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7月, 2021の投稿を表示しています

ドパミンと受容体; R3-7-21, Wed. SKR

 昼食後の休み時間、定番のカレーだった。そういえば、手軽なので2日続けて摂っている、、 SKRのカレーはスパイスが利かないので、体温も上がらず、神経刺激も少ないだろう。 丁宗鐵先生の話によると、カレーを食べると「 脳内の血流が 2 ~ 4 %増える 」とのこと; http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~kowashi/morning%20curry.html やはり 汗が出るくらいの交感神経刺激がいいのかもしれない。 外気温の上昇が、脳内血流にどう影響するのか、それはわからない。調べる気力も無い、、 スマホの気温は31℃、体がずっと重く感じるのは、、と気になる事が増えてきた。 「ドパミン」は、神経伝達物質の1つ。快く感じる脳内報酬系で中心的役割をもつ。 不足はパーキンソン病、過剰は統合失調症といわれている。 「ドパミンの受容体」は興奮性のD1 と抑制系のD2など5種類あるらしい。 統合失調症の第2世代薬インヴェガは、後者D2受容体に作用し、D1への影響はよくわからない。ドパミン以外の神経伝達物質もあるので、それぞれ気になるが、、薬剤だけでのコントロールは、複雑なネットワークを考慮するので大変だと思う。 乱暴な発想だが、大脳基底核の血流改善だけでも各受容体に等しく作用するだろうから、筋肉運動や、カレーなどのスパイス料理にも、それぞれ意味があるだろう。 単純な発想しかできないので、 早々に一休み 、

水菓子とトマト;R3-7-19, Mon. free

 月曜は朝から快晴、気温はぐんぐん上昇し、目下室温32℃。 近所の八百屋さんでトマト購入し、丁度冷えていたので食べた。 毎朝食べる野菜で、今朝はトマト切れ。定番のコーヒーとパンに欠かせないのがトマト。プチトマトではない、種類は知らないが、包丁で切り分けて、半分は冷蔵庫保存する。 どっと汗が出るので、グレープフルーツを切り分けて4分の一食べたところ。 水菓子は本来果物のこと。トマトはナス科の野菜だから果物とはいいがたいけど、まあ同じ仲間みたいなもの。トマトやフルーツには、いろんな成分があるので、この時期は特に重宝している。 トマトの旬はいつだろうか? 原産地である南米アンデス山脈だから、暑い夏は生育に不向きで、余計な水遣りが厄介らしい。  春から初夏、そして、初秋から冬に時期が旬とのこと; https://weathernews.jp/s/topics/202005/210155/ 理屈はともかく、店頭に出て値段もお手頃な時期が旬と単純に考えたほうがいいだろう。 水分補給は、清涼飲料水ではなくホットコーヒーのほうが合理的だと思っている。理由は汗を出させるため、出た汗は拭くなりシャワーなおで洗い流せばいい。老廃物などの排泄できるので、汗を大いに出したほうがいい、 前回BLGを参; https://drkoala.blogspot.com/2021/07/r3-7-12-mon-free.html  

感染患者への併用療法あれこれ、、;R3-7-17,Sat. SKR

降圧剤テルミサルタンについての下記記事をみた; https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/t344/202107/571073.html   ARBのひとつテルミサルタンは、 アンジオテンシンIIタイプ1受容体( AT1受容体)拮抗剤であり 、胆汁排泄型、 PPARγ活性化作用を有する。 これは COVID-19入院患者への効果を比較したもの。 炎症を誘発するアンジオテンシンII濃度の上昇は、 AT1受容体を介して 炎症誘発性サイトカインの放出に導く。 テルミサルタンは、 AT1受容体に対する親和性が高く、作用が持続するので、 COVID-19による肺の炎症の治療に使える可能性は以前から指摘されていた。 さらに、血管内皮機能と密接の関連する PPARγ活性化からも調べたい。 https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/esc2008/200809/507724.html のように、テルミサルタンによる内皮前駆細胞(EPC)増加がみられることから、スタチンとの併用療法を含めての総合的効果だろうと考える。 これはあくまでも復習のこと、、

ポイントは何か?「アイスクリーム理論」;R3-7-16, Fri. 

