投稿

4月, 2019の投稿を表示しています

世の中は不条理に満ちている、その2;31-4-23、水曜日、曇り

私の頭の天辺にフサフサの髪があり、コーガンのビショーネンと言われた頃、 もう50年ほども昔のこと。今では、厚顔の微小ネンキン・・・・・・。 柄にも無く、A・カミュの書、 『異邦人』と『シーシュポスの神話』 を読み、訳の分からない映画を観た記憶がある。 「不条理の哲学」とかいわれていたようだが、実社会に出て若さ(バカさ)にかまけて働いてきて、ふと気がつくのは、これ、「不条理」。 「あんたねー、そりゃ理屈ではそーかもしれないよ、でもねー」 と、何回も言われてきたが、そのうちアホらしくなって、「言っても無駄」と思ふようになる。 https://ameblo.jp/dadkoala/entry-12456460727.html 私は、元官僚なる人、恐らく輝かしい実績の好人物だろうと想像するが、 気になるのは、何故、被害者への言及すらしないのだろうか、といふこと。 起きてしまったことの判断は、お役人の判断にお任せし、普通なら、被害者へも配慮するのが当たり前だと思うけど、いかがなものだろうか。 人様に迷惑をかけるな、もし迷惑をかけたら直ぐに謝り、お世話になった人には感謝の気持ちを伝える。 カッペーの私ですら、知らず知らずに身についたこと。 私の世代の者なら、最低限のことだと思う。 かの、元オエライサンは、私よりもかなり年配らしい。ならばこそ、そういった一般認識に欠けることが問題だと思ふ。 根拠不明の報道によると、どこかに入院云々と。 まー、医者もサマザマ、医者ほど当てにならないものはない。 ヤブの隅っこにいるからこそ、多少は人様より情報は持っている。 日本は不思議な国だと、言われている。 ワンダーランド、謎に満ちていて、子どもにとってはファンタジーに溢れている。 いや、いた、と書いたほうが正確かもしれない。 ディズニーなんとかといったお仕着せのテーマパークなど多寡が知れている。 美しい自然と、それを支え維持してきた農耕社会は、民話の宝庫でもあり、漫画やアニメなど 夥しいソフトを想像してきた。 ハイテク、ハードだけではない、こうしたソフト産業の躍進は、江戸時代と同様にオカミとどのような距離を保っているのか、それは変わりつつある現代で、逞しく生き続けるだろう。 半世紀前の記憶に戻る。 カミュの作品は、結局初

Religion and Terrorism: 31-4-22、月曜、晴れ

パリ、ノートルダムでの火災騒動がまだくすぶっている4月21日の日曜日、11時過ぎ。 私は、DCの娘とLINE電話していた。まだペーペーだから夜遅くまでこき使われているらしく、 私と同じで要領の悪い娘は、帰宅がずっと現地時間で21時過ぎになるといふ。 他の人はどうしているとの質問に、だって、イースターだから皆早々に帰っちゃうと、、、、。 その1時間後、スリランカで大事件が起こった。 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190421/soc1904210004-n1.html >> the first major attack on the Indian Ocean island since the end of a civil war 10 years ago. 私は、知らなかったが、ここスリランカではお決まりの宗教民族がらみの抗争が続いていたといふ。 これだけの大事件、必ず背景がある。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol40/index.html 泥沼の中東紛争の発端は、英仏の二枚舌外交。 これと同じことが、セイロン(私の習った教科書ではこういった名称だったが、いつのまにか長ったらしいよくわからない国名に変更されている、この名称だけでも混迷を極めたことがわかる) 最大の悪役は、英国であることは、歴史を少しでも遡るとわかるだろう。 ともかく、「タミル人問題」と称されるものがある。 https://www.y-history.net/appendix/wh0201-087_0.html#wh1703-094 かくして内戦に突入する。 >> 1983年から、少数民族のタミル人が分離独立を要求、「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」がテロ活動を開始し、スリランカは内戦となった。1987年にインドの 首相が内戦に介入してインド軍を出兵させ、タミル人の弾圧にあたったが、1991年にはタミル人過激派によって暗殺された。 今回のテロは、明確にカトリックをターゲットにしている。 これは、一神教なるがゆえの対立・戦争なのであろうか・・・・ 同じキリスト教であっても、・・・・・・・   北アイルランドの例でも明らかに、宗教

