム戦争時に、多くの米国人がカナダに逃げ込んだが、アンクルトムの小屋は、ある意味で象徴的かも。

 トランプの暴君ぶりは、お隣にとっては当然大迷惑だ。日本でも近所付き合いはビミョーだ。どこにもいる私みたいな偏屈ジジー?は、それはそれは、煙たい存在になる。

 トランプとその取り巻き軍団は、カネのことに執着するのか、肝心のことを忘れている。数多の警告抗議、忠告も馬耳東風は、暴君ネロの再来か?。トランプの光と影は ローマ時代の暴君皇帝に似ているかもしれない。ローマ市民も、現代の市民も歴史が変わっても本質は不変か、米国経済はインフレなどで混乱と分断・対決を増幅するだろう。

「日本人だけがホテルの去り際にすることトップ3」 スタッフが「本当に助かる!」行動とは

 日本人は、気が付かないけれども多くの優れた点がある。

美しい日本の私―その序説』は川端康成の有名な講演で、当時田舎の高校卒業後、東京小石川で浪人生活をしていた私には「雲の上の人」的存在だった。大井健三郎や三島由紀夫の本なども乱読した頃の懐かしい記憶が蘇る。

 欧米郊外にも緑は豊富だが、日本の田園の美しさは、全く異なる「調和の美」がある。

田舎者の私は 茶道など習ったことは無いけど、書籍などの知識から 真似事をするだけで そのほんの一部でもわかるような気がする。ホテルでも、街中・電車の中でも、人様を気遣う気持ちは、誰が教えたわけでもないのに空気みたいな存在で身についているのだろう。

 ダラシないグータラ生活のボケ老人になりつつある私だが、日本に生まれたことの幸福が理解できたのは、海外をあちこち歩き回ったから。確かに、実務的、実利的な合理性は不足な面あるも、自然のやさしい調和は日本固有のものだろう。

 着物で 裾をさりげなく右手で上前をなでおろす所作だけでも、 美がそこにある。帯を締めて歩く姿、優雅な礼動作もしかり、食事でも、椀の取り方や箸さばきは 海外の人々は、新鮮な驚きを見つけるだろう。



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