7/21;Saturday, fine;降圧剤の副作用;浮腫について

今朝の事件は、母の熱中症騒動。それもまず一段落。

暑中お見舞い印刷して投函、17枚、一枚は切手ないので、コンビニへ、ついでに支払いも、日がかげる頃を見計らい。

昨日、記入途中のアンケート、その煩雑さは、、、??

でもひとつだけ瓢箪から駒;それは、CCBの副作用について;「末梢浮腫」
->> http://ph-minimal.hatenablog.com/entry/2015/11/18/223542
>>カルシウム拮抗薬(CCB)といえは国内で1、2を争うシェアを誇る降圧剤であり、高齢者でも使いやすく、高血圧の第一選択薬として用いられることが多いです。CCBでたまに問題となるのが末梢の浮腫です。
The Journal of Clinical Hypertension
Volume 6, Issue 7, pages 400–402, July 2004
患者のアドヒアランスの低下につながるCCBの一般的かつ特有の副作用として末梢浮腫がある。
CCBによる浮腫は男性より女性に多い(男性11.8%、女性15.6%)
CCBによる浮腫は、体液貯留とは異なり(unlike fluid retention)、利尿薬が効かない(is not diuretic responsive)。非特異的な血管拡張薬のヒドララジンなどでも起こる。
CCBによる浮腫の機序
CCB→輸入毛細血管細動脈の拡張→輸出毛細血管細動脈は拡張しないため血管静水圧が上昇→体液の間質への流出>>>
尚、ヒドララジン(アプレゾリン)は、妊婦さんにも使えるとのこと;->https://pharmacista.jp/contents/skillup/academic_info/gynecology/1962/

 >>妊娠中の降圧剤の第一選択薬は妊娠20週未満ではメチルドパ(商品名アルドメット)、ヒドララジン(商品名アプレゾリン)、ラベタロール(商品名:トランデート)となっており、妊娠20週を過ぎるとニフェジピン徐放剤(商品名:アダラートL・CR)が加わる。
アルドメット(メチルドパ)は下記の3つの作用機序があるとされている。①中枢のアドレナリン作動性受容体刺激(α2作動)脳幹部のアドレナリン作動性ニューロンは、血圧の制御に関与するといわれている。アルドメット(メチルドパ)はα-メチルノルエピネフリンに代謝されシナプス後α2受容体を刺激し、末梢交感神経活性を低下させ血圧を下げる。メチルドパはα-メチルノルエピネフリンに代謝されると、アドレナリン作動性神経内のノルエピネフリンの貯蔵部位に取り込まれる。α-メチルノルエピネフリンはノルエピネフリンより効力が弱いため、ノルエピネフリンが放出される時のような交感神経の刺激が起こらず、結果的に血圧が低下すると考えられている。メチルドパから代謝されたα-メチルノルエピネフリンは、腎臓からレニンの遊離を抑制して、血漿レニンの作用活性を低下させ、アンデオテンシンⅡの生成が抑制され血圧が低下すると考えられている。②交感神経末端における偽神経伝達作用③血漿レニン活性の低下作用用法・用量>メチルドパとして、通常成人初期1日250~750mgの経口投与からはじめ、適当な降圧効果が得られるまで数日以上の間隔をおいて1日250mgずつ増量する。通常維持量は1日250~2,000mgで1~3回に分割経口投与し、年齢、症状により適宜増減する。ヒドララジンは抗ヒスタミン作用より、血圧降下作用の強いことが見いだされ、1954年に国内で承認を受けた古くからある降圧剤。作用機序> 十分に判明されていないが、末梢細動脈の血管平滑筋に直接作用し、血管を拡張するとされている。用法・用量> ヒドララジン塩酸塩として、最初は、通常成人1日30~40mgを3~4回に分割経口投与し、血圧値をみながら漸次増量する。維持量は各個人により異なり、通常成人1回20~50mg、1日30~200mgとし年齢、症状により適宜増減する。



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