ラジオで聴く永井荷風;31-4-19,金曜日

4時過ぎに、点けっぱなしのパソコン画面に向かう。 夕べ、やりかけていた「お絵かきロジック」を仕上げて、ようやく安堵。 らじるなんとかでイヤホンから聴く永井荷風 変人、といわれた永井荷風 ドビュッシーを生で聴いた、多分初めての日本人 一人で生きる事を貫いた人 東京の裏道を歩く、 毎日近所の食道でカツ丼を食べ、まあ、覚悟の自殺 文人趣味、俳句、漢詩、絵も描いている 毎日荒川放水路を歩く 寂しい風景 沢山の花 シャガのようなひっそりとしたものが好き。 ペンネームの荷風は、花の名前に由来? 若い頃に病気で入院中、世話をしてくれた看護婦さんの名前から、とか それについて調べたら; >> 「看護婦の名が「お蓮」と云ふので、其れに近いものをと考えた末に、荷風小史と云ふ字を得た。」 http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000111884 ほかにも >> 「草稿執筆の際座敷の床の間に荷風十里香と云ふ先儒の書のありしより其場の思付にて荷風の二字を用候が小生雅号の初りにて別に深い訳のある次第にて御座なく候」   うらやましい人生、お金に困らない「高等遊民」の生活 米国での生活や、フランスに1年近く生活し「あめりか物語」「ふらんす物語」を発表するが、私は教科書で知っているだけ。 私みたいな田舎のへーミンには溜息の出るような優雅な人生だ。 評論家の川本三郎氏は語り続ける; こだわり、一種のまあ矜持とでもいふのだろうか 安易な流行作家とは一線を画し、後生に残る作品を書いた。  中高年男性のあこがれの存在。芭蕉や西行と同じだろう。 まず「断腸亭日乗」日記などから読み始めるのがよさそうと  漢文の素養があるということは、我々よりずっと多くの言葉を知っているといふこと。 但し、晩年は侘しい一人暮らしで、昭和34年の4月30日、79歳で亡くなる。 通いのお手伝いさんが、孤独死の荷風を発見したとのこと、、、、 今日、4月19日の誕生日の花は 「ヤグルマギク」、花言葉は「教育」 ツタンカーメンのミイラの上にあったといふ、有名なエピソードの花。 日本へは明治の中頃に入ってきた。 私が、

キタイの一部;31-4-10、水曜、雪

朝からシンシンと降り続く雪。4月10日の水曜日 トップニュースは、最新鋭のスティルス自衛隊機事故。 7時半には、連絡を絶った海上付近で、キタイの一部と思われる浮遊物発見との報あり・・・・。 夜間飛行訓練中とのこと、これで騒ぎ出す○○が出てくるだろう。 4機編隊の隊長機として、訓練中止の交信直後に墜落、、、、、。 海底深くに沈んだ機体をどうやって発見するのだろう。 雪は、降り止む気配なし、静かそのもの。

