「この声を聴く」;2020-4-27、月曜日、晴れ
昨日聴き損ねたラジオ。らじるで宗教の時間「この声を聴く」 詩人、若松英輔さん >>世界が新型コロナウイルスの脅威で覆われる中、批評家・詩人の若松英輔さんは、現在や過去に人間が紡いできた「言葉」の中に、道標を探し続けている。その「言葉」を巡る旅で自らに課しているのは「怒り」と「憤り」を感じ分けること、「さわる」のではなく「ふれる」こと、「交わる」のではく「つながる」こと。シリーズ第1回は「この声を聞く」―今のコロナ禍の中で発せられた世界のさまざまな言葉とメッセージを読み解く。 世界のリーダーの言葉 3人について語る 1,ドイツのメルケル首相 3/18にTV放送された内容が、ドイツ大使館のHPで見る事が出来る 大事なことは、「頑張る」といふ言葉を口にしていない。 「命」、身体的な「生命、いのち」もう少し違う「いのち」を考えると 眼では見ることのない何かで「つながる」、あるいは「交わる」。 私達は、「弱さ」で、弱い自分をみつめることで、皆とつながることの意義を語る。 >>ここで、本日、私にとって最も重要な点についてお話します。 国がどのような対策を講じても、急速なウイルス感染拡大に対抗しうる最も有効な手段を用いないのであれば、それは徒労に終わってしまいます。最も有効な手段とは、私たち自身です。誰もが等しくウイルスに感染する可能性があるように、誰もが助け合わなければなりません。まずは、現在の状況を真剣に受け止めることから始めるのです。そしてパニックに陥らないこと、しかしまた自分一人がどう行動してもあまり関係ないだろう、などと一瞬たりとも考えないことです。関係のない人などいません。全員が当事者であり、私たち全員の努力が必要なのです。 >>感染症の拡大は、私たちがいかに脆弱な存在で、他者の配慮ある行動に依存しているかを見せつけています。しかしそれは、結束した対応をとれば、互いを守り、力を与え合うことができるということでもあります。 メルケルは医療関係者にも謝意を述べ、さらに特筆すべきは次; >> さてここで、感謝される機会が日頃あまりにも少ない方々にも、謝意を述べたいと思います。スーパーのレジ係や商品棚の補充担当として働く皆さんは、現下の状況において最も大変な仕事の一つを担っています。皆さんが、人々の...