土曜の夜はボケーッとTVを観る。ちょうど、落語家小朝師匠が出ていた。バイオリンのカワイさんとの競演にまずビックリ。
小朝師匠は、知る人ぞ知る(知らない人はシショーがある)クラシック音楽の達人である。
人は外見ではない。その造詣は深く、趣味の域を超えている。指揮棒を振る姿は何回は報道されている。

一流のプロは常に自分のワザを磨こうとする。師匠はかのホロビッツのピアノ演奏から学んだ。
「間」の取り方である。高齢でミスタッチが目立つ中、クロートをうならせる「間」の表現方法に気づいたという。

そーいえば、ロンドンの内田光子さんがどこかで言っていた。彼女のモーツアルトは日本より海外で有名で、当時無知だった私はドイツのおっチャンに馬鹿にされた。内田さんも、表現で一番むつかしいのは音のない瞬間、「間」だと言っていた。

小朝師匠は早速本業で試してみたという。すると、「通」のお客さんからお褒めの言葉を頂いたという話をサラーとされた。

さて、ソレガシは、、、、。情けなや「間」ぬけとは、このことか。

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