学者からの視点;R元8月19日、月曜

私のボケ頭のような鈍よりとした朝、
先ほど雨がぱらぱら降り、そして止んでいる。

8月19日の月曜はお盆開け。
日本は、つくづく平和な国だと思ふ。

今朝のラジオから、意外な内容の報道あり、それは昭和天皇拝謁記。

うーん、これをコーキョーホーソーで流していいのかどうか、ちょっと疑問あるも、
まー出ちゃったから、、、、、。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190819/k10012040151000.html

>>昭和天皇との対話を記した初代宮内庁長官の「拝謁記」には、当時の吉田茂総理大臣について「吉田ハカンで動く人間ハ六ヶ(むつか)しいね」と述べるなど、昭和天皇から見た歴代総理大臣の人物評、、、、

>>昭和天皇は自らは事務的な人間であり、同じように事務的な人間と相性がよかったとしたうえで、近衛と東條を比較し、「近衛はよく話すけれどもあてニならず、いつの間ニか抜けていふし、人はいかもの食ひで一寸(ちょっと)変つたやうな人が好きで、之を重く用ふるが、又直(じ)きにその考へも変る。政事家(せいじか)的といふのか知らんが事務的ではない。東條ハ之ニ反して事務的であつたそして相当な点強かつた。、、、、
>>田島長官が吉田について勘で決めたことを強く押し通す人物だなどと話したのに対し、昭和天皇は「芦田は其点よろしい。理論ぜめで少しぎこちないが行き届く。研究した結果道理でおして、一寸(ちょっと)きつすぎる場合もあるが事態はちやんと研究する。吉田ハカンで動く人間ハ六ヶ(むつか)しいね吉田と芦田との長所が一人だとよい

私は、率直にいって、各人物を冷静に観察していると思った。
これは、動植物学者としてのシビアな観察眼から、当然のこと。
ニンゲンなんて、動植物分類では、単なるヒトであり、この行動は身近で観察すれば瞬時に看破される。

特に吉田茂なる個性強いジンブツ評は、注目に値する。
これぞ、科学者の眼であり、海千山千のセージカとな全く視点が異なる。

ぶれない視点。利点もあるが、勿論それ相応のリスクも伴う。
だからこそ、ニンゲン社会は複雑怪奇だ。

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