猫の勝手でしょ; 31-4-6、土曜

4月6日の土曜日、私はSMDからSZOKに向かっていた。 施設入り口にある桜は、枝先端の葉が目立つようになり、晴れた青空がすっきり見えた。 10時約束の場所、駅南口。ロータリーには、車が溢れ、休日の暖かい日差しをも楽しむ多くの人で混雑していた。 LINEで連絡のあった目印の車はシルバーのプリウス。予想した交差点で左折し停車したのを確認し、飲食可能の場所を即断、開店早々のお店に一番乗りした。 2年前の仕事場があったビル。その1Fでは、いつもガラスのコーヒープレスで淹れた苦めの ホットしか飲んだことが無い。早めのランチセットをオーダーし、打ち合わせも互いによく知るからポンポンとビジネスは終わる。 人には相性といふものがある。 彼SNさんは、不思議と初対面からその人柄、仕事能力に 「程よい距離」で接してきた。 「 猫は自分の名前をちゃんと聞き分けている-。 」 こんなタイトルが出ていた; https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040600153&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit 論文は上智大の齋藤慈子准教授らの研究チームといふので、原文を探した; http://www.natureasia.com/en/research/highlight/12912 >> Animal behaviour: Cats recognize us calling their names Scientific Reports    April 5, 2019 と、味も素っ気も無いタイトルだが、何故か英国始め反響が拡大しているらしい。 猫は犬と違って、ご主人様にも素っ気無く、気分屋・マイペースが特徴とされる。 早い話、私と共通点が多くて、小学校の頃の飼い猫タロのことを思い出した。 いつ建てたのか誰も知らない古い家屋の天井裏では、毎晩のように同居ニンの運動会があった。主の祖父は猫を飼うことを決めたらしく、どこからか三毛猫をもらってきた。ネズミ年生まれで、猫が大嫌いだった母の代わりに、祖母か私が世話をみることになった。 やがて、その三毛は子どもを数匹産み、雄猫だったタロだけが残さ

ストイックとは?;31-4-5,金曜日、晴れ10時

4月の5日は金曜日。 今朝は、SMDで目を覚ます。 ストイックといふ言葉をBLGで使った; http://dadkoala.livedoor.blog/archives/53215861.html はて、この言葉が現在当てはまるのは?と、思い浮かんだのが官房長官。 調べてみたら、同世代のド田舎出身で、カネは勿論、コネもない、Y市で学生時代を過ごしていたから、市議会議員の某さんの名前は、嫌といふほどポスターなどで目にしていた。 https://kuznews.tv/archives/14839 をみると、集団就職、一般企業に勤務し、 そして、 当時、私立でもっとも学費が安かった法政大学に2年間かけて入学 学生時代は空手をしていたようで、政界とは全く無縁の経歴が伺える。 いずれも、周囲の猛反対を受けるが、淡々と己の道を進んだといふ足跡がわかる。

惨すくみ;31-4-4;木曜、晴れ

31-4-4の木曜日、快晴の空。バスはTKYから西に向かっている。 昨日は、叔父の家で計4人が集い、いわゆる「話し合い」が行われた。 中心人部とは、88歳の叔父であり、その調査官たる区役所のOWDさん、二人の甥。 つまり各人からみた状態について、お役所が状態を客観的に調査するといふわけだ。 幸いなことに、元行員だといふ担当者は、身内の体験も踏まえて、丁寧かつ穏やかな会話がおよそ1時間続いた。 電気紙芝居などによると、かのダイエーテイコ苦のトラぶルがl、嫌でも眼、耳に入ってくる。 かのスタイリストのカラスの足跡は、日々に明確となりつつあり、一体どのくらい毎日鏡に向かっているのだろうかと余計な詮索もしたくなる。 このお方は、聾恫トーほか内外メディア、そして最大のテキブリュッセルの事務局と終始、 探りをいれつつ交渉しているようだ。 フツーなら補佐官の顔も見え隠れするのだが、どうも不明瞭で・・・・・・。 www.reuters.com/article/uk-britain-eu-germany/eu-cannot-keep-granting-two-week-brexit-delays-timmermans-idUSKCN1RF2QR さて、どれが蛙で、蛇で、そしてナメクジは??? 88歳独居の叔父は、支援・介護申請に伴い、甥が2名、そしてク役者から あ

