116 vs. 112 

4日付の解放日報は、米共和党の副大統領候補にアラスカ州のペイリン知事が指名された背景について分析を行った。

  同紙はまず大統領候補であるマケイン上院議員が共和党内で穏健派とみなされている一方で、ペイリン氏が妊娠中絶や銃規制に反対していることから草の根的な保守層に歓迎されていると指摘した。

  また同紙は「マケイン氏とペイリン氏の年齢を足すと116歳となり、米民主党の正副大統領候補の112歳と大差がなくなる」と説明し、ペイリン氏が44歳と若いことも指名された要因と分析した。

  更に女性の有権者に対して「ペイリン氏に投票すれば米国の女性史が変わるかも知れない」という印象を与えられることも背景の一つであるとした。

  その上で同紙は「ペイリン氏は『スーパーウーマン』としての素質を持っている」と結論付けた。

マスコミ報道(http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-33601120080904)は
4月に生まれたばかりのダウン症の赤ちゃんを抱きかかえる副大統領候補を取り上げている。

かつて、わが国では「アグネス論争」なるものがあった。机上の理論家と世間知らずが感情を顕わにし、その後どうなったのか記憶していない。さて、あちらさんは賛否両論を繰り広げ、オバマ陣営云々は影が薄くなった観あり。ソレガシは「アメリカのサッチャー」に大いに注目している。

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