砂漠の思想、「裁く」の意味; 25-8-8、Fri.
日本は自然災害あるも、水には恵まれている数少ない「恵まれた国」といえる。
地理地勢は天候自然を大きく支配し、降雨の少ない土地の方が一般的かもしれない。
海には勿論海水が支配しているが、実際使える生活用水は「貴重な資源」、このことは忘れてならない。
大陸は、砂漠を伴い、島嶼国とは異なる。生物活動に必須の水が僅少な土地では、自ずと狩猟や牧畜依存となり、自然環境は考え方も異なってくる。ピラミッドなどで、高文明を築いたエジプトにも、嘗てはナイル川の恩恵で樹木豊かな地であったらしいが、荒涼とした砂の風景となって久しい。
私は埃及(エジプト)に行ったことはないが、欧州の某会合でエジプト人と偶然同じホテルの食堂で同席した。コーカソイドが多数派で疎外感の彼に田舎の言葉「英語」で声をかけると、意外にも「地下水」の研究者だと言う。門外漢の私が、興味を持って矢継ぎ早に質問すると、「見える大河」よりも、「見えない地下水」の方が重要だと目を輝かせていた。見えないものの方が大事とは、サン=テグジュペリの作品に出てくる言葉だが、水が豊かな国では対極の「砂漠」など「水欠乏地域」のことは理解しにくいかもしれない。
紛争が絶えることのない中東。昔の名画「アラビアのロレンス」、もう忘れかけているが、当時の覇権国英国の老獪辛辣欺瞞謀略を極めた略奪の結果が、延々と継続しているのであった、新参者たるイスラエルは、四面楚歌故に軍備強化せざるを得なくなる。ある意味では、90年以上前の我が国みたいなものかもしれない。
嘗て、「日本人とユダヤ人」というベストセラーがあった。当時もミーハーの私は読んだ(つもり)だが、もう忘れているから、こっそり引用 下記へ
温室育ちの日本人のことがよーーく分かる。過酷な砂漠からも追い出されて、アクマ・ジョンブルの気紛れ欺瞞で「建国」に至るも、日本とは正反対の国家が、偽善者の停戦提案に同意することなどあり得ない。私は、悲しいことに性格が極悪だから、チャリティーという言葉にも家の感を持つ。
「砂漠」とは、童謡「月の砂漠」など思い浮かべるかもしれないが、過酷な環境で昼の暑さ(勿論エアコン、保冷剤など無いし、、)夜の寒さに耐えるべく毛布は必需。登山でそのごく一部を体験するのだろうが、農耕民族には想像できないと思われる。
「裁く」とは、「さばく(裁く、捌く)」について - 湖畔の生活 言語探求日記
によると、>> サは発語。ハクは分くの転
すなわち、掃く、水捌けのように物事を「明らかにさせる」意味があるのかもしれない
砂漠では、道に迷うことは「死に直結する」から、リーダーが必要不可欠で、戒律もきびしくなるのは 当然のこと。イスラムの教えは ユダヤ教、キリスト教も同じの「一神教」。
自然豊かな国の「多神教」とは全く異なる。
私みたいなボケ老人でも、911の同時多発テロは強烈に記憶している。
注目すべきは このテロリスト、 以下参照したいが、もう時間切れか、、
イスラム国「大復活」はアフリカから...先進国に再びテロの脅威が吹き荒れる?
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