肥満の95%は脳のストレス;31-4-2、火曜

4月の2日、ラジオは甲子園の準決勝でガヤガヤ。 電気紙芝居のような画像はないから、音声だけが耳に入る。 戸外は能登上空に居座った寒気団の影響で、束の間の日差しも、雀の涙程度。 私は、バケツに漬け置きしておいた汚れたガラス瓶を黙々と洗ふ。 理由はともかく、誰かがしなければならぬと、自分に言い聞かせつつ、2-3個ずつ 黙々と複数の洗剤などを使い、文字通りこそげ落とす。 世の中は、不合理不条理で満ち満ちている。 マザーテレサの言葉を捜すと; >> People are often unreasonable and self-centered. Forgive them anyway.     http://iyashitour.com/archives/21434 Forgive  といふ言葉、これは許す云々と訳されているようだが、どうもピンとこない。 そこで、検索したら;http://yushi39nishino.blog27.fc2.com/blog-entry-26.html >> 私は「許されること」は、自分が「生かされること」とセットの概念だと思うのです。 つまり、不合理であろうが、人様が自己チューであろうが、それはカラスの勝手であり、 問題は自分がどのように対応するのか、といふことになる。 私個人ができることなど、多寡が知れているし、そんなことは業者に任せればいいと 至極reasonable な忠告があるかもしれない。 けれども、悲しいかな、私は生来の頑固で融通も利かない。 誰か他の人がしないのだから、私がするしかないだろうと。 多くの人は、バカにするかもしれないが、でもそれでいいと思っている。 ラジオの実況は、試合の流れ、特に監督の采配、投手の交代時期など多くの要素が絡み合った複合体としての闘いが耳から入ってくる。 高校野球ほど、短時間で諸々の社会流れを教示してくれるものはない、と私は思っている。出来れば、関東あたりの学校を応援しているのだが、今年は、公立校の活躍が目立っている。 いつの間にか、透明なガラス瓶が並ぶ様は、ささやかな達成感みたなものすら覚えてしまうから不思議だ。 先日読んだ本で、「ストレスと肥満」に関する言及があった。 曰く「 肥満の95%は脳のストレス

新入管法施行;31-4-1、月曜日

ラジオでは、この日は新元号のことでもちきりだったが、 もうひとつ、これからの日本社会における新方向に影響するであろうホーリツが施行されたといふ。 キセイ(規制?寄生?奇声?)入国管理法。 私は、耳も、頭もセーカクも悪いので、そのままインプットしたら、親切な誘導あり、「改正・・・」とのこと。 つまり、思ふに、今までの露骨な外国人労働者締め出しを見直した、との解釈で、社会の流れを考えてみた。 論理が、よくわからない。 日本社会は、労働者不足であちこち悲鳴が上がっているといひ、 一方では、憧れの国、日本へと目指す若者も多いとのこと。 単純に考えれば、諸手を挙げて近隣ほかの若者を受け入れるべきと思ふのだが。 ところが、そうは問屋が卸さない。 文化、生活環境、宗教など、異なった社会で育った人々を、わが国がどう受け入れるかについて、既にあちこちでコンフリクトが山積している。 一番の根本問題は、終戦時のドサクサでの、いわゆるダイサンゴクジン問題。 これについて、何故か、誰もが知らん顔??? 表面的なギロンの往復で、法案がやっと実施に至ったらしい。 放置国家。 わが国は、進歩的だと称する一群の国籍不明陣によって、世にも不思議な国家となった。 ケンリとギムといふ、ホーリツ以前のベースを無視したギロンがあって、数多のホーアンが排出されている。 まー、お手本とされた大英帝国の凋落ぶりを目の当たりにすれば、いかに呆?「法」といふ概念に不安が付き纏ふのは致し方ないかもしれない。 具体論に入る; 現在の日本で人手不足の業種、そこにこのカイセーなんとかが適応されるらしい。 そのひとつは、介護。 介護現場に、あまりにも無知なお役人が多いのは致し方ないけれど、 まー、お役所とは、そんなもの。 コンビニ店乱立し、ゼータクが当たり前となった現在、そこへITなんとかで煽てられ、楽なほうへ、楽しいほうへと、流れはこのようになってきた。 このような便利な生活を謳歌する今の若い人に、Kの数がいくつあっても足りない介護現場で、しかも低賃金、加えて、セーギ感だけは旺盛なマスコミが、些細な出来事まで暴き立てる。 お役人もメディアの人も、一日だけでいいから介護施設で寝泊りしてみるといい。 そこで、看護スタッフが、文字通りの「寝ずの番」を毎