 連日の報道トップは、新型コロナ感染ニュース。緊急事態宣言云々で見通しは不透明。 情報過多にあり、科学的データ重視の見方は確かに大事だろうが、実際にはどうだろうか。 日本の感染対策の一つとして、クラスターつぶしがあり、昨年の記事から見直した; 「アイスクリーム理論」、鈴木教授の説によると; https://news.infoseek.co.jp/article/japanindepth_51841/ >> ① 気温が上がる、②アイスクリームが売れる、③水難事故が増える、という3つの事象がある時、共通の原因の結果同士が関連を持つのは当然だ。 しかし、アイスクリームの販売を禁止しても水難事故は減らないのは当たり前である。 すなわち、上記3つは関連する。 だからといって、真ん中の②を禁止対策したらどうなるのか、冷静に考える必要がある。 現在変異株の増多もあって、感染者数は上昇中。 今迄は、㋑その病原体保有者を同定し、感染疑いの人たちを推定し、同時に感染可能となる㋺諸条件環境を「制限」としてきた。 だが実際には、㋑の確認に時間もかかるし、無症状の人もいるのだから保有者の確認は不可能。   ㋺の感染リスクの「高いとされる」飲食の場制限も、効果のほどは確認できない。 もし、㋺の制限による効果が示されるなら別だが、、、、。 ワクチン効果を「期待」して、さらに厳重な「警戒体制」をとるのだろうが、非効率極まりない。優先順位となるポイントは何か、それすらも示されない、、。 強いて対策を挙げるなら、自己防衛。 禁止は効果などない。  お酒は本来人が集まって、楽しむために飲むもの。 アイスクリームが禁止されても、他の冷たい飲料水を買うようになるだけのこと。

眠気、だるさ、;R3-7-14, Wed. SKR

 寝不足なのか、今朝5時頃から目覚め中途半端で眠気が続く。 ここ数日の歩数は4-5000と普段の半分で、朝日を浴びていない。サーカディアンリズム?それともやはり睡眠不足なのだろうか。 眠前にミルクをカップ一杯、本当なら温めた方がいいのだろうが。読書も短めにしたが、こころの隅にこびり付く不安があるのだろうか、最初の眠り深度が不十分かも。 かなり前にメラトニンをどこからか手に入れて飲んでみたが、短期間だったので効果不明。サプリ、ビタミン剤は、せっかちな私には不適切だろう。 神経伝達物質「オレキシン」がある。 下垂体から分泌され、不足でナルコレプシーになる。 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_597.html 視床下部ー下垂体は、ストレス経路で有名。このフィードバック制御維持のためにも睡眠は大切とされる。 と頭では理解している「つもり」だが、実際どう対処したらいいのだろうか。 ヒントとなるのは、この時期に問題となる「熱中症」。 https://www.kakuredassui.jp/stop/knowledge/whatis/whatis05 脱水対策も重要だが、さらに「体温調節」が次のポイントになる。 体温調節中枢も視床下部にあり、全身の臓器皮膚からの情報が集中する。この連絡路となる夥しい神経網の維持は、日常生活ですべては繋がっている。 陳腐な表現だが、薬やサプリの依存ではなく、普段の生活が要。ちなみに、足を洗うだけでも少しは効果があるかもしれない、、、 https://note.com/mourokukoala/n/n04ed20472531

