海馬とLTP ;R3-6-30, Wed. SKR
記憶、脳の可塑性について調べていると LTP が出てくる。
LTP とは、シナプス可塑性において、長期増強(long-term potentiation)と名付けられたもので、記憶形成に重要な役割のある海馬で確認されたことから、
>> このシナプス可塑性が記憶の基礎メカニズム との可能性を強く支持している。
学習するに従ってLTPが生じることも観察されており、記憶の長期安定化に繋がる、、
逆に 減る場合を長期抑圧(LTD)。
LTPは神経伝達物質グルタミン酸の放出量が増えることによってシナプスの伝達効率が上昇すること、あるいは、反応性が上昇するためと考えられている。
さらに、LTP は認知症の発症進行とも関連し
認知症の薬物療法が期待されにくい現状から、やはり運動療法を主体としたアプローチが中心となるだろう
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