利子だけ270億円

「５分でわかる日本の国家予算」といふサイトを見つけた。 昨夕の週刊誌で、日本の借金が1000兆円超で、その利子だけ270億円、、、との記事を見て、本当だろうかとデータを探してみた。 http://www.chikyumura.org/environmental/report/2013/07/12142318.html 上記によると、一般会計の歳出（国家予算の支出）は103兆円。 しかし、税収は43兆円しかないため、103兆円の支出の大部分（53兆円）を国債といふ借金で補っている。 これだけでも問題なのに、「特別会計」といったニホン固有の歳出がある。 特別会計の特徴は何かといふと、各省庁が管理している点。 「国益よりも省益」が合言葉の官僚世界、ここに諸悪の根源があると愚考する。 日本には18の特別会計があり、総額は397兆円。 一般会計の実に4倍もの規模がある。 だが、実際には重複している部分もあるので、実質は233兆円とのこと。 単純計算では、２３３－４３（税収）で１９０兆円。これが不足分。 債務残高の国際比較（対ＧＤＰ比）をみると；http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm ニホンは2011年以降200％を突破し、徐々に増加。2013年現在は224.3とダントツの１位。2位の伊太利亜でさへ、129.6。 このように毎年増え続けている借金。そしてブラックボックスの「特別会計」。 平和ボケ、借金ボケのニホンはどうなるのだろうか。