汗とは;R3-7-12, Mon. free

 本日昼前に外出し、心地よい汗をかいた。爽快・壮快のように「快い」もある。 汗をかくとは 何か。 そしてなぜ心地良くなるのだろうか。 https://mikakukyokai.net/2019/08/19/sweat/ によると 汗の要因は次の3つあり; 1,温熱性発汗  上昇した体温を下げる、 エクリン腺 2,精神性発汗  緊張で腋下,手掌などで、エクリン腺と、アポクリン腺 3,味覚性発汗  辛味酸味刺激の反射、 エクリン腺 全身にあるエクリン腺を主体とした記載の上記では、 スポーツ運動後の匂いの少ない汗についてであり、水分・ミネラルバランスの記述。 一方アポクリン腺は、別の見方が必要となる。思春期に活発となり、特有な「匂い」成分があり社会生活での清潔維持が問題となる。 「匂い」成分は部位により異なり、皮脂腺や加齢などで固有の変化がみられ、 糖尿病などの代謝性疾患、便秘でも特有の臭いが汗に出るとのこと。 つまり、汗とは体表からの排泄物であり、健康状態に無関係で清潔維持が必要となる。 匂いは、新型コロナ感染に伴い注目された。  嗅覚は五感の中で唯一、嗅細胞、嗅球を介して、本能的な行動や喜怒哀楽などの感情を司る大脳辺縁系に直接つながっているので、より情動と関連づけしやすい。  https://www.med.or.jp/nichiionline/article/008191.html また、認知症では >>  認知症、MCI では約 90%が高度嗅覚障害 https://www.ncgg.go.jp/ncgg-kenkyu/documents/2019/19xx_30.pdf このように、汗と匂いは、これからの季節で特に留意すべきだろう、、         トシのせいで疲れてきた、、、

思いだけでは「実行」に繋がらない;R3-7-11, Sun. SKR

  GER( 胃食道逆流 ) について、落書きした;  http://dadkoala.livedoor.blog/archives/55909751.html コロナ禍で在宅時間が増えて、 「ながら食べ」の問題が浮上している。 https://www.kankokeizai.com/%E3%80%90%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%80%91%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%80%8D%E5%AE%9F%E6%85%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ 注目したいのは、「口腔ケア」。9割弱が歯周病ケアを望んでいるのに、実際はまるで異なる。 >> 食後毎回 「口をゆすいでいる」のは23.1%、毎回「歯磨きをしている」のは12.6%に留まる 「口腔ケア」は、生活習慣病の予防確実なキーストン。最適なのは、間食しないで、定期的な専門家による歯垢除去だが、、、できることは、眠前の歯間ブラシまたはフロスの利用。 思っているだけでは何にもならない、習慣化へ。

捻挫、足首の靭帯とは;R3-7-10, Sat. SKR

土曜、午前に相談を受けた。高齢女性の左足首外側が昨夜から痛いとのこと。外見だけではよくわからないが、踝(くるぶし)を押すと痛む。椅子に座った状態では無症状で、杖なしで歩行できるとのこと。 さて、どうしたらいいのだろうか。転倒打撲はなさそうで、80歳代女性で慢性腎不全ほかの記載あり。反対の右足には浮腫あり、一般の捻挫と考えて良いのだろうか? 捻挫のテキストには >>関節に不自然かつ強い力がかかって、靱帯(じんたい)が損傷した状態。 とあり、足首については  https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprain_of_ankle.html をみると >>  前距腓靱帯 が損傷されることが最も多い 前距腓靱帯は、腓骨下端で前方の距骨との間にあり、スポーツ外傷でも一般的な箇所とのこと わかりやすい写真と図説明は >>  https://www.momiji-ac.com/blog/2020/03/post-42.php この高齢者では受傷経緯が不明だが、急激な負荷というよりも日常生活での慢性負荷かもしれない。更に、局部へのサイトカインなど炎症反応低下も特徴になるだろう。 捻挫とすると 4原則の「RICE」の”C"、圧迫は認知症の配慮がら除外して、 クーリングと、安静、下肢の挙上で経過観察へ

胸部苦悶と心電図;R3-7-8, Thu. KRN

 本日89歳女性が、動作時に一過性胸部苦悶で心電図検査をした。慢性心不全で、陳旧性前壁梗塞との記録あり。 症状は数分で治まり、バイタルは安定している。 直後の心電図では洞調律で、ST変化は軽度、T波と異常Q波に驚くが、これはどう解釈すべきだろうか。 https://www.miyake-naika.or.jp/05_health/shindenzu/shindenzu_10.html を参考にすると、異常Q波は、梗塞後も長期残存とあり、T波については??  こわごわと 